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Posted by ブクログ
現在でこそ『ここ10年間で最高のCEO』『今世紀最高の経営者』という名前を恣にしたスティーブ・ジョブズですが、彼がそこに至るまでは超ド級とも言える数々の失敗の果てにあるのだという事を思い知らされます。
CEOを引退して伝説の経営者となり、ここ10年で最もすばらしいCEOという賞賛をほしいままにしたスティーブ・ジョブズ。まさかこの後すぐに彼が涅槃に『旅立って』しまうとは思いもよりませんでしたが…。iPodにiPhoneやiPadなどのヒット商品を立て続けにかっ飛ばして、いまやアメリカ政府よりも現金を保有しているアップルから、ジョブズが放逐されたことに始まり、いろいろとやらかした失敗の数々が赤裸々に収録されてあって、桁違いの成功を収める人間は失敗する規模も桁違いだなということをこの本を読んで改めて理解することができました。
しかし、ジョブズのおかした桁違いの失敗。たとえば社運をかけて開発したLISAが市場を読み違えたためにまったく売れず、大量の在庫を処分する羽目になったとしても、彼の気持ちはMacのほうにのめりこんでいったり、アップルを追放されて彼らを見返すために作ったネクストも自分がハードウェアが大好きで、デザインを重視するために市場のニーズを図りかねて、最終的にはハードウェア部門を泣く泣く他社に売却せざるを得なかったり、ビル・ゲイツとのOS戦争ではIBMへの兼ね合いで、ゲイツに手柄を持っていかれ、彼の財布が膨らむのを指をくわえて見なくてはならないなど、彼が『神』ではなくて私たちと同じ人間なんだなと、いうところがつまびらかにされてあって、単にジョブズを礼賛するものではなく、彼の持つ影、もしくは闇の部分を浮き彫りにした本ということで、読む価値があるものであると思っています。
彼のやらかした超ド級の失敗の数々。それを自分に落とし込んで、彼がいかにして失敗を勝てに立ち直ったか?そして自分にはどう活かせるのか?その可能性を探ってみるのもいいのではないのでしょうか?
Posted by ブクログ
・油断禁物
一瞬の成功に酔いしれてはいけない。成功を手にした瞬間には、次の目標に向かって再び歩み始めろ。さもなければ成功は一瞬のきらめきで終わり、世の中から忘れ去られる。 成功の余韻に浸る時間が長ければ長いほど、より大きな失敗が口を開けて忍んでくる。
・ジタバタするな
人生では何をやってもうまくいかないときがある。打つ手、打つ手全てが悪い方向に行ってしまう。そういうときはシタバタしないことだ。深追いしたら傷は大きくなるばかりだ。 ならば欲しい結果が登場するまでじっと待ってみる。時流を待つことは意外な効果をもたらす。
Posted by ブクログ
自分が落ち込んでいるときに読むと勇気がもらえる本!
日本には、どうしてITに強い人材が生まれてこないんだろう。
生まれようとしても組織に角においやられるんだろう。。
Posted by ブクログ
ジョブズの破天荒な人生の一端を紹介。経営者としてどうなんだろうと思うところもありつつ、偉大な人はこのくらい変人さがあるのだろうかとも思ったり。
Posted by ブクログ
iPodやiPadが大成功のジョブズさん、じつは大失敗しまくりの人生でした。大事なのは失敗を成功の糧にすることだと。著者の偏見か不明だけど、ジョブズの非人間ぶりに、「ジョブズみたいな人とは一緒に仕事したくないな」と思いました。
Posted by ブクログ
母体胎児専門医試験を受けて打ちひしがれて帰る時に、一気に読んだ本。
「徹底的にやって失敗しろ」
「成功をつかむ失敗と失敗で終わる失敗」
「地道な努力を飽きることなく続ける」
今の心に染みた言葉・・・
ジョブズに限らず、けた外れの成功を収めた人物たちは、たいてい同程度の失敗を経験しているよね。
Posted by ブクログ
感情で経営を推し進め相手の立場を考えずに行動する、
そんな破天荒なジョブズがアップルコンピュータ設立後、どれだけの
失敗を繰り返しそれをどう乗り越えたか、そこからの教訓を学ぶ。
(こんなに荒い人だとは知らなかった・・)
その教訓から学んだことは、時流を待つこともビジネスにおいて意外な
効果をもたらすということだ。
人は往々にして結果を求め、結果を求めるがために人は焦る。
きっとそう都合よく結果は出ない。結果が出るには時流を待つことも大事
である。そのチャンスが訪れるまで努力を惜しまず失敗を繰り返しそれ
を乗り越えられるかが成功への鍵なのである。
山本
Posted by ブクログ
いろいろな感想はあるけれど短めに。
まず、ITMSでビートルズの配信がされるようになったことが
本当にどれだけの歴史的な出来事か理解した。
コレ読むと、昔のいわゆる「Macintosh」って
ジョブズの人柄をそのまんまハードにしちゃったような印象を受けた。
あまりMacもジョブズも詳しくないので
異論あったらごめんなさい。
もう少しジョブズについては読んでいきたい。