【感想・ネタバレ】万能鑑定士Qの事件簿 IIのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読み進めるうちに、この人が犯人じゃないと良いなぁと思っていた人がいたのですが、私の願いは叶いませんでした。
是非立ち直ってまた頑張ってほしいと思いました。
物語は展開が早く読みやすかったです。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

力士シール編の後編。前回の不正テナント利用事件からそれがハイパーインフレという国家を揺るがす大事件につながっていく第2巻だが、中々真相にはたどり着かない。二転三転する展開で、真犯人の正体が分かるのは本当に最後出ないと分からない。そして出てきた犯人の正体がまさかの人物でびっくりしてしまった。シリーズ最初の犯人が自分の師匠のような存在であることは莉子からするととてもショックに違いない...。
そして莉子の知識量がやっぱりとてつもない。ちょっとした写真のヒントからその人の出身地を当ててしまうところが凄い。その知識や知恵を生かし、どうしていくかという所で真犯人と莉子の対比がなされていてとても面白かった。
これからの凜田莉子の活躍を読んでいきたいです。

この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
凜田莉子:佐藤聡美
小笠原悠人:寺島拓篤
葉山翔太:中村悠一
荻野甲陽:平田広明
宮牧拓海:福島潤
瀬戸内陸:三木眞一郎
瀬戸内楓:鬼頭明里
絹笠:青山譲
緋﨑:乃村健次
謝花和樹:増田俊樹
謝花玲:畠中祐
津波古:安元洋貴
藤堂俊一:立木文彦
凜田盛昌:千葉繁
凜田優那:井上喜久子
氷室拓真:緑川光

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2022年01月29日

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前巻と合わせて一つの話。
2巻はスピード感があって一気に読んでしまった。

松岡圭祐さんの本は初めてだったが、文体も読みやすく、とても良かった。続刊も読んでみようと思う。

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2021年11月27日

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ネタバレ

後半に差し掛かり、事態が進展しないまま残りページが少なっていき、解決しないパターンかと思うほどだった笑
著者の文章が入試問題に度々使われている。
作家デビュー前は、催眠術師としてテレビ出演していた。という経歴も面白く、作風に反映されている。
P249の描写は刺さった。
一人の力は小さくとも、心理誘導を利用すれば、雪だるま式に大きな力にできる。

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2021年02月22日

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力士シール編完結!
力士シールとハイパーインフレが実は裏で繋がってるのにはびっくりでしたね。莉子の鑑定眼ほんと凄すぎるし何よりこの物語のこんなリアリティある事件事細かに設定できる作者さん領域がもはや神、、!!笑
瀬戸内さん、いい人だと思ってたのに残念だったな、、立場が高くなると金に盲目になりそうですね、、世の中怖い

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2020年03月10日

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ネタバレ

日本を襲ったハイパーインフレの嵐。鑑定をすり抜ける偽札の存在により、紙幣は紙切れとなり、物価は高騰した。
実際にこんなインフレが起こったらどうしようと思った。
雑誌が休刊となっても、雑誌記者としてのプライドを失わず、事件の真相を追いかける小笠原はかっこいい。

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2018年06月11日

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1巻と違って、時系列に物語が進んでいき読みやすかった。1巻で解決されなかった力士シールと偽札事件がちゃんと回収されていてすっきり。二転三転と読み手を振り回してくれるので、飽きない。豆知識豊富で、読んでいて楽しい。最後の結末は、悲しすぎる。これからの凛子と小笠原が楽しみ。

1
2017年05月30日

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1巻から続いてのストーリー。

ハイパーインフレの謎や、力士シールの謎の回収はおお!という物があったけど、ラストの犯人にと対峙するシーンで莉子の心情描写がないのが気になった。
どういった感情で彼女は謎を解いていったのか。
天真爛漫、純粋無垢な彼女であるからこそ、その部分の感情が知りたかったりするのだけど…。

ここでこういう書き方をしたということは、以降も、クライマックスでの莉子の心情は隠されたままで、犯人の心理描写メインになるのだろうか。。。
(章構成も独特なので、そんな気がする)

