【感想・ネタバレ】イーロン・マスク 下のレビュー

イーロン・マスクと言えば、テスラ・スペースX・Twitterなどの世界的な買収や経営、起業に携わっています。
そんな彼がどんな人生を歩んで来たのか、生まれや育ちなどが気になり、読んでみました。今も大変ハンサムですが、子供の頃は本当に可愛い子供で、青年期はすごいイケメンです。幼少の頃の話や、親や祖父母のこと、子供の頃のいじめや挫折や苦悩など詳細に書かれており、この人は天才ではありますが、かなりの努力の人だということがわかります。
いちばん意外だったのは、イーロン・マスク自身が自分の性格をなんとかしたいと思っているところです。
また、スケールの違う苦悩を味わっているところに脱帽です。
とても人間らしさを感じられ、意外な一面を知ることが出来て、彼自身を応援したくなる1冊です。

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Posted by ブクログ

最高だった!
イーロン・マスクとはどんな人物なのだろう、緻密な取材から作られたこの本で、それを知ることができる。
さらに、イーロン・マスクを通して様々なモノ・サービス・技術に触れられる。
ロケットや電気自動車の開発、ウクライナ戦争と衛星通信、Twitterの内幕、AIに関する話などなど。
最後にインタビュー取材先一覧が掲載されており、数えてみると計129人だった。
著者ウォルター・アイザックソンに拍手。
読後感は、自分も何かしたいな、と熱くなる気持ちにさせてくれる。

以下、心に残った部分を挙げる。

▼おもちゃからヒントを得る
不具合なく、安く、すばやく作られるおもちゃは参考になる。
従来は100個以上の部品を組み合わせていたが、シャーシ全体を80秒で作れるようになった。


▼シュラバ発動
ゆるんでいると感じると定期的にシュラバモードが発動。
良い点、悪い点がある。
良い点、現場に緊張感が生まれ、あり得ない期限を達成できることがある。
悪い点、ついていけない人間がどんどん辞める。しかも、そもそもできなかった結論になることもしばしばある。
やれなかったことで辞めた人が正しかったわけです。

▼技術の進歩について
「技術というのは、放っておいても自動的に進歩するものではない」
たしかに。実際、全体の科学技術の発展の割に、宇宙分野・電気自動車は止まっていたわけで。
こういった意識は大切ですね。

▼ポリトピアというゲームがしばしば出てくる
マスクの教訓は以下。
・共感は資源ではない
・ゲームのように人生を送れ
・敗北を恐れるな
・先を見越して動け
・ターンごとに最適な手を打て
・倍賭けする
・選んで戦え
・休むのも大事
一応、自分もポリトピアをインストールはしてみました。

▼ウクライナへの支援
スターリンクで協力。
しかし、軍事支援したいわけではないという、板挟みにあう。
国が中間に入って取引するというのは、たしかにと思わされた。

▼ゲイツと会う
ゲイツはマスクにスケジュール担当者がいないことにびっくり。
ゲイツは慈善活動に興味があるが、マスクは無関心。
あと、マスクはテスラの空売りが許せなかったらしい。

▼ツイッター
テック企業だから、テスラやスペースXに比べれば簡単に立て直してしまうのかと思いきや、すごく苦戦する。
たしかに、表現の自由と好ましくない発言の規制は相反しており。
さらに、広告収入も絡み合って、非常に難しい。
私もツイッターapiを使っていて、なくなると宣言された割にしばらく何事もなく、何がどうなってるんだと思っていたが。
この本で、内部はとんでもないシュラバが進行していたことがわかる。

▼ツイッターファイルでメディアについて考えさせられた
ツイッターも偏ったことをしていたことが明らかになる。
これだけ多くの人間が使うメディアが印象操作できてしまうのは、非常に怖いことですね。
あまり、SNS使わないので意識はしてませんでしたが、操作されることがあるという前提知識を持つ必要を感じた。

