【感想・ネタバレ】(ぶんこ版)糸井重里の萬流コピー塾のレビュー

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Posted by ブクログ

「ちくわぶ」「東京大学」「坊ちゃん」「とにかくデートにこぎつけるための口説き文句」「一夜を共にするための口説き文句」「銭湯」「女」「雑種犬シロ」「やきいも」などなど…

糸井さんが家元になり、毎週テーマを変えて宿題を出し、読者から送られてきたコピーを採点する。

言葉は生き物である。私が生まれる前に流行った言葉は今や、もう死語。だからなのか、家元が松、竹を付けたコピーにも良さがわからないものもあった。佳作の中から個人的にツボったものをいくつか。

「鼻にかけているのはメガネだけです」「さりげなくディスコで学生証を落としてみる」(お題:東京大学)

「……な…。」(お題:一夜を共にするための口説き文句)

コピーライターの試験はまさにこんな感じで、その場で出されるお題に対し、思いつく限りコピー案を出し、採用が決まった。
職に就いてからも、抱える仕事とは別に、毎週ボスの出すお題に沿って宿題があった。明日までに100本、コピーを考える…というの、きつかったなぁ。切り口を変え、口調を変え、リズムを変え、対象を変え…言葉遊びは面白い。やわらかアタマで臨みたい。

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2013年03月16日

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