【感想・ネタバレ】殺戮の狂詩曲のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「死体搬送人」御子柴弁護士シリーズ。Audibleで聴読。エピローグで、なぜ御子柴が「鬼畜」星野の弁護をしたのか、最大の疑問がどんでん返し的に描かれる。さすが中山七里先生。

0
2024年03月27日

Posted by ブクログ

マジで面白い。
意図は途中でわかったんだけど、実際は「マジか!」ってラスト叫んだくらい、わかってなくて。
もう大どんでん返しの帝王すごいです。
幸せだなー。面白い本に出会えるの、ホントに幸せ。

0
2024年03月20日

Posted by ブクログ

読み始めは、うっ~っと鳩尾を殴られるような感覚に襲われるが、だんだんと真実が明らかになると、鳥肌ものだった。
シリーズものは、卒業が頭を過るが、御子柴礼司シリーズは惹き付けられる。

0
2024年03月11日

Posted by ブクログ

何故、勝ち目もない凶悪事件の弁護士になるのか最後の最後までわからなかった。介護施設の老人達を9人も刺し殺した極悪人を無罪にしたら絶対に許さないと思いながら読み続けた。
やはり来た‼️
中山七里先生の大どんでん返し、やはり面白すぎです。

0
2024年03月08日

Posted by ブクログ

御子柴礼司シリーズ第6。

今回も鮮やかな法廷弁論。
最後は、びっくり、そうくるかと。

何故、この犯人の弁護を。。
少年院時代に関係が。

0
2024年02月13日

Posted by ブクログ

現実でもあった介護施設での介護士による殺人事件。この物語では、その裁判について御子柴礼司が国選弁護士となり被疑者の思惑や殺された遺族の気持ちを聞き取っていく。
初めてこのシリーズを読んだが面白く読めた。特にシリーズだからと言って途中からでも問題なかった。
ストーリーは中々にハードな内容。この被疑者にも共感するところはある。
そしてオチは見事な予想外。後から読めば伏線はあったが、裁判の結果も犯人の思惑も感じ取れなかった。
シリーズは遡ろうと思う。

0
2024年02月11日

Posted by ブクログ

相模原殺傷事件がモデルになる。極刑しかあり得ない大量殺人犯を御子柴が弁護する。被告人の犯行は揺るぎない。刑法第39条の適用は絶望的だ。御子柴の行動は遺族めぐりばかり。減刑の嘆願書を得られるはずもない。そもそもカネにならぬ国選を請け負う理由がわからない。いまさらの売名なら御子柴を陳腐化させる。接見を重ねても勝機はついぞ見出せない。いつしか公判は進む。被害者参加人たちの被告人質問で残りページは削られていく。いかに御子柴でも無理だ。ところが。エピローグはこのシリーズのファンの胸を打つ。このレビューに読点はなし。

0
2023年12月22日

Posted by ブクログ

高級老人ホームで起きた、入所者9人が惨殺された令和最悪の凶悪事件。

犯人は、介護士の男。犯行に至った原因は、巧妙な洗脳を受けたため。

洗脳をした男は、姉の莫大な遺産を相続するために、邪魔な姪を消す目的があった。

学習障害の人の特徴が、書く文章に読点(、)が無いこと。この本で学んだ新しい知識。

御子柴礼司が、勝ち目のない介護士の男の弁護を引き受けた理由は、彼が、少年院時代の親友の弟だったから。

御子柴礼司の目的は、9人も殺している被告の死刑は免れないが、せめて、鬼畜から血の通った人間に回帰させて、人として罪を償わせることだった。

たった一人の野心のために、大勢の人が巻き込まれた、とんでもない事件。

その道具としてカモにされた介護士の男。人はこんなにも簡単に洗脳されてしまう、という事を、あらためて学んだ。

悪名高い御子柴礼司が、実は、死んだ親友のために、一肌脱ぐ良い奴だとわかり、好感を持った。

ダークヒーロー、御子柴礼司から、目が離せない。

0
2024年06月01日

Posted by ブクログ

オーディブルにて。
ついに御子柴シリーズ6作目。
今回は今までと違って、確実に殺意を持って大量殺人を行ってる確実に有罪の被疑者。
どう裁判で闘うのか、なぜこの被疑者を弁護するのか。最後のエピローグに全てが詰まっていて、いつもと違う展開だけど心温まる話とも言える。

0
2024年05月31日

匿名

購入済み

今回ばかりは、引き受けたらホントだめだよ。と、何回も思いました。どんでん返しでしたが、弁護を引き受けた事情にも、あーと、なりました。

0
2024年05月23日

Posted by ブクログ

御子柴礼司シリーズの第6弾!
『殺戮の狂詩曲(ラプソディ)』

まさかの序盤から唐突に始まる大量殺戮シーンに戦慄いた。読んでいて気分が悪くなるほど臨場感溢れる描写に、実在の事件報道がフラッシュバックしそうになるので、苦手な方は注意して下さい。

