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Posted by ブクログ
2013/10/21
【好き】進撃の巨人の前日譚。 巨人の弱点も解らなかった70年くらい前、武具職人:アンヘルが巨人の弱点を捜し当て、立体機動装置の原型を開発する物語。 工場都市の建設、立体機動の動力エネルギーであるガス、ナイフの素材など立体機動のキモは人類の叡知の集まりなのだなぁ…。 調査兵団も命の危険を顧みず、無許可な遠征で解散の危機を乗り越えるなど敵は巨人だけではなく人間でもあるのはこの頃から変わらないんだな…。 それにしても、本編での立体機動は飛躍的に改良され戦術も確立されているのが解ってちょっとした感動だった。
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立体機動装置(の原型)ができるまでのお話ということで激アツ。
こういう職人の思いがあってできたんだなぁと思うと、立体機動装置ひとつとっても進撃ワールドは深いなぁと思った。
一気に読んでしまった……。
Posted by ブクログ
立体起動装置が無く、どう作られるのかどんな材料なのかが分かります。まだ、巨人の全てが謎に包まれていて、どう解明していくかが気になります。原作を読んでから読むのがおすすめだと思います。
Posted by ブクログ
進撃の巨人のノベライズ本。
タイトル通り、壁が巨人に陥落する前の物語で、本編より約70年前の時代設定です。
あとがきから察するに、本書は原作者の監修の元に執筆されたというよりも、著者の「小説化したい!」という申し出に許可が降りて出来上がった作品という印象を受けましたが、最後までおもしろく読めました。
主人公の武器職人が、試行錯誤して命まで懸けながら立体機動装置の原型を作り上げていくのが主な物語です。
進撃の巨人の大きな魅力のひとつである立体機動装置が、こんな環境の中で、こんな人物たちの思いを受けて制作されたのかなあと思うと胸が熱くなります。
Posted by ブクログ
ようやく読み終わったー。短いお話だと思ってたけど、内容はなかなか熱かったです。
時代は、原作よりも前のお話。
巨人の出現から30年てことだから、原作の70年ほど前のお話でしょうか。
年表とか見たらもう少しはっきりするんでしょうけども、それはいいか。
作中ではまだ巨人の弱点も判明しておらず、立体機動装置すら確立してないところから始まります。
物語の主役は、一人の職人・アンヘル。
彼が立体機動装置を作り上げるまで。
だもんで、当然のことながら原作のキャラは出てきません。
しかし、それでも面白かった。
立体機動装置制作の過程で他にも重要なものが出来あがったりとかしますが、それはまあ作中のお楽しみ。
へー、そうなんだ、と思うような設定があって楽しいです。
それにしても工場都市なんてものがあるんですね。
もう少しここの事を詳しく知りたかったけども、物語にはそれほど喰い込んでこないから仕方ないですよね…。
それにしても、立体機動も巨人の弱点すら分かってない状況での調査兵団のあり方というものを考えると、どんな自殺志願者集団だと思わずにいられない…。むしろ、よくこの人たち生きて帰って来られたなとしか…。
会話文などで多少、今誰が話してんのかわかりにくいわ、と思うところもありましたが、それは私の読解力がなかったということで処理して。
原作が頭にあるうちは正直、原作の前の時代の話だと分かっているはずなのに違和感を覚えておりましたが、話が進むにつれて、熱くなる話の内容と世界に慣れてきてけっこうさくさく読めました。
むしろ、次が気になって仕方なかった。
政治的な理由により窮地に陥る調査兵団と、それに伴い同じく窮屈な状況に追いやられていく主人公アンヘル。
ここがね、本当に逼迫した感じが楽しくて楽しくて。思わず感情移入出来ました。面白かった。
同僚のゼノフォンや調査兵団隊長ホルヘなど素敵な登場人物もいたりして。
なかなか気持ちよく読めました。
Posted by ブクログ
進撃の巨人(漫画版)の前日譚。
巨人と戦うために必要な立体起動装置を作った青年の話。
漫画の方でも壮絶な戦いなのに、まだ巨人に対抗しうる武器や巨人の弱点すらわからずただただ巨人の恐怖におびえていた人類。
それでも立ち向かう人々。
一気に読んだ。
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進撃の巨人を知らずに読んだ。
本体の話より前の時代の話といこともあってか、知らなくても十分に楽しめる。想像が掻き立てられるのでもしかしたら小説の方がおもしろいのかも。
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人気漫画のノベル化。
いわゆる前日譚のサイドストーリー。巨人の弱点も不明なまま壁に閉じこめられた人類。職人青年が対抗できる発明を模索する。
原作の主要キャラは出てこないので、ストーリーを知らない人でも楽しめる(という触れ込み)。原作の絵よりも絵が上手い挿絵なのが笑ってしまうが…。ただ、小ぎれいすぎて、あまり動きがない絵かも。
ただ人気漫画のタイトルを抜きにして、これがおもしろいかと言えば、うーむ。やはりラノベでしかないなあ、と。退屈なのでネタバレを読んでしまった。原作キャラにもっと搦めた話であったほうが、話題になったのでは。
この漫画はあの巨人のスケールと破壊,捕食の恐怖が味わいなのだが、ノベルでは挿絵もおとなしすぎてやや薄まっている感じ。
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面白かった。人気漫画「進撃の巨人」のスピンオフ作品。漫画の主人公達は登場せず、調査兵団の使う「立体機動装置」の開発話である。あの立体機動装置がこうやって作られたのかとか、昔は巨人が不死だと考えられていたのかとか、原作の世界観の知識を補填するという楽しみがある。文章も絵もこなれており、スピンオフとしては上々。2巻は主役が変わる模様。このクオリティなら楽しみにして読みたい。
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進撃の巨人スピンオフ作品。コミックより数十年前の設定。職人が立体起動装置開発と巨人の弱点を発見するまでの熱血ストーリー。原作には載っていない細かい設定や過去などを知ることができてそれなりに面白い。が、独特の世界観があるため原作を読んでいなければこの一冊のみで楽しむことは難しいかもしれない。原作同様主要人物でも容赦なく死亡する。原作キャラクターは登場しないのでキャラクターに思い入れのある人には不向き。
Posted by ブクログ
ちょっと都合が良すぎるような気もしましたが(最初から素材がそろっていたのがなんとも・・・)進撃の巨人の前日譚として素直に楽しんで読めました。次の巻では主人公が変わるようですし、3冊目まで飽きないで読めそうな気がします。