【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの事件簿 Vのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一巻から順に読んでいるが
今までで一番面白いと感じた作品。

いつもの謎解きに加え、社会問題にもなっている食の問題、特にフォアグラなどの生産過程における残酷さなどをさらりと取り上げている。
一般読者も食と動物を捕食すること、また最近話題の動物愛護団体などの問題を再考するきっかけになるのでは、と思えた

あっさりしたテイストが売りのようなので、
こよような時事ネタ、社会問題も盛り込んだ内容だとより深く楽しめるのでは。

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2024年01月20日

Posted by ブクログ

初の海外編。事件そのものも面白かったが、マナーの違いなど、トレビア満載なのが面白かった。ラストでの恩師からの卒業証書にほっこり。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フランス旅行に向かう莉子と,莉子を心配してついてきた高校時代の恩師の喜屋武先生。そして高校時代の同級生のレストランで起こる事件を莉子は解決できるのか。
喜屋武先生いいなあ。最初は莉子を心配してたけど、ちゃんと莉子のことを認めてくれたのが嬉しかった。
動物愛護家にとってフォアグラという食べ物が与える影響を考えると切なくなった。

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2018年06月22日

Posted by ブクログ

パリに行きたくなった(笑)
莉子は鑑定士ではなくさながら探偵のようだ。
喜屋武先生が生徒と付き合ってたことが地味に衝撃だった。
莉子は小笠原とも良いけど楚辺とも初恋みたいな関係性で良い。
アンジェリークさんは早く莉子に出会っていれば…何事も経験っていうけど、異物混入で病人を出すってれっきとした犯罪だからなぁ。

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2016年05月16日

Posted by ブクログ

うーん微妙。フランスに行かせたかっただけじゃないか?パック数のトリックは読んでても気づかなかったから面白くはあった。ラストの卒業証書のあたりが良かった。高校事変14が出るまでは万能鑑定士Qで凌ぐ。

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2023年05月15日

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ネタバレ

万能鑑定士シリーズの第5弾。初めての海外で起きた食中毒事件を描いた本作。今回は小笠原の代わりとして恩師の喜屋武が海外に同行し、相棒として活躍していく。莉子を子供扱いする喜屋武と子供扱いされたくない莉子のギャップがとても微笑ましかったです。そして今回は恋愛模様も取り入れられており、楚辺の莉子に対する思いや喜屋武がかつての教え子に薔薇を渡すシーンなど、今までの登場人物が見せてこなかったシーンがあるのが印象的であった。
事件の謎としては、単なる食中毒事件というよりもテロに近いものを感じた。極端なアニマルライツで人に危害を加えられてしまうところがとても恐ろしかった。それが子供の頃のちょっとした経験が元になっているのは、父親からすれば日常の風景にしか過ぎないものが彼女の人生のきっかけを作ってしまうのかと思うととても切ない気持ちになった。彼女の使ったトリックは冷静に考えてみればとても簡単だが慣習化された作業故に気づきにくくなっているという盲点を突いたところには目から鱗が落ちた。思い込みは怖いなぁ。
そしてエピローグのルーブル美術館のシーンは、実写映画化されたあの話につながっていると思うので今からとても楽しみである。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠人:寺島拓篤
喜屋武友禅:森川智之
楚辺瑛翔:松岡禎丞
ヤニク・クストー:津田健次郎
アンジェリーク・クストー:東山奈央
ヴァランタン・コタヴォ:中田譲治
イヴォン・ダングルベール:小西克幸
エミリー・ダングルベール:甲斐田裕子
シモン・カヴェニャック:大塚明夫
矢崎凱哉:西山宏太朗
ジェリエンヌ・バゼーヌ:湯屋敦子
ギュスターヴ・シャミナード:梅原裕一郎
凜田盛昌:千葉繁
凜田優那:井上喜久子
オディロン・ボアイエ:宮野真守

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2022年02月13日

Posted by ブクログ

今回はフランスで起きた事件に巻き込まれた莉子。フォアグラの製造方法は知っていたけど、具体的に詳しく知ると複雑。食べたことは片手で数えるぐらいですが、美味しいもん・・・。でも一つ思うことは、自分の食文化を肯定して他者の食文化を否定して批判するのは野蛮人、と思います。

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2020年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

パリ編。今回小笠原君の活躍はないです。最初と真ん中にチョイ役で出るだけ。メインは高校時代の恩師・喜屋武先生とその時の同級生・楚辺。楚辺が勤める一流レストラン・ベランジュールで起きた食中毒騒ぎ。高校時代の凛子しかしらない喜屋武と楚辺の心配は何のその、たぐいまれなる頭脳と推理力で事件を解決していきます。
もう少し犯人の動機が強い方がよかった気がするけど、ラノベだとちょうどいいくらいか?

