感情タグBEST3
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素晴らしかった。
大奥、きのう何食べた? などの作品も大変好きだが、そろそろよしなが氏のこういう作品を読みたいと思っていたので、本当に嬉しい。
年末に堪能させていただいた。
こういう作品、がうまく伝わるといいんだけど。
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どの物語もじんわり心に残る…
どれも甲乙つけがたいけれど、娘を持つ母親の私としては1話目がとても心に残った。
さすがよしながふみ!
私のこの物語を読ませてくれてありがとうございます。
この本は絶対買う。手元に置いて大切に読もうと思う。
泣きました
読み終えた時、自然に涙が出て来ました。
まさか、そんな結末が待っていようとは思わず、ただ娘の名前と同じだから読んでみようかなと思っただけなのに。
繰り返し同じ名前の主人公が出てくるな~くらいにしか思っていなかったのに、同じ年代になんの障害もなく、出会えたのは運命だったんだなんて、泣くしかない。
いつも、いつも人間って良いなあと思わせてくれるよしなが先生に、感謝です。
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実ははじめてのよしながふみ。少し世界とうまくいっていない人への優しい視点と、人とつながることのつらさ、哀しさ、美しさ、などの陳腐な言葉で語りつくせぬ想い。絵も含めて感動。思わず泣いた。
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きのう何食べた?の漫画の最後に
PRで載っていた漫画。
面白そうだったので読んでみた。
様々な時代の環と周。
それぞれの物語に感動。。
そして、つながるラスト。
一巻完結なのも読みやすくて嬉しい!
Posted by ブクログ
すごく面白かった。
あらゆる時代軸にてさまざまな関係性で織りなされる環と周の強い結びつきに心揺さぶられました。
明治時代編の友情の話、70年代の子育ての話、戦後編の恩人の話を読み、家族や恋愛でなくとも特別な絆はあると思い直しました。
この漫画で一番好きなのが、江戸時代編の環と周が愛と言う名の執着や呪いのような縁を結ぶことになった悲恋、死別という結末です。ここから環と周の繋がりは永遠になったのでしょう。
現代編の、決してドラマチックでないけれど温かな家庭がよしながふみ先生らしいリアルな描写でよかったです。
短編なのにここまで全ての話、登場人物が心に残るのは流石よしながふみ先生としか言いようがない。
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どのストーリーもどうしようもなく切なくなって、ほぼ毎回最後は涙を浮かべてしまっていました。
でも、エピローグで本当に救われる思いになりました。
2つの名前が織りなす繫がりに、切なさの中にもなんとも形容しがたい人がもつ力みたいなものを感じました。
何度でも読み返したい
同じ名前の二人が、性別を変え関係を変え輪廻を繰り返しているのだと解釈しました。何度生まれ変わっても大切な存在として出会い別れていく切なさ。私たちはみんなそうやって人生をやり直しているのかもしれませんね。
さすがです
環と周
時空を超えて出逢い別れる2つの魂の話
お互いに気付くでもなく
男女に限るというわけでもなく
けれど、出会う運命の二人
それが「縁」というのかもしれません。
Posted by ブクログ
よしながふみさんの本は久しぶりに買った
よしながさんらしいフックが仕掛けられ、
案の定、読みながら揺さぶられる
運命のひと、という、もはや
安売りに出された言葉ではくくれない関係
どの時代においてもめぐりあうふたり
恋愛だけでは語れないもの
いま、わたしのまわりにいる愛おしいひとたちは
そのむかし再会を約束して(しなくとも)
今世にきたひとたちなのか?だといい
そして命を終えた少し先の未来でまた
巡り会えることもあるのかもしれない
最期の日=新しい旅のはじまり
そう捉えたくなるような物語が綴られていた
誰?私にとって
きのう何食べた?から手が伸びて購入。
なんでこんな物語が描けるんやろう。
愛の視野を広げてくれるようだった。
1巻だけなのに深く沁み入る。
大事な人に読んでもらいたくなる一冊。
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読み始めは、『環』と『周』という名前の人たちが様々な時代に、夫婦や友人、先輩後輩などなど、立場を変えて出てくる短編集かと思った。
が、最終章の最後の最後の一言で全てが覆される。
今まで読んでいた『環』と『周』の物語の意味を知らされる。
また、エピローグが良いし、1話の最後の台詞も感慨深い。
繰り返し読みたい。
Posted by ブクログ
星5つでは足りないぐらいの読み応えとさまざまな感情、感動が味わえる。喜び、哀しさ、好意。
第一話の最後から2ページ目と最終ページへの繋がり、流れ、余韻。
第二話は生きている間ももちろん人生と呼ぶけれど、亡くなった後でも人生は続いているのだなと
思わせてくれる。
第三話はあるアパートの住人たちのかけがえのない日々。日々は続くがその毎日の愛しさ、哀しさ。
そして人が人を想う時の温かさ。
第四話は元上官の人となりが巻き起こす、人々とのあたたかく、可笑しな人間ドラマ。コーヒー一杯がどれだけ人の心をなぐさめるか、というところも共感する。
第五話は第一話から第四話とは違う痛切な哀しさを読後感に感じた。
雑誌掲載時はこれで終わったのだろうか?
