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Posted by ブクログ
【評価】
内容 :★★★★☆
読みやすさ:★★★☆☆
難易度 :★★★★☆
ボリューム:★★★☆☆
【所感】
お金の歴史から金利の決まり方、債券との関係性などわかりやすく解説されている。まさに『教養としての「金利」』という題がぴったりの一冊だと感じた。イールドカーブの変動パターンの説明などもわかりやすかった。まさに知りたいことが網羅されていたので読んで良かった。
Posted by ブクログ
ここまでかみ砕いてそもそも論から金利について勉強できる本は稀なのではないか。ビジネスの現場で計算はするものの、そもそもの仕組みについて理解が乏しかった。金融ニュースで出てくる専門用語がわからず、わかったフリをして読み飛ばしていた部分を気づかせてくれる。たとえばレポ=Repurhcase agreemen=買戻条件付き債券売買=債権現先取引 など。
金融周辺の各要素(債権・株式・市場・中央銀行等)の相互に関係しあっている。その関係性は、金利を切り口に見ると理解しやすくなる。基礎の部分をこの本で把握できるので、実際に変化が起こったとき、背景の推測もしやすくなるはず。この視座が少しもてたのがうれしい。
金利そのものについて言えば、一口に金利といっても様々な種類があり、期間によっても異なる。たとえば国債の期間ごとに異なる金利をつないだ線がイールドカーブだが、これが固定化されているものではなく、市場の動向を反映して生き物のように弾力的に動き続ける。この動的なイメージをもてるのが、この本のいいところだ。
本棚に置いて、参考書的に見ていきたい。
Posted by ブクログ
教養としてのシリーズの中で金利を特集している本
非常にわかりやすく平易に書かれていて、入門書としては最適
スワップ取引やイールドカーブなど、株式投資していると良く耳にする単語についても、その概要や重要性を明示してくれている
基本書はこれで充分かもしれない
Posted by ブクログ
金利について身近に感じることができるようになって少し理解できるようになった気がします。理解するまでには至らなくて、飛ばし読みしたところが多々ありますが。