▼細かい取材が素晴らしい
マスクの父が送った陰謀論めいたメールを紹介、しかし、マスクはメアド変えていて受け取っていなかった、とか。
締め上げられた人間のその後も確認でき、
イーロン、締め上げられた人間、その上司、3者の視点からの話もある。
ちなみに、数年はミッション達成のために良い時間を過ごす。
ただ、結婚や子どもができることで、ワークライフバランスを重視するようになると、たいていの人間はついていけず、退職しているようだ。


▼本書に対する態度がスティーブ・ジョブズと同じ
刊行前に、本書を読ませてくれという話はなく、マスクの手はいっさい入ってないそうだ。
不思議と、このスタンスはスティーブ・ジョブズと同じ。
他人との比較に興味ないから、ありのままを書いてくれて結構、ということなのだろうか。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

最近読んだ中で一番 最高の本。
読んでいて未来へと一緒に飛んでいっている感じ。全部これが現実に起こっているだ、と言うことをニュースやXでも確認でき詳しい現場の臨場感が伝わってきた。
偉業を成す人は考え抜く力が半端じゃないな。
イーロンは目標に向かって極限近く無理強いし、自分自身も進化を続けてる。

そうやって考えると、人間はまだまだ脳を活性化させてないと考える。一人一人が脳を鍛えていけばもっと違う自分が出てくるのではないだろうか。

未来を描く。強く願う。失敗を恐れない。守りに入らない。常に挑戦する。それを教えてくれている。

火星移住は夢ではない。現実に向けて現在進行中。
イーロン・マスクから目が離せない。

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2024年05月08日

Posted by ブクログ

世界の中心はこの男!!
2年前くらいから興味を持ち始め、この渾身のルポではっきり分かった。破天荒ながら唯一無二の、現代版キングダムだ。ここから一体何を学べばいいか。

上巻でも思ったけど、常識を打ち壊し続ける、それを貫き通す意志。「きりもみして落下するロケットのエンジン交換をする」と表現されており想像力をかき立てる。イーロンの胆力ハンパない。先を見通すだけでなく、そこに命以上の全てをぶち込む力。

狂ったように仕事をしろ。
ワークライフバランスが叫ばれる中、完全な逆走だけどそれはそれで真実の一つかもしれない。
それくらいやれば、なんらかの答えは出せる。
死にそうなジジイになっても誰か話を聞いてくれるよ。

ワークライフバランスって、そういえば誰の幸せ?


トランプ大統領を、たわごと選手権の世界チャンピオンと評する所も笑えた。その男が再選される日がくるのかな…?

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

こういう人を所謂天才というのだろう。ただし世界を変えるには何が必要でそれを成し遂げるにはどうすればいいか、とことんまで突き詰めて考えてもいるのも分かる。リスクという概念が一般人とは大きく異なるのだろうと思う。

以下、備忘しておきたいフレーズ
・私は、本気のフィードバックを返します。たいがいは的確なフィードバックです。またそのとき、人格攻撃にならないように気をつけています。人ではなく、行動を批判するようにしているのです。
・自分たちが無理やり引き寄せなければ、未来はいつまでたっても訪れない。
・成功が続くと、リスクを取る気概が失われるんだ。