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2018年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〇 概要
 凜田莉子は,お盆休みにパリに旅行することを計画するが,ひょんなことから,高校時代の担任,喜屋武と一緒に旅行をすることになる。パリで料理人として修業をしている高校時代の同級生,楚辺に迎えられるが,楚辺が勤務している一流レストランで,フォアグラの食中毒騒ぎが起こる。莉子は,同級生の危機を救うため,パリを駆け回り捜査を行う。

〇 総合評価 ★★★★☆
 フランスを舞台とし,ベランジェールという老舗レストランの食中毒事件を,一観光客に過ぎない莉子と喜屋武が捜査するというインパクトのある展開
 謎はそこまで魅力的でないが,捜査はテンポよく進み,誘拐事件も起こる。
 バベット精肉のごみ箱から拾ったメモ帳の数値から5箱のフォアグラをアンジェリークが忍び込ませたという真相を解明する莉子の着眼点はさすが。喜屋武のキャラクターもよく,アンジェリークが真犯人という意外性もあって,なかなか面白い。★4で。

〇 サプライズ ★★★★☆
 消去法でいくと,犯行ができる人は限られるが,アンジェリークは盲点となっていた。真犯人がアンジェリークと知ったときは,驚くことができた。

〇 熱中度 ★★★☆☆
 ベランジェールの食中毒事件と,謎はそこまで魅力的ではない。誘拐事件が絡むが,これも添え物程度。フランスで,高校時代の恩師,喜屋武との掛け合いをしつつの捜査。そこまでリーダビリティは高くないが、読みやすい。

〇 インパクト ★★★☆☆
 犯行の動機は,アニマル・ライツ(動物の権利)。フォアグラつくりが動物虐待に近いという話は聞いたことがあるのでそこまで大きなインパクトではない。ただし,真犯人のアンジェリークと父親との関係が反転する終盤の展開にはインパクトがある。

〇 キャラクター ★★★★☆
 喜屋武が非常にいい味を出している。楚辺は普通。アンジェリークを始めとするフランス人たちは,いいキャラクターとなっている。特に,コタヴォ精肉のオーナーのキャラがいい。

