【感想・ネタバレ】「推される部署」になろう(できるビジネス)のレビュー

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Posted by ブクログ

沢渡さんのすごいところは、本書を「ブランドマネジメントの教科書」ではなく「推される部署になろう」と題するところだ。何を学べるかではなく、学んでどうなるかがタイトルからわかるようになっている。
個人的に、ブランディングの対象はプロダクトのみにあらず、人や組織、部署も対象であるというのは共感しかない。インターナルなブランディングの連続の先にエクスターナルなブランディングがある、とまでいうと言い過ぎだろうか。
「がんばってるのに目立たないな」「評価されないな」そう悩むとき、この本が役に立つかもしれない。

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2023年09月22日

Posted by ブクログ

「推される部署」になろう
著:沢渡あまね

人気部署と不人気部署の格差拡大。花形と呼ばれる部署は、優秀な人、意欲ある人を社内外から集め、華々しい成果を出し、経営陣から高い期待をかけられる。予算も獲得でき、新しいことにもどんどんチャレンジできる。職場環境の改善や人の育成にも投資ができる。ところが、不人気な部署はどうか。社員からも敬遠され、社内公募で手を上げる人もおらず、一人辞めまた一人辞め・・・活気もなくなり予算も減らされていく。負の連鎖の状態に陥ってしまう。

本書はブランドマネジメントについて、部署を輝かせる観点で解説されている。ブランドとは何か?「ファンを創る力」を根底として、「推される部署」になるべく具体例からそのプロセスと効果を述べている。
構成は以下の9章から成る。
①あなたたちは、誰に、どんな価値を出す人たちですか?
②なぜ、推される部署になる必要があるのか?
③ブランドとは
④推されるかどうかを決める
⑤「中」の対話を増やす
⑥ブランドを体現する
⑦ブランドワークショップをやろう
⑧推される部署が組織と個と社会にもたらす効果
⑨ブランドマネジメントは、私たちの未来を育むエンジン

はじまりとして、「今だけではなく、10年後を」「目の前のことだけではなく、外とのつながりを」時間軸と視座を変えることで、あるべき姿を想定する中で、今と足元から固めていく。どうなっていくのかではなく、どうなっていきたいかを自分だけではなく、利害関係者・社会と対話を重ねる中でどうなりたいか、どうあるべきかを考える。

今を受け入れて前を向く。確固たる自信を持ち、感謝と謙虚な気持ちを持って仲間と共に「推される部署」を創り出す。気持ちを合わせ、行動を合わせ、習慣化することで確実に近づく。

自分が出来ること貢献できることを増やしながら関わり合い続けたい。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

・感想
沢渡さん書籍本当に毎冊とも学びになります。
マネージャーとして魅力ある部署にしていきたいと強く思いました。
・Todo
ブランドとはまたこの人と仕事したいと思わせる力
•意思決定が早い
•行動が早い
•作業が正確
•発想が自由
•聞き上手
•何事もポジティブに捉える
•交渉が上手い
•ファシリテーションが得意

三要素で成り立つ
•トラスト 信頼
 必ず守っている、譲れないこだわりがあるか?
※正確なアウトプット、回答はその日のうちに。意思決定が早い。
•スペシャル 特別
 他者とは違う突出した体験を提供出来ているか?
※特定知識や技術の専門性、社内外人的ネットワーク、新しい働き方
•親しみやすさ
 自分が何をやっているかを周りは知っているか?
 話しかけやすいか?相談の接点はあるか??

日々の報告や連絡の仕方
会議運営、積極性
言葉遣い
資料の見栄え
チェックの細かさ
コミュニケーションのスピード
ツールの使い方
場の雰囲気
物事の決め方
意思決定の速さ

★対話の接点を作る
★発信するところに人は集まる

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

推される部署を語る前に、そもそも自分の仕事は誰のために、何のためにあるか?を語れるサラリーマンは少なそう。まずはそこを言語化することからだよね。

ブランディングの視点は、バックオフィスの人間にこそ持っていてほしい、という点は完全に同感。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

ビジネス本と言うより、たとえばプレジデントとか、ビジネス雑誌の特集記事を本レベルにまとめた感じの読み物で、VUCAやDX、ブランディングの話。スープストックトーキョーの炎上事件の対処の仕方など、最近の事例を交えながら、たくさんの図や分かりやすい平易な言葉で表現するされているので、とても読みやすい。いくつか、参考になる図もあったので、仕事でそのまま使えそう。

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2023年11月15日

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