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2024年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天才は奇人であることが良く判るルポ(伝記?)
読み物として面白い。スティーブジョブズの生き様に通じるものがある。
・しゅらば が 大好き 過酷な仕事人、昼も夜も仕事、休みなし 
  暇なときはビデオゲーム
・人類の未来を考えたビジネスモデルをつくり、その実現にまい進する。
 ・生存圏が地球に限定されると人類の未来が危うい
  そのために宇宙(火星)に行く
 ・エネルギーは自然エネルギーが必要。そのための電気自動車
 ・人類の能力の拡張。その例が自動運転、ロボット、ニューラリンク
  AIが人類の敵になる可能性があるので対策のためのX.AI
 ・言論の自由のためのツイッター 莫大なデジタルデータの宝庫でもある
・社員のあるべき姿
  ・優秀
  ・信頼がおける
  ・やる気(超本気)がある
    8000人のツイッター社員が2000人に!
    食事の無償提供、ヨガスタジオ、有給休暇、心の安全 くそくらえ
・人間性の問題で社長をくびになる
  ・ZIP2 ペイパル 
・安くシンプルに作って試す。壊れたらそこだけ直す ・・・基本安いが危険
 普通の会社は安全に作って あとから冗長部品を取る・・・ 基本高いが安全
・最大の危機は2008年 スペースXは初回から3連続打ち上げ失敗 テスラは資金ショートでロードスターの客からの予約金に手をつける
・2018年のテスラ 週2000台生産 から週5000台にフリーモント工場改造
 空売りへの対抗から 工場をうろつき現場判断1日100回。生産スピードを上げるために、安全性や品質を犠牲?自動化をすすめすぎた自分の判断を反省してロボットを撤去。週3500台へ。まだ1ライン足りないので、ラインを駐車場にテントを張って増設!「常識で不可能なら非常識が必要になるのです」
・アルゴリズム
 ・要件はすべて疑え。部門名でなく担当者の名前のある要件のみ採用
 ・部品や工程は減らせ。あとで元に戻しても良い。10%以上元にものさないのなら、減らしたりない
 ・その後、シンプルに最適に。部品や工程を減らした後にやること
 ・サイクルタイムを短く。工程最適化後にやること。
 ・最後に自動化。最初から自動化ありきは失敗した。
 ・技術系管理職は実戦経験必要。ソフトウェア管理職は仕事時間の20%はコーディングをする、ソーラールーフの管理職は自分も屋根に上って設置作業。馬に乗れない騎兵隊長はいらない
 ・仲間意識は危ない。相手の仕事に疑問を投げかけにくくなる
 ・採用では心構えを重視。スキルはあとで教えられる。
 ・規則は物理法則に基づくものんみ。それ以外は勧告

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

上巻に続き、こちらがハラハラするような事件がどんどん起こります。

Twitterの騒動について、Twitterのユーザーは意味がわからないままXになっていきました。その裏側がやっと理解できました。
イーロンもなんでTwitterを買うのか、わからなくなっていたとは…ほんとに面白いです。

Twitter(X)とテスラのデータを元に、AIを実際に動く車やロボットに転用していくという未来への展望そして、AIが人間の脅威になり得るので、火星に一刻も早く拠点をつくらなくてはという恐怖…

それぞれこの本を読まなくては、考え付きもしませんでした。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

下巻後半からの、ツイッター買収後の荒波が激し過ぎて。自分はXの利用者だが、あの頃こんな事が有ったのか。
話題になっている最先端事業の全てを総指揮しているとは超人。マスク氏がいなかったらロケット、電気自動車の自動運転、AIはここまで発展してなかっただろう。人類のために全てを捧げているマスク氏を応援したい気持ちになった。
仕事のやり方は凄まじいが、学ぶ部分もあった。

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2023年11月25日

Posted by ブクログ

ちなみに、マスクが好む副官は大きく2種類に分かれる。片方はマークジュンコーサのようなレッドブルタイプだ。カフェインをしこたま決めたかのように多弁で、様々なアイディアを次から次えとこなしていく。もう一つは、スタートレックに登場する。スポックのようなタイプだ。薬用の少ない控えめの話し方で、バルカン人のような知力が感じられる。



PCはずいぶんと進化発展してきたのだが、今もなお、人とマシンのやりとりは悲しいほどに遅い。2016年、外出先でiPhoneを使い、親指でタイピングしていたマスクも、時間がかかりすぎると文句たらたらだった。タイピングで我々の方からマシーンへ流せる情報は.せいぜい1秒に100ビットというところだ。
究極のHumanマシンインターフェースは、我々のノートコンピュータを直接つないでしまうことだと増子さんが得た。頭に湿布を埋め込んで脳の信号コンピューターに送ったり、逆に信号、受け取ったりできれば、スピード、今の1,000,000倍にできる。
そうすれば、本当の意味で、人間とコンピューターの共生ができるようになります。