読者はどう味わったのだろうか。
エピローグがあり、ホッとした。
そしてまた確認のため第一話から第五話まで読み返した。
やっぱりよしながふみさんはすごい。
「この人と同じ時代に生まれて良かった」と目にするが、本当にこの人と同じ時代に生きている喜び、幸せを感じる。
『愛すべき娘たち』と同じく、大切な一冊になる。
来年からの新連載も楽しみ。
どんな話を、絵を紡いでくれるのだろうか。
面白い‼‼‼
久しぶりの新作!よしながふみ先生の作品はホントにハズレがないです。人の心の機微がていねいに伝わってきます。
わたしは輪廻転生のお話はあまり好きじゃないけど、これはよかったです。
過去の記憶をもっていても、肉体が違うとそれは違う人間だと思うので。でもこれは、それぞれがその時代に懸命に生きているお話で、名前が同じだったということだと思いました。
Posted by ブクログ
劇的でロマンティック
やたらドラマチック
運命の人
どんなときでも
環さんが周さんを見つけて
やるせなさが漂うけど
現代編で
添い遂げることで
おわるのかな
戦後編で
でてきた根津さんが
人情味あってよかった
引きこまれてしまった
お試しで最初のストーリーを読み、それがずっと続くのかと思ったら、登場人物の名前だけが同じで設定を変えてのお話が数話綴られていました。とても引き込まれてしまいました。生涯のうちの、ほんのつかの間の出会い。胸が来るものがありました。
Posted by ブクログ
よしなが先生の作品にハズレなし!
と今回も言い切れる!
長編も短編も、どんな時代背景のものでも、
特殊な設定じゃなくても
心に刺さるんだもの。
作品読むたびに、こんな素晴らしい作品を生み出す方が漫画家でよかった、と思う。
絵柄も好みで、お話も素敵って、実はそう多くはないし、どの話も面白いって更に少ないもの。
本当に稀有な作家さんだと思う。
新連載って…楽しみすぎますぅ。
Posted by ブクログ
いろんな時代の環と周という名の2人が友情だったり愛情だったり、さまざまな関係で出会いと別れを繰り返すオムニバス。どの話もグッと感じ入るものがあってとてもよかったです。
Posted by ブクログ
『大奥』や『きのう何食べた?』のよしながふみさんの一巻読み切り。短編集かと思わせて、時代を超えて何度も巡り会う2人、年齢も性別も時代背景も異なる環と周の物語。
第一話 現代編…中学生の娘のいる夫婦
第二話 明治時代編…女性同士の友情
第三話 70年代編…同じアパートに住む女性と男の子
第四話 戦後編…復員兵の元上官と部下
最終話 江戸時代編…仇討ちのため再会した幼馴染
エピローグ
どのお話もすごく良くて、一つ一つが完成されたお話なんだけれど、最終話を読むと、あぁ、そうだったんだと、ここから始まったのねと、また第一話から読み直すことに…。現代編があまりにも平凡な夫婦だからこそ、エピローグの最後のセリフが沁みます。やっぱりよしながふみさんすごいなぁ。
様々な環と周の物語
よしながふみさんらしい、多様性や優しさに満ちた美しい作品。色々な時代の様々な関係性の環と周。悲劇で終わることが多いけれど、最後にハッキリと明示せずとも希望をもたせる手法がお見事でした。映画のような映像美の抒情性、余韻の美しさがよしながふみさんは本当に上手い!素敵な作品でした。
Posted by ブクログ
「環と周」タイトル通り時代を超えて何度も巡り会う二人の物語。と、こう書くと思い浮かべるものとはちょっと違うところが、さすがよしながふみさん。環と周は、年齢や性別、立場を変えながら、出会い、互いを思い合う。悲しい結末になることが多いが、二人の間に通う真情に胸を打たれる。
五話(+エピローグ)にわかれたお話は、江戸時代から現代にまで及ぶ。それぞれその時代を映しつつ、女性の生きる姿、特にままならない人生を懸命に生きる姿が、共感を持って描かれていて、そこにぐっとくる。現代に生きる自分たちにも、もちろん困難は多々あるけれど、それでも前進したものはあるのだと励まされる気がした。
一番好きなのは第2話。女学生の環と周がけなげでいじらしく、泣けてくる。
Posted by ブクログ
江戸時代、明治時代、昭和、平成と時代を超えて描かれる「環と周」の物語。
夫婦だったり、女友達だったり、ご近所さんだったり、上官と兵隊だったり、時代と形は違えど、互いに大切な存在である二人の関係。
どの話も哀しくて切なくて優しさに溢れている。「環と周」の因縁が明らかになる最後の江戸時代編では、全ての物語が一つに繋がっていく。
愛する人が亡くなっても残る思い、未来永劫繋がっていく縁の物語は心に温かなものを残してくれました。
41ページの試し読み(第一話)。流石よしなが先生。キャラのセリフが長いけど人間臭さに溢れて、人はいろいろだなと再確認されるばかり。みんなが最後に幸せでありますように。
Posted by ブクログ
よしなが先生の新作!
どの環と周も良かった!男と女も、友達も、上司と部下も、ご近所さんも、ぜんぶ愛だった。
集英社オンラインに掲載されてる最新インタビューもすごく良かったので、併せて読むのがおすすめ!