〇 読後感 ★★☆☆☆
 アンジェリークと父の関係が反転する終盤の展開の読後感は悪い。

〇 希少価値 ☆☆☆☆☆
 人気シリーズなので希少価値はない。

〇 メモ
〇 プロローグは,フランスで料理人の修行をする凜田莉子の同級生,楚辺瑛翔の視点での,フォアグラの買い付け
〇 飯田橋の万能鑑定士Qのお店。莉子によるボタン,醤油,サッカー選手のサインの鑑定。小笠原に,「地球の歩き方・パリ&近郊の町」を買ってきてもらう。
〇 楚辺のために,バベット精肉は,コタヴォ精肉と交渉する。
〇 莉子の家に,父と母が来る。パリ旅行に莉子の高校時代の担任,喜屋武がついてくるという。莉子が電話するが,一緒にパリに行くことになる。
〇 バベット精肉は,コタヴォ精肉から仕入れたものと併せ120パックを5パック200ユーロで,5000ユーロで売却する。
〇 莉子と喜屋武は,フランスに旅立つ。空港で,お見合いツアーの客に対し,莉子の論理的思考による推理力が発揮される。
〇 機内での莉子と喜屋武のコミカルなやり取り。フランスでは,莉子の同級生の楚辺のアパートに泊まることに。
〇 フランス着。楚辺の車でアパートに行く。莉子はルーブル美術館に行くといい,喜屋武がついてくる。
〇 ルーブル美術館につく。喜屋武が,ダ・ヴィンチ・コードの小説にあった666枚のガラスがあるという話を真に受け,学校で生徒に話すというので,誤解を解くために,小笠原に連絡し,角川の社長から喜屋武に電話をしてもらう。
〇 楚辺が,勤務する老舗レストラン,ベランレージュで下ごしらえをしている様子
〇 莉子,ルーブル美術館でモナ・リザを見るが,違和感を感じる。
〇 喜屋武が,パリで生活していた過去の恋人に出会う。その女性は結婚していた。
〇 ベランレージュで集団食中毒事件が起こる。
〇 駐仏日本大使,領事官補の矢崎から連絡を受ける。辺ランレージュの食中毒事件のパリ市警のジェリエンヌらが捜査を行う。
〇 莉子達は,食中毒事件の捜査を独自に行う。TGVでロワール地方に向かう。
〇 バベット精肉での捜査。莉子は,捨ててあったメモ帳をもらう。
〇 コタヴォ精肉での捜査。コタヴォにも問題は見つからない。
〇 ベランレージュの従業員であるイヴァン・ダングルベールが,罪を認める。
〇 ダングルベールの家で,同人の妻から話を聞く。
〇 莉子は,写真からダングルベールがウソをついていることを見抜き,駐仏日本大使館の矢崎を通じ,パリ市警に伝える。
〇 ダングルベール家の子ども,セヴランは誘拐されていた。偽の子どもが寝かされていたが,喜屋武が見抜く。
〇 ダングルベールが真犯人である誘拐犯から送付された手紙のフォントの違いから,莉子はセヴランがいる場所を見つける。
〇 セヴランが無事救出される。そこには,あまり頭がよくない犬が多数一緒にいた。
〇 莉子は,喜屋武に依頼し,元カノにもう一度会ってもらい,メモ帳を用意してもらう。
〇 ベランジェール,バベット精肉,コタヴォ精肉の従業員を一同に会するクルージングを実施する。その中で,莉子は真犯人と思われるバベット精肉のアンジェリークを罠にはめる。
〇 5パック200ユーロで120パック売ると,1パック40ユーロなので,4800にしかならない。もう5パックをアンジェリークはひそかに用意していた。
〇 アンジェリークはアニマルライツ(動物の権利)の運動家だった。アンジェリークはフォアグラ作りを非人道的と考えていた。
〇 ベランジェールの食中毒事件の真犯人を見つけ,莉子と喜屋武は帰国。喜屋武は,教え子である莉子の成長に感心し,手製の卒業証書を与える。

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2017年07月01日

Posted by ブクログ

高校時代にどうしようもないほど劣等生だった莉子。
担任だった喜屋武先生にとっては、5年経ったいまでもひとりでは何も出来ない心配な生徒のままだ。
何しろパスポートを持っているか、確認するために言ったのが
「赤い表紙の小冊子だぞ」
どれだけ莉子を子ども扱いしているのかよくわかるセリフだ。
フランスに行っても莉子の周りでは相変わらず事件が起きる。
ルーブル美術館で「モナ・リザ」に感じた違和感。
同級生が勤めているレストランで起きた急性中毒事件。
そして、幼児誘拐・・・。
不良食材を混入させたのは誰か?
莉子は喜屋武先生を伴い、友のために奔走する。
そして突き止めた真実は、犯人自身も動機を思い違いしているような哀しい事件だった。
謎を追っているうちに徐々に莉子の変化に気づいていく喜屋武先生。
何も出来ないと思っていたのに、自分が保護者となって守るつもりで一緒にパリまで来たのに、気づけば莉子はすっかり立派になっていた。
もう自分の保護はいらないのだと悟った喜屋武先生からの卒業証書にはまいった。
わざわざ毛筆で書かれていた卒業証書。
その心遣いがあたたかい。
きっと莉子の宝物になることだろう。
「モナ・リザ」に感じた違和感の正体も明かされ、すっきりとした終わり方にも好感が持てた。
海外編ということで、小笠原の出番がほとんど無かったことが残念といえば残念だった。

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2017年03月13日

Posted by ブクログ

おもしろくてついつい時を忘れてしまった。にしても、パリのはなしだからてっきりモナリザのはなしかと思ったら、違うのね。

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2016年07月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ5作目。結構好きかも。小笠原さんがほぼ出てこない代わりに、喜屋武先生がいい味出してる。卒業証書って!泣かせるね~~。

もうフォアグラ食べられないかも。。レストランは今後も営業を続けるのでしょうか。。犯人の気持ちも分からないではないかな。そんな製造方法だったなんて。もちろん犯罪に手を染めてはいけませんが。