家から出たくないと思う人がいるのは構わない。だが、家を出てはならない、出たら逮捕すると言うのはファシズムだ。民主的じゃない。自由じゃない。市民に自由を返せ。


CEOに求められる特質を尋ねられ、マスクがすごくいい人と言うなどありえない。経営者は、人に好まれることを目指すべからずとマスク語録にある位なのだから。

マスクのデータストリーム
1つはTwitterのフィード円累計すると一定ツイートを超えているし、今も1日5億ツイート増えている。
もう一つデータの泉がある。テスラの車載カメラから送られてくる。1日1600億フレームの動画だ。


スコアが出なければビデオゲームを閉まらない。逆に、介入なしに走る距離が毎日伸びていのをみれば、やる気が出るはずだ。

もしくは、テスラ、スペースエックスとそのスターリンク部門、Twitter、The、ボーリングカンパニー、ニューラリンク、x.AIと合計6社経営することになる。スティーブ・ジョブズでも、当時は、アップルとピクサーの2社だったわけで、その3倍だ


その先には、もっと大きい問い、それこそ、存在にまつわる投影にも、AIが答えてくれる世界があるのではないかとマスクは期待している。
最大真実探求AIです。宇宙の本質を理解しようとするもので、そーゆーAIなら、宇宙の面白い部分である人類を残そうと考えるはずですから。


文明はこうして衰えていくんだな。リスクを取らなくなる。そして、リスクを取らなくなると、動脈硬化が起きるんだ。審判がどんどん増え、プレイヤーはどんどん減っていく。こうして、高速鉄道とか突き抜けるロケットとかを作れなくなったんだ。成功が続くと、リスクを取る機会が失われるんだ。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

Elon Muskの天才を理解するに最適の書籍
この本を読んで置かないと彼の為すことが理解不能のままに終わってしまうだろう。

下巻は、ツイッター社の買収からその後までをかなりのページ数を咲いて書いている。(分からなかったElonの行いが少々は理解できることになる)

現在の地球上における最高の天才を理解する必要がある。この本はそのために必須の要件だろう。

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2023年10月17日

Posted by ブクログ

元気が出るわぁ(笑) こんな自分の思うままに、人生(仕事も家庭)を進められたら楽しいかも、、
いや、その前に自分の理念と未来を描いているからこそですが、、、 ハリケーンみたい存在であるがこそ、こんな偉業が成し遂げれるんだ、とつくづく読み取れました。私も変人と言われてもイイから、突き進んで行きたい。小粒ながら、現場、現状、現実を見てまわり、確実な未来を築き上げたい。
しかし、普通の人はリスクを避けて対応するんだけど、そこはしっくり来ないわぁ^_^
あと、ひとの痛みは分かり合い、分かち合いたい^_^
こんな事を言ってたら、イーロンになれないわ!

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2023年10月15日

Posted by ブクログ

育った環境や生まれ持った特性も多分にありそうだが、狂気的な意思とエネルギーと知性で絵空事を実現していく様子が印象的だった。絶対映画化されるわこんな人。

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2024年05月04日

Posted by ブクログ

イーロン・マスクが何を意識し、どう進めているか一端を知れて面白かった。
アイディアを何がなんでも形にするのがワクワクした。
少しでも生かせるとこは真似してみたい。
ものを進めるのに共感はいらない、というのはそうかも。ずっとそのモードでいるとキツイけど仕事や1人でいるときはそうしようかな。