疾走感というか、読むスピードが落ちないと言う点ではとても良かった。
思ったよりラストが、予想しやすかった点もあり星4つ。

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2024年01月20日

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想定外の展開に驚いた。
当初の始まりであった力士シールのいたずらが、実は紙幣の混乱に結びついていたとは...。
ハイパーインフレの原因も、偽札製造ではなく、本物の紙幣に加筆してそれを世間へ報じていたということであり、犯人も凜田を育て上げだ瀬戸内さんだということには驚いた。
当初貼った伏線を全て本巻で回収するという構成には非常に感心させられた。
また、小笠原のポンコツさはどうしようもない。

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2023年11月11日

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力士シールから偽札事件への展開が見事です。日本経済が破綻してハイパーインフレに陥いる。その危機を救うのが万能鑑定士Qであった。

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2022年12月31日

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第一巻からの続きで力士シールと偽一万円札の謎が明かされる。
これはやられた。まんまとやられた。く~。

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2022年08月08日

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ネタバレ

以前1度読もうとしたときは何故か途中で読むのを止めてしまった記憶があるのですが、改めて読んで見るとストーリーもしっかりしており、実際にある地名や会社などの名称も出ているため現実に照らし合わせながら読めました。
結末は主人公の師匠的な感じでこのまま登場し続けるのではないかと思われていた人物が犯人であり、複雑な心境ではありました。
1歩間違うと世の中って激変してしまう可能性があるのだとフィクションをわかっていながら恐ろしい感じがありまし

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2022年06月19日

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ネタバレ

力士シールって何だったんだ?と思っていたら、
下巻で解決しました。

楓さんには店を立て直して欲しいです。

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2022年01月12日

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万能鑑定士Q Ⅰ (いち)の続き。
犯人が意外な人すぎて思わず、え!と声を出した。
凛田さんの観察力がものすごく鋭く少し見ただけで、この人はこうこうこうだと言って読む側を圧倒するが、時に騙されたと嫌悪感に包まれたり少し人間味ある感じがした。
よく凛田さんの視点や小笠原さんの視点色んな人の視点に立って物語が進んでいくが、戸惑うことなく読み進めていくことができる。

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2021年07月20日

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凛田莉子はあるだけのお金を持って故郷を目指した。雑誌社に送られてきた一万円と同封の用紙には沖縄の痕跡がある。また藤堂工芸官の部屋のエアコンの室外機は沖縄仕様だ。沖縄に何か痕跡があるはずだ。このハイパーインフレの日本を救うにはやってみるしかないと凛田莉子は決心した。

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2018年10月20日

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1巻の続き/ 面白い/ 荒唐無稽だと分かってはいるが、ここまで話を成立させるのは凄い/ ご都合も凄いけど、この話を書ける作家はそういないだろう/ 力士シール、一万円札偽造、ロープ、リサイクルショップ、インフレ/ 善良な志をもった社長が救われずにかわいそう/ だが娘が逡巡せずにすぐに通報するからこそ少し救われる/ 借金返すまでは黙っていてやれよとも思うけど、正義の話だからな/ ラストの解決が急展開で、どう考えてもページ数が足りないだろと思ったら、綺麗に終わりました/

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2018年10月08日

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Ⅰからの続きになってます。前巻の最後に日本がスーパーインフレになり貨幣の価値がなくなってしまった原因の追求に奔走する凛田莉子。ちょっと間抜けな小笠原。結果は意外の展開に。兎に角読まずにはいられないストーリーです。

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2018年07月16日

Posted by ブクログ

読書録「万能鑑定士Qの事件簿2」4

著者 松岡圭祐
出版 角川文庫

p91より引用
“発見とは人と同じものを見ながら、人と違
うものを見つけることだとノーベル賞受賞者
のセント・ジェルジもいっている。ほかの研
究者が見つけられなかったからといって、俺
の研究を妨げる理由にはならない。”

目次から抜粋引用
“精巧なる贋作
 マネーサプライ
 南極
 西表島
 論理の石”

 多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
 住居侵入を未然に防いだ、主人公・凜田莉
子と雑誌記者・小笠原悠斗。事件のその後を
確認するために、管轄の警察署へ向かったの
だが…。

