感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いちおうSFに分類してみたけど、今読むと妙にリアルで、あるときSFじゃなくふつうの社会小説になったらどうしようという感じ。
例によって噴火や地震にまつわる蘊蓄も全開。少し笑える要素もほしいところだけど、題材が題材だからむずかしいか。
政府がしっかりしていて、首相が行動力あって、それが一番リアリティの薄いところかもしれない(^_^;;
Posted by ブクログ
災害サスペンスってのは、その通りだけども江戸以来噴火していない信仰の対象にもなった霊峰富士の噴火を題材にした一冊。
東日本大地震を経験した後に読むと、予想だにしないまさかの事態というのは、正に事実は小説よりも奇なり。
えてして、人間の慣れとは悍ましいものですね。
喉元過ぎれば熱さは何とやら。
自然の力は、人の想像力を超越してゆくね。
Posted by ブクログ
読みやすい、すいすい読めました。
それにしても噴火は怖い。
身近にある富士山が噴火するとこんな大惨事になるのか。
昨今の地震の状況とリンクする部分もあったので、現実的になりそうでかなり怖かった。
Posted by ブクログ
山体の膨張、低周波地震の増加、二酸化硫黄濃度の上昇、動物の異常行動、地下マグマの活性化…。富士山の直近の噴火は宝永四(一七〇七)年。それから三百年近くが経ち、富士山は今、三百年分のエネルギーを蓄えている。
Posted by ブクログ
動物の異常行動から、富士山大噴火。
色々とうんちくが出てくるのが楽しい。
ただ、登場する脇役にもっとスポットをあててもいいかも。
凄い読みやすいです。
Posted by ブクログ
富士山がとうとう噴火するという、そのものズバリのお話。300年間眠ったままで、その間に蓄積されたエネルギーは、地球規模の被害を引き起こすほどの相当なもののようです。
スラスラ読めたんですが、何かこう、薄っぺらいというか、リアリティーに欠けましたね。この作家の書いたものだけに、そういう重厚感でなく、あっと驚くどんでん返しを期待したのですが、ごく普通のパニック小説でした。
(2007/11/17)