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

感情の起伏が二段階しかない。機嫌のいい時はアイネクライネナハトムジークのト長調を口笛で吹いたかと思ったら、悪魔モードに突入したら旧ツイッターの買収でとんでもない数の人員整理を容赦なくやってしまう。時に陰謀論に支配され、失敗しても次々と思いついたことを形にしていく。暇が嫌、一人が嫌。観客側としては宇宙事業の次は何に興味を示すのか楽しみではあるけど、、、あぁ本当に大変な人だなと思う。

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

ツイッターを買収したところあたりから、イーロンはやらなくてもいい事に力を注ぎ過ぎたと感じた。凄い技術進歩を無理矢理にでも進める方が世界のためになる

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

同じ一生でもこの人は退屈しないだろうな、
と同時に枕を高くして眠ることもできないだろうなあと感じる。
振り幅が大きすぎて凡人にはわからないことばかり。
取材、お疲れ様でしたと著者さんには言うしかない

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

衝動的で、リスクを好み、暴走する独裁者。

それが人類のイノベーションに貢献することもあれば、安定したシステムを破壊する方向に転がることもある。

Twitter買収後にもたらされた混乱には、元々いた社員達に同情。

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

・感想
上に続いてこちらも読破。
仕事に対する圧倒的な集中と熱量がかなり参考になる。
ただし人との折衝やうまく付き合うことも出来たらもう少し人生は豊かにそして成功率も上がるのでは?とも思ってしまいました。
・Todo
仕事にコミットする。
イーロンマスクの動向を確認する
生成AIについてはデイリーで追いかける

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

理想の上司ではない。自分がマスクのようになりたいと思わないし、家族にこういう人がいたら、果たして誇らしいか困惑するか?
しかし、リスクを取らなかったり常識に縛られたりしていたら、社会に変化は起こせないのは間違い無いだろう。
マスク氏がこれからどうするのか、世界が注目している。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

実際に取材をした2021年以降の中身はさすがに濃い。Twitterの買収、宇宙計画、ロボ、AI。2年間でここまでできるものなんですね、人間って。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

Xの名前の由来は上巻で触れているが、Twitter買収に至るストーリーは下巻に収容されている。買収から買収後の統合作業、大リストラまで、その執念の凄さたるや。
スペースX、テスラのストーリーは読みながら応援したい気持ちにもなる。ただ、公共空間になっているXをイーロン・マスクのような人物が自在に操れることの危うさ含めて理解した方がよいのだろう。進行中の話でもあり、読み応えはある。
なお、彼のプライベートはさらに常軌を逸して、驚かなくなった。苦笑
マスクの会社をブラック企業というのはたやすいが、結果を出しているのは事実。その会社に務める社員にとって、ウェルビーイングなどという言葉は空疎に映るのかもしれない。最後の描き方はよかった。さすがアイザックソンと感嘆して終わり。

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2023年10月28日

購入済み

面白かった

ツイッター買収の裏側が知りたくなり、下巻だけ購入。
面白かったです。
イーロン・マスクは破滅願望持ちだと思っていたけど
本人も自分の行動のことを「ふとももにナイフを突き立ててる」と言ってるので
自覚あるし、わかっていて、その道を選ぶのは…愚か者か天才かって感じですね…
歴史に名を刻む人ってこういう人なんだろうかと思いました

#ドキドキハラハラ #タメになる

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2023年10月26日

Posted by ブクログ

イーロンマスクやその関係者に取材して構成されている本。下巻はSpaceXと特にTwitter(現X)買収に関する内容。OpenAIがMicrosoftに買収された際の話なども書いてあり、イーロン自身がテスラをどういう会社にしていきたいかの内容についても触れてある。真偽はわからないが、非常に面白い内容

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

『イーロン・マスク 上&下』 - ビジョナリーな起業家の波乱に満ちた人生

『イーロン・マスク 上&下』は、ウォルター・アイザックソンによって書かれた、世界で最も影響力のある起業家の一人、イーロン・マスクの公式伝記です。この本は、ペイパル、テスラ、スペースX、そして最近ではXといった企業を通じてテクノロジーの極限に挑むマスクの姿を赤裸々に描いています。

