【感想・ネタバレ】八雲が殺したのレビュー

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Posted by ブクログ 2016年07月14日

黒い水脈につらなるひとりとして数えられるこの作者、初めて読んだ。

現代を舞台として、そしてゆめまぼろしとは距離を置いた題材でありながら、
この妖しさ。

皆川博子と一緒に名前が提出されるのにもうなずける。

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Posted by ブクログ 2013年01月12日

泉鏡花賞を受賞した表題作を含む短編全8編。
小泉八雲が『新著聞集』の「茶店の水碗若年の面を現ず」を翻案して
「茶わんのなか」を執筆した際、
「何故か、ある部分が省かれたこと」を知った女性の内に芽生えた殺意。
謎めいた発端から意表を突くオチへ――という話が揃っている。
キャラクターのセリフも初期の激昂...続きを読む調(笑)とは違って落ち着いているので、
読みやすい。
「ジュラ紀の波」の散弾銃ガールが憐れだなぁ……。

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