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2016年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ第5弾。喜屋武先生とのパリ珍道中。まだ高校卒業保留状態だったとは(笑)。まぁ、水商売を水を売る仕事のことだと思ってた子が、今ではわずか半年ばかりの独学でフランス語を操るほど高度な学習能力を身に付けているとは誰も思うまいよ。喜屋武先生、ナイスキャラ、そしていい人だ。

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2016年03月25日

Posted by 読むコレ

遂に海外進出ですな。

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2013年03月07日

Posted by ブクログ

前作達が面白くハラハラ感があったが、今回はフランスの為に書いてある感があり、いまいちピリッとして無い感じがした。お話も無理矢理が果てしない。

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2022年08月09日

Posted by ブクログ

莉子、フランスへ。
フォアグラの作り方など、今回も勉強になった。
フォアグラは今まで食べたことがないが、涙なしでは食べられなさそうだ。

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2021年12月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

莉子ちゃん、パリへ!ひょんなことから喜屋武先生も同伴?!なんだ、訳があったのね。(安心)いいなぁ、ルーヴル美術館にオルセー美術館!行きたいっ。
アンジェリークの想いは複雑だよな。。。

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

シリーズの5作目
今回はフランス旅行で起きた事件のお話

最初は無理やり旅行についてこようとする先生にイライラしたけど…最後の卒業証書はちょっとカッコ良かったし感動した

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2020年04月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わざわざパリ?~本物の美に触れたくて個人でパリ観光を計画したが、両親が高校時代の担任に相談し、旧担任が引率に付く羽目になった。泊まりは西表島でドライブデートをしたことがある同級生で、パリのフォアグラ専門料理店の見習いコックのアパートだ。料理長に申し入れて格安のディナーを提供するはずだったのに、フォアグラを食べた客が苦しみだした。食材には万全を期しているが、二つの農場で手違いがあったのか、レストランの管理に手落ちがあったか。ホールスタッフの行為とも取れない。料理人一人が自分の犯行だと申し出てきたが納得できない…~売れている本だから取材費が出たのかなぁ。小笠原君は休みだったし

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2019年10月08日

Posted by ブクログ

お盆休みにパリ旅行を計画した凛田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。天然キャラで劣等生だった教え子を心配した高校時代の恩師・喜屋武先生が旅に同行するというのだ!さらにフランスで2人を出迎えたのは、かつて莉子がデートした同級生の楚辺だった。一流レストランに勤める彼は2人を招待するが、そこでは不可解な事件が起きていた。莉子は友のためにパリを駆け、真相を追う。

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2018年06月12日

Posted by ブクログ

読書録「万能鑑定士Qの事件簿5」3

著者 松岡圭祐
出版 角川文庫

p55より引用
“ カルシウムが不足すると精神的不安定に
陥るというのは、俗説以外のなにものでもな
い。たとえ摂取量が少なくて血液中のカルシ
ウム濃度が低下したとしても、骨のカルシウ
ムが溶けだして一定の値に戻る。この補助食
によって不足分が補われるわけではな
い。”

目次から抜粋引用
“ロワール
 パリジェンヌ
 サン=ポール駅
 マカリオス
 皇帝ナポレオン”

 多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
 沖縄からフランスに移り働いている青年・
楚辺、古城が点在する観光地でありながら少
し離れれば殆ど人を見かけない、そんな場所
でコック見習いの彼が行う仕事は…。

 上記の引用は、イライラしていた主人公・
凜田莉子に、恩師がカルシウム入りウエハー
スを渡す場面での一節。
イライラ防止にならなくても、骨の強度を保
つためにも、カルシウムは気を付けて摂取し
たいものです。しかし、骨とカルシウムの関
係も、ひょっとすると否定される日が来る可
能性も、全く無いとは言い切れないでしょう。
最新の科学情報というのは、目の離せないも
のなのですね。
 大きな事件に関わる事になりますが、どこ
かのんびり、時々ドタバタとした雰囲気にな
るのは、主人公の恩師と同級生が登場してい
るせいかもしれません。

ーーーーー

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2018年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