伝記はマスクの幼少期から始まり、南アフリカでの困難な子供時代、家族との複雑な関係、そして彼が科学と技術に情熱を注ぐようになった経緯を掘り下げています。特に彼の父親との関係は、彼の人格形成において重要な役割を果たしており、読者に深い印象を与える部分です。

マスクのビジネスへの取り組み方は、非常にリスクを恐れず、時には破壊的でさえあります。彼の生き方は、革新的なアイデアと技術で世界を変えることに対する彼の強い決意を反映しています。この伝記は、そのような壮大な目標に向かって突き進む彼の精神的な闘いと、個人的な犠牲を浮かび上がらせます。

アイザックソンの筆致は、マスクの複雑な性格とその生涯の波乱に満ちた道のりを詳細に、そして感情豊かに描き出しています。読者は、マスクが直面した無数の挑戦と彼がそれをどのように乗り越えてきたかを理解することができます。また、彼の成功がどれほどの努力と時には過酷な犠牲を伴うものだったかが、鮮明に語られています。

『イーロン・マスク 上&下』は、起業家精神に興味がある人、イノベーションとリーダーシップについて学びたい人、または単に世界を変える野心を持つ人々にとって必読の書です。この本は、夢を追求する過程での困難と、それを克服した時の充実感について深く洞察を与えてくれるでしょう。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

本書を読みながら、今は亡きマイケル・ジャクソン氏を思い出した。彼の死後、世間は掌を返して彼の功績を称賛した。そしてキング・オブ・ポップとして人々の記憶に残り、良い面が誇張され語り継がれてゆく。イーロン・マスク氏も同じように、生きている間にどれだけの成功を収めても、死ぬまでバッシングは止まらないだろう。彼が作中で述べているように、普通の人ではないから偉業を成し遂げられるのである。すべての成功者が聖人君主ではないのだ。

以下、本書より抜粋。
「兄のキンバルが『ポリトピア』というゲームから学んだ処世術。
- 共感は資源ではない。
- ゲームのように人生を送れ。
- 敗北を恐れるな。先を見越して動け。
- ターンごとに最適な手を打て。
- 倍賭けする。
- 選んで戦え。
- 休むのも大事。」

「みずから戦略を組み立てなければ成功はおぼつかない。」

「ビル・ゲイツはワシントンD.C.の晩餐会でマスクの批判が上がった際、『イーロンの言動についてあれこれ思うのは勝手ですが、科学とイノベーションの限界を彼ほど広げている人物は、この時代、他にいませんよ』と指摘している。」

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2024年04月12日

Posted by ブクログ

最近のTwitter買収もそうだが、常に修羅場を欲して突き進んでいる
仕事人間ではあるが家族も大切にしており、子供好き。

イーロンマスクの下で働くということは、やり甲斐最大になるなのだろうが、ワークライフバランスは保てないのだろう。

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2024年03月29日

Posted by ブクログ

狂っている。
狂人だけ、その中で偶然に愛されているものだけが、世界を変えるんだなぁ、と思った。
ジョブズもそんな感じだったようだし。

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

イーロンは夢を実現できると本気で信じていて、不可能を可能にしている。思い込みの力の重要性を証明していると思いました。
文中に知らない言葉が多々あり、その度にググりました。違う意味でも勉強になりました。訳者の博識にも驚かされました。

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

上下巻で900ページなボリュームだけれど、数ページ毎という細かい章立てなので、比較的サクサク読めました。

イーロン・マスクってこんな激しい人なのか~、というのが率直な感想。パワハラ、モラハラなんでもあり、という感じのマネジメントで、それでこそ、人類史を変えてしまうほどの偉業が達成できるんだなあ、と

今後の各社の動きにも注目したくなりました。

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2023年10月03日

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