【感想・ネタバレ】先生がいなくなるのレビュー

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Posted by ブクログ

心からの応援の意味も含めて星5つ。

私が年次研修で保育園と一般企業で実習し、一番驚いたことが、きちんと休憩時間があること。
普段は、休憩する暇もなく、やらざるをない仕事に追われ、睡眠時間を削って家でも仕事をし、土日も当たり前に出勤。もちろん残業代なし。
そういうものだと頑張ってきたが、やはりそれでいいはずがない。

本を読み、司法も守ってくれないことを知った。韓国の事例も興味深い。
業務量に対する考え方も、図にまとまっていて分かりやすい。給特法をなくすことが業務量削減につながると納得。
また、給特法のある現在の学校でも、様々な工夫で業務量を減らした事例が紹介されており、それもとても参考になった。

働かせ放題の教員の職場環境が改善し、健やかに働き続けられることを切に願う。

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2023年08月15日

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  教師を苦しめる「命令なき超過勤務の強要」
第2章  時間管理なき長時間労働~給特法下の「見えない残業時間」
第3章  教育現場から訴える学校改善の方策
第4章  学校の働き方改革が「先生以外の人たち」とも無関係でない理由
第5章  学校現場での働き方改革~知られざる「リアル・ノウハウ」
第6章  給特法の「これまで」と「これから」を考える座談会

<内容>
「ブラック」だと言われて久しい教育現場。自分もそこにいるのが、確かに「働くこと」に関して気にすることはなかった。部活も生徒と一緒に楽しく(保護者などとの軋轢もなかった)やれてたし、授業準備も割と定時内に仕上げていたし、調べ物などは半分趣味のように家でも、読書やネットサーフィンで仕上げてきていた。が、今の若い先生や教育実習生を見ていると、「ブラック」だと感じる。若いときから時間管理ができていないし、授業準備もノウハウを持たないからだ。結果、どこかの指導案をマルパクリをしている。しょうがないところもある。この本では、第5章が最たるところだが、授業準備に時間が割けるように、それ以外の業務の改善策を提案している。部活はまた別の話のようだ。

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2023年06月12日

Posted by ブクログ

こういった、
教員界隈の問題点を整理した書籍は
数多出ているけれども、
届いてほしい人には届いているのだろうか。
どうすれば窮状を知ってもらえるだろうか。

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

私は教員をしているが、朝早く出勤して電話番、昼休みは食事をとる5分だけ、保護者対応、平日の夕方と土日のそれぞれ丸一日は部活動や特別授業などなど、今思えばよく死ななかったなというレベルだった。本書のように考えている方が増えているのが非常にうれしい。

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2023年05月27日

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