莉子がまだ世間知らずの女の子だと思って、フランス旅行に強引に着いてこようと(本人は良かれと思っているが…)する喜屋武先生に腹が立ったが、最後は少し感動した。
事件の渦中にあるものがフォアグラだったので、もしやという予感はありました。大人になれば、割り切れる部分もあるけれど、子どもにはトラウマになる可能性は高いよね。もし、事件が起こる前に話し合っていたら状況は変わったのだろうか。
今回、小笠原さんの出番はほとんどなし。

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2017年04月10日

Posted by ブクログ

フランスに旅行に行く莉子。
しかし、何故か、高校の恩師である喜屋武先生も同行する事に。

高校の同級生でフランスのレストランで働いている楚辺と再会し、普通に観光するかと思ったが、
やっぱり事件に巻き込まれる結果に。

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2015年12月18日

Posted by ブクログ

万能鑑定士Qの事件簿、相変わらず面白かったです。最近は読書の時間があまり取れないので、短時間で読めるように、1冊に3〜5話程度入った短編集を1話ずつ、あいた時間に読むようにしているのですが、万能鑑定士シリーズは読みやすいので、ついつい読み始めてしまい…そうすると最後まで止まらない面白さ!で、一気に1冊読んでしまいました。
さて、今回はパリを舞台としたフォアグラをめぐる事件がテーマです。最後は予想外の人物が犯人でしたが、動機については私が想像したとおりでした。犯人の動機にもあるこのテーマ…。とても残酷で、いったい何が正しくて何が間違っているのか…とても難しい問題で、きれいごとだけ言っていても解決できないし、自分はどうすればいいんだろう…なんて少し考えてしまいましたが…凛田莉子が犯人に語ったセリフはとても良かったですね。感銘を受けました。

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2015年10月31日

Posted by ブクログ

お盆休みにパリ旅行を計画した凛田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。天然キャラで劣等生だった教え子を心配した高校時代の恩師・喜屋武先生が旅に同行するというのだ!さらにフランスで2人を出迎えたのは、かつて莉子がデートした同級生の楚辺だった。一流レストランに勤める彼は2人を招待するが、そこでは不可解な事件が起きていた。莉子は友のためにパリを駆け、真相を追う。

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2015年09月28日

Posted by ブクログ

舞台はフランス。小笠原くんは置いてけぼりで変わりに高校の恩師登場。いくら恩師でもふたりで旅行ってと思ったのですが、先生のキャラ面白いのでまぁいいかw 最後の先生とのエピソードはちょっと泣けます。

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2015年09月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この巻でフランスに行くのね!
9巻のネタフリがここにある!
しかし、
5巻は喜屋武先生と同級生のお話し。

天使のように純粋な心の持ち主で
女神のごとき美の理解者とは凜田莉子のことだ!

卒業証書って。。。
喜屋武先生みたいな先生に出会いたかったですなぁ。。。

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2015年08月02日

Posted by ブクログ

フランスでの話。少しだけど現地の美術館のことが書かれていて面白かった。恩師が最初はうっとうしかったが、最後はなんだか和んだ。個人的には小笠原さんより高校の同級生の方が好みかなー。

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2015年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

相変わらずうんちくというか、
予備知識的なものがすごく面白い。

反面、ストーリー自体は少し物足りない。
世間を大きく騒がせながら、
犯人は近くにいる展開が読めてる感がする。

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2015年01月18日

Posted by ブクログ

シリーズ5冊目を4冊目より先に読んでしまった…

今回は恩師と一緒にフランスへ行ったところ、同級生の働くレストランで事件が…

人の死なないミステリ。
安心して読めるし、雑学好きには楽しいです。

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2014年09月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この万能鑑定士シリーズは面白いけど星4つ以上にはなかなかならない感じ。
無難という感想が適当な感じです。

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2014年09月16日

Posted by 読むコレ

前作でやや飽きてきた感のあったシリーズですが
今回は舞台をパリに移したり、かつての恩師である
高校時代の教師を登場させたりで工夫と変化が
上手い具合に効果を発揮したようです。

高級フォアグラ料理店から発生した食中毒事件。
巻き込まれたかつての同級生を救うべく動く
ヒロイン「莉子」の活躍は知性のモンスターっぷり
を発揮。相変わらず薄いっちゃ薄い内容ですが
サクサクと読める作風はある意味貴重。

ラストの伏線と次回予告がなんとなくリンク
してるような繋げ方はいかにも...ですが
ちょっと期待しちゃいますw。
「万能贋作師」ってw。

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2013年03月09日

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