 上記の引用は、物理学者・氷室拓真の心情
を描いた一節。
上手くいきそうで、その結果世の中が良くな
る研究ならば、足の引っ張り合いはやめて欲
しいものです。
 世間を揺るがし、国が傾くような大パニッ
クが描かれています。しかし、そんな時でも、
冷静に自分の出来ることをし続けて耐えるこ
との大切さを、改めて思います。ほんの些細
な事で、それが嘘でも、大勢の人が信じてし
まうと大変な事になるのかもしれません。
声の大きい人達が言うことを、鵜呑みにはし
ないようにしたほうがいいのではないでしょ
うか。

ーーーーー

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2018年01月02日

Posted by ブクログ

力士シール事件の下巻。莉子の示唆による神楽坂マンション突入事件から始まった日本の経済破綻。その真相を解き明かすべくリスクを負いながら里帰りする莉子の動きが、骨折り損のくたびれ儲けに思わせながら伏線を回収していく展開で面白い。さすがに真犯人にたどり着いた時には意外過ぎて「どうか?」と思ったが、まあこれはこれでエンターテイメントとしては良かったのだと思う。

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2017年08月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

〇 概要
 マスコミに本物と全く見分けがつかない偽札が送付されたことをきっかけとして,日本を未曾有のハイパーインフレが襲う。日本経済が混乱に瀕する中,凜田莉子は独自に捜査を続ける。果たして,本物と全く見分けがつかない偽札を作り出し,日本経済を混乱に陥れたのは誰なのか。そしてその動機は?万能鑑定士Qシリーズの最初のエピソードの完結編

〇 総合評価 ★★★★☆
 偽札騒動をほったんとするハイパーインフレ騒動がテンポよく描かれている。先が気になって読むのをやめさせない抜群のリーダビリティに,驚きの真相。特に真犯人は,消去法で予想がついてしまうのだが,それでも十分インパクトがある。欠点があるとすれば,解決部分があっさりしすぎている点。「論理の石」からわずか4章で解決に至る。あまり,解決部分を掘り下げると,物語全体の無理が目立ってしまうので,あえてあっさりにしているのかもしれない。
 ハイパーインフレ騒動について,1巻でフラッシュバック的に描き,2巻でもじっくり描かれているだけに,ラストのあっさりさがやや物足りない。その点だけが割引き。
 1と2にわたるエピソードは,欠点があったとしても,読みやすさ,インパクトなどを考えると,万能鑑定士シリーズの開幕にふさわしい傑作といっていいデキだと思う。★4で。

〇 サプライズ ★★★★☆
 偽札騒動の黒幕が,チープグッズの店長であり,万能鑑定士としての凜田莉子を育て上げた師匠ともいえる存在である瀬戸内陸であったという点は,物語全体としてはサプライズがある。ミスディレクションとなる存在がなく,登場人物も少ないので,ミステリとしての解決をフェアに付けるには,この人物くらいしか犯人がいないという消去法で分かってしまうのは残念なところ。その点だけ割引の★4で。

〇 熱中度 ★★★★★
 ハイパーインフレ騒動がテンポよく描かれており,この話をどう収集付けるのか,読み進む手が止まらない。抜群のリーダビリティの作品。この作品に限らず,万能鑑定士Qシリーズはいずれもテンポがよく,読みやすい。文句なしの★5で。

〇 インパクト ★★★★★
 ハイパーインフレ騒動の描写はなかなかにインパクトがある。ひと昔(ふた昔?)前の「日本沈没」などのパニック小説の趣がある。瀬戸内陸が黒幕というオチもインパクトがある。こちらも文句なしの★5でいいだろう。

〇 読後感 ★☆☆☆☆
 悪い。万能鑑定士Qの事件簿の1から始まって2のラスト部分まで,瀬戸内陸は儲けを度外視した理想的な経営主として描かれ,凜田莉子も尊敬する人物として描かれている。それが,ラストの数章で印象が全く変わる。5年前から,日本を大混乱に陥れるハイパーインフレを計画していたとは…。この部分もインパクトにつながるが,読後感は悪い。

