【感想・ネタバレ】ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記 file NO.4のレビュー

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Posted by ブクログ

この巻が今後の展開に大きくかかわる人物が一通り揃うことになります。
また、それぞれの立場も面白いですね。
主人公たち昆虫と人間の共存をメインに考える人々。
白蘭たち植物と人間の共存をメインに考える人々。
そしてグリーンプラネット、略してGPなわけですが、現実の自然保護団体とあえて同じ略称にしてあるし・・・
白蘭たちはこの巻では比較的、露骨に対立していますが、今後の展開は?
GPは酷いですね、ってか悪人が善人顔しているだけの集団のようです。前の巻から出ていますが・・・
まともな構成人員が明らかにいない団体ですね・・・いくらなんでも現実の団体と混同しないようにしましょう・・・
ただ、いつも気になるのが、動物愛護をうたう人たちはいつも動物と自分たちのことしか考えていない気がします。
まず、同じ人間として動物による被害を受けている立場の人たちのことをどのように考えているかを聞きたい・・・
現代日本でも、カラス・イノシシ・シカ・サルなど動物問題は多々発生しています。
逆に、われわれも海外各国から非難されてまで、調査捕鯨を推し進めているのはどうかと思いますが・・・

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2009年10月25日

Posted by ブクログ

うーん、立場が違えばなんたらかんたら……難しい話ですよね。

昆虫を含めた生態系っていうのは大切ですし、無理に駆除すると別の害虫とか、色々。線虫で死んだ娘のお父さんもそうだし、中華姉妹の話も……。ところでビワの苗木をとっておくなんて、ただのイヤな奴かと思ってたけど、いいところもあるじゃないですか。

これは難しいなぁ。しかし植物の専門家のライバルが現れて、俄然面白くなってきました。

あと、3巻の時にも書いたけど、サービスショットは必要ないんじゃないかな?別に萌え系じゃないし、そういうストーリーでもないし、サービスカットを無理やり挿入してくるから、むしろ笑ってしまうんですけど……。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

北海道育ちなせいでゴキブリというやつのイヤさはよく知らないのだけど、そういう生理的な嫌悪感以上に「生物学的に生態そのものが怖い」という話は説得力があって非常にサスペンスフルだった。

第二の主役であろう中華姉妹と最凶の悪役である姫様が登場して、物語はこの巻から第2部という感じなんだろうか。ちょっと一挙新展開すぎて師匠(あ、稲穂)の影が薄くなってしまった感はあるけど、強引なテコ入れお色気が見てても痛々しかった以前と比べれば文句も言えめえ。この新展開自体は面白いしね。

表紙に妙な違和感があると思ってよく見たら、白蘭が「はいてない」どころか「着ていない」だったのか。何たる無法! 設定上高1とはいえ(いや、それでも十分問題だが)カミムラ先生の底知れぬなにかを感じた。
カバーといえば紅蘭と稲穂の肉感的な表現も含め、女体描写が目に見えて上達しているのは感心した。あのテコ入れお色気にも意味はあったという事か……。

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2009年10月04日

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