【感想・ネタバレ】背高泡立草のレビュー

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Posted by ブクログ

普段使っていない納屋の雑草を親族総出で刈り取る物語。ただそれだけなら物足りなかっただろう。だが、物語の合間に、納屋がある場所で起きた過去の話が挟まれており、とても味わい深い物語になっていた。芥川賞を取った表題作の他、1作収録。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

おそらく本書の良さを正しく理解出来なかった読者の一人。不快感がある訳では勿論ないものの、カットバックで行き来するもう一方のストーリーの意図が飲み込めず最後まで読み進んでしまった。芥川賞作品なので自分の読解力がないことにやや落胆をします。

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

本作は、芥川賞を受賞した著者の代表作で、母の
実家に残る納屋の周りに生い茂った草を刈るために、長崎のある島に向かう話で、親戚一同が草を
刈るためにその島に集まる。
なぜ、草を刈るのか、その納屋の歴史、家族の歴史が読んでて、心地よく物語が進まれていく。
家族のルーツ、歴史を知ることが実に大事かと、あらためて実感しました。
文章で描かれている、長崎の島が、自然に頭の中で、再生されて、文章の表現力にもビックリしました。あと、方言ですね。九州の言葉がここまで、私の脳裏を刺激するとは思いませんでした。
とても、心地よい雰囲気になりました。

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2023年03月19日

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