〇 キャラクター ★★★★☆
 凜田莉子は魅力的に描かれているし,小笠原,氷室,瀬戸内陸,楓,葉山警部など,登場人物は少なめながら,しっかりと描き分けられている。葉山警部などは,ややステレオタイプの刑事(二課の刑事といえば,こんなイメージという感じ)っぽく描かれており,やや物足りないが,全体的にキャラクター作りはうまい。

〇 希少価値 ☆☆☆☆☆
 人気シリーズ。希少価値はない。

〇 メモ
〇 凜田莉子が,イオナ・フーズの企みを暴きイオナ・フーズが警察で捜査を受ける。
〇 イオナ・フーズの企みが,財務省と公安の捜査であり,国立印刷局工芸館の藤堂俊一の部屋に忍び込むためのものだったことが分かる。
〇 一万円札の偽札が出回っているという脅迫文と偽札が各マスコミに届いたことが報道される。
〇 莉子は,小笠原に頼み,週刊角川の編集部で偽札と脅迫文を確認する。偽札の真贋の見分け方は分からなかったが,脅迫文が沖縄の紙に書かれたものであることを見抜く。莉子は,藤堂の部屋のエアコンの室外機から,藤堂も以前,沖縄に住んでいたのではないかと推理する。
〇 偽札についてマスコミが公表してから2日後の朝,政府がマネタリーベースで20兆円近く日銀が発行していない紙幣があると発表。混乱に拍車がかかる。
〇 莉子は,偽札騒ぎの手掛かりを見つけるために,沖縄に里帰りする。
〇 氷室拓真が,万能鑑定士Qの店を訪れ,鑑定の依頼に来ていた女性の宝くじの科学分析を行う。
〇 莉子,波照間島に戻る。捜査
〇 犯行グループからの映像がニュースで流れる。
〇 莉子,竹富島を捜査→打ち紙を作っている工場だった。
〇 莉子,西表島を捜査。力士シールが作られていたと思われる隠れ家(謝花兄弟)を発見。チープグッズとのつながりを知る。
〇 小笠原の捜査。藤堂の家を見ていた不動産屋を怪しむが空振り
〇 莉子。チープグッズで瀬戸内社長に会う。謝花兄弟を紹介される。力士シールはファットマン・キャラというキャラクターで,チープグッズが宣伝の一環で貼っていたという。
〇 藤堂を指名手配する。藤堂はあっさり出てくるが,犯行には関与していないことが分かる。
〇 万能鑑定士Qの事務所で,莉子,小笠原,氷室が会う。氷室は宝くじの鑑定のことを莉子に伝え,莉子は新聞の方が偽造されていたと見抜く。このことをきっかけとして,偽札事件の真相に気付く。
〇 偽札の真相は,番号部分の偽造。繊維素コーティング(ファンデルワールス結合)。偽札事件の黒幕は,チープグッズの瀬戸内。瀬戸内は,謝花兄弟に番号部分の偽造をさせ,数枚の偽札を作り,マスコミに送付した。政府のマネタリーベース分析の間違いにより,この騒動が起こった。

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2017年06月25日

Posted by ブクログ

ハイパーインフレに陥ってからの日常描写が面白かった。
本当にこんなことが起きたら困るけれど、まるで嘘のように高騰していく価格。
紙幣制度というのは、絶対に安全だと国民に信頼されているからこそ成り立つものなんだと、あらためて思った。
昨日までと何も変わらない日常なのに、紙幣だけがどんどん価値が下がっていく。
何倍にも跳ね上がった家賃なんて・・・住んでいるのは同じ場所なのに・・・払う気にもなれないだろう。
しかし、まさか力士シールにこんな裏側が隠されていたなんて!!
伏線だとまったく気付かせない(気付かなかったのは私だけかもしれないけれど)のはさすが。
どんな形で解決するのか、想像もつかないまま読み進めていたが、なるほど。
きちんと伏線も回収され、納得のいく結末になっていた。
テンポもよくライトノベル的な読みやすさがある。
本格ミステリーは苦手・・・といった人には気軽にミステリー気分が味わえる物語だと思う。

