【感想・ネタバレ】ふりさけ見れば 上のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

玄宗皇帝の時代、楊貴妃や安禄山を中心に据えた物語は多いが、遣唐使阿倍仲麻呂や吉備真備の視点で書かれる事で激動の唐の時代を少し斜めから眺めたような冷静な語り口になっている。そして妻や子への強い感情が迸る場面は、大衆小説の感がある。
また日本国の成り立ちに関する情報を得るという使命のため日本に帰れず苦悩する仲麻呂、そのために出世もしなければいけない訳だが、そのスパイもどきの行動も面白い。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

奈良時代中期、聖武天皇の時代。阿倍仲麻呂に吉備真備、名前しか知らなかったが、奈良の都に唐の長安の宮廷で繰り広げられる大活劇!と云ってもアクションじゃないけどね。ムチャクチャ厚い本だし、文章も読み応えあるが、どんどん引き込まれていく。そうか、玉環って楊貴妃のことなのね。いやあ、陰謀渦巻くわ

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

奈良時代について、予備知識はあまりないが、当時の日本の立ち位置を考えると、なるほどと思えるストーリー。戦国モノや幕末モノとは一味違う面白さがある。

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2024年01月15日

Posted by ブクログ

『血の日本史』以来かな? 安倍龍太郎。(全然読んでないやん!)
歴史で習った人物や漢文で習った漢詩がゾロゾロ。読み進めながら頭に浮かぶ映像は、なぜか『空海 KU-KAI 美しき王妃の謎』。
さてさて仲麻呂の運命や如何に。下巻が楽しみです。

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

「ふりさけ見れば(上)」(安部龍太郎)を読んだ。

阿倍仲麻呂、吉備真備、玄宗皇帝、楊貴妃、安禄山、etc……。
(名前は聞いたことあるけどあまり詳しいことは知らない人達)
《物事を知らなすぎるにも程があるだろ!》って、自分でも思います。

史実がどうなっているのかはわかりませんが、骨太の歴史小説です。

さあ(下)に突入。

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2023年09月16日

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