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2017年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みしてしまった。
素直に面白かった。
前の巻とは違い、時系列順に物語が進んでいくので、それもまたよし。
1巻と2巻でひとつの物語なわけですが、1巻が丁寧なフリになっていて、偽札事件と力士シールの犯人がわかります。
最後、若干、駆け足感があり、犯人の動機がいまひとつな気がしないでもないですが、ちゃんと回収して物語が終わったのはよかったです。
実演販売の会社が実は警察だったり、偽札の犯人と思われた人物が全くのシロだったりが前半~中盤でフラれて、謝花兄弟はやっぱり犯人じゃないのか? と思ったら、やっぱり片棒担いでいたり~と、状況が二転三転して読み手を飽きさせない工夫。
そして、偽札事件の現実的にできそうで出来ないところなど、非常に心憎かったです。
ネタバレありにしているわりに、やっぱりちゃんと読んで「おお」となって欲しいという願望があったり。
あれだね、花の子ルンルン的な終わり方だったね。
幸せの青い花はスタート地点にありましたみたいな。
次の巻も早く読みたい。

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2017年03月09日

Posted by ブクログ

万能鑑定士莉子が、前作から続く超ハイパーインフレに挑む第2弾。
紆余曲折を経てたどり着いた結末は、ちょっぴり寂しいものだったが、
莉子のこれからの活躍に向けて、良い旅立ちとなるもの。

まだまだ続いている本シリーズ。
死人が出ない手軽に読めるミステリーとして、安心してお薦め出来る。

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2021年05月27日

Posted by 読むコレ

フェイクはフェイクだった!なるほど

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2013年03月01日

Posted by ブクログ

これは面白くなかった。好きじゃない。筋立てやトリックはいいよ。でもこの恩人が犯人でした、ってオチは衝撃があるだけで主人公も読者も誰も幸せにならないだろ。だからすごく好きじゃない。前巻で瀬戸内の恩誼に涙した読者もいるんだよ。トリックってそういう事じゃないから。楽しめた部分もたくさんあったのに物語の感想としては面白くはなかったに尽きる。あと偽札が蔓延したからってそんな2日くらいでモノの値段が10倍になるとかは理屈はわかるがリアルではない。そうはならないよ。残念。

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2023年05月05日

Posted by 読むコレ

サクサク読める松岡作品。シリーズ2作目。
前回ではいつの間にか日本が末期的な大恐慌に
見舞われてしまっていて、その経緯と真相が
今作で明らかになる。
公安、財務省など国家レベルの大きな力が
全力を挙げてこの偽札を追いながら...全くその
手がかりもつかめず、更に国家の治安も経済復旧の
対策もまるで対応出来ていない...って状況は
一見、バカバカしくあり得ない状況だと...
思いたいですねー。なんか現実に起こった場合
シャレじゃ済まないような不安が残ります。

今作のスーパーヒロイン、莉子の超絶的な
知識量と発想力はウルトラ冴えまくり!スゲー。
すっかり忘れかけてた元々に謎、「力士シール」
も偽札事件によるハイパーインフレも...後半で
怒濤の如くぼ急展開!

アレ!? 結構面白い!!??

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2013年03月09日

Posted by ブクログ

ところどころご都合主義の部分もあるけど。というか謎を解くというより雑学を元に謎を作ってる感は強い。でも気楽に読めて良い。

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。
1の続き。
国家レベルの問題になってしまった。
急展開。
2つの場所で事件に迫る。
外して外して最後にズドンと決める感じでした。

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2020年12月14日

Posted by ブクログ

続きが気になって即借りる。ハイパーインフレがどうなったのか、そして現実にもありうることなのか。。。
トリック?的には現実的になくはない。でも、それだけのことでここまで大きなことになるのだろうか。仕掛けた本人からしてびっくりしてたしな。

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2020年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どうやって終わらせるんだろう、と思うくらい、最後の最後まで解決しなかったので、ちょっとハラハラ。ハイパーインフレ怖い。けど、真犯人が身近過ぎて意外だったと同時にちょっとだけ違和感。綺麗に最後は旅立ちへ繋がっていたので、続けて読んでみようと思います。

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2019年06月11日

Posted by ブクログ

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?

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2018年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いろんな人の勘違いのオンパレードで面白かった。
凛田莉子でもこういうことがあるんだなと主人公に親しみを感じられる内容だった。

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2017年10月10日

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