今回、御子柴礼司が弁護するのは、介護付有料老人ホーム「幸朗園」の介護士 忍野忠泰。
勤務態度も真面目で信頼のおける忍野が、突如として入所者を次から次に殺戮する殺人鬼に豹変する。

捕まった忍野曰く、
「これは虐殺ではなく、天誅というんですよ」
身勝手な社会正義を振り翳し、己の主張が正しいと疑わない忍野。精神鑑定も問題なく刑法第39条で争う気もない。

礼司に近しい人が、今回ばかりは忍野の弁護に猛反対する。どちらに転んでも御子柴に全くメリットがないからだ。皆の反対を押し切ってまで、なぜ礼司は忍野の弁護を受けたのか?
更にこの弁護は国選で報酬も低い。世間の関心が強いから売名の為だと礼司は言うが、あまりにリスクが大き過ぎやしないか?

この疑問がずっと頭の片隅にありながら、物語は進行する。予想通り検察側優位で公判が進むので恒例の法廷論争はかなり控えめな印象だった。

バケモノ忍野形成に至った過程は、案の定というか気になっていた人物が絡んでおり、やや拍子抜け感があった。礼司に語った情報といい、露出度といい、おいおい油断し過ぎじゃないか?

極刑は免れないとしても、犯罪者がどんな心境で死刑を迎えるのか。犯罪心理の闇を知り得る礼司だからこそ、忍野を人間に回帰させることが出来たのだと思う。

今回は、倫子ちゃんの登場は無かったなと少し寂しく感じてた矢先・・・
エピローグにやられた。
この4頁が、個人的には全体の8割に匹敵する重みがあった。頭の片隅にあった疑問が解決する満足感と共に、礼司が胸に秘めていた想いに目頭が熱くなるラストだった。

やはりこのシリーズからは目が離せない♪
礼司のキレッキレの読心術の裏で揺れ動く、元死体配達人の心情が回を追う毎に静かに熱を帯びて来る。

そして未読の方は、絶対にシリーズ刊行順で読んでいただきたい。
感情の入り具合に顕著に影響します!
斯くいう私が、順番間違い経験者なので。笑

面白すぎて一気読み・・・
明日に響くのでもう寝ます。
って、日にち変わっとるし。

0
2024年05月23日

Posted by ブクログ

自分の考えだと思っていたのに、他人から植え付けられた考えだったとは。最後に明らかになったおかげで、人間らしく過ごせるのか。

0
2024年05月01日

Posted by ブクログ

御子柴弁護士シリーズ6冊目、贖罪の奏鳴曲から始まり、追憶の夜想曲、恩讐の鎮魂曲、悪徳の輪舞曲、復讐の協奏曲と、動機に準えた単語と楽曲の表題で構成された題名だ。今回はラプソディ。

法律は完全ではない。人が作ったもので人が人を裁く。御子柴の根底に社会の常識と言われるものへの抵抗が見え隠れする。ラプソディは形式を持たない自由奔放なイメージだ。御子柴の言動そのものではなく、奥底に眠る自由奔放な思考と信念が顕在化する。御子柴の真意がどこにあるのかが、最大のミステリーだ。それは最後に理解できる。温かい涙とともに。

前半は事件を起こした犯人忍野の動機が描かれ、弁護を引き受けた御子柴が遺族9名を訪ねていく。ほぼ極刑は免れない弁護をどう展開するのかの下地になるからか、悪戯に描写が丁寧である。
刑法39条が論点になるのだろうが、精神鑑定では立証することが難しい。難しいけど一本の道があると感じながら読み進めた。読点と話す言葉の関係、学習障害には興味がそそられた。

0
2024年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルが怖そうで、躊躇していましたが、御子柴シリーズなので読んでみました。

少し前の事件に似た内容で、御子柴が弁護しますが、無罪にはならず…
ただ、御子柴が弁護を引き受けた本当の理由はラストにわかります。

ストーリーとしては、興味深いのですが現実の事件に似ているので、どうにもやりきれない感もあり、星4です。

0
2024年04月22日

Posted by ブクログ

御子柴弁護士シリーズ、6作目。

高級老人施設で起きた介護士による大量殺人事件。障がい者施設と老人施設とで多少舞台が異なるものの、相模原の事件を彷彿とさせる。
今回の犯人が引き起こしたのは、極刑に処されるべき令和最凶最悪の凶悪事件。犯人との接見、被害者遺族宅への訪問、読み進めば読み進めていくほど、無罪判決を目論む御子柴には絶望的としか思えない状況が続く。結局、最後までその状況は覆られないのでは?と思わせる展開。そして下された判決は、、、。しかしながら、御子柴の真の思惑は私の想像の枠外だった。勝ち目のない弁護をどうして引き受けたのか、最後の最後で御子柴の心の内が明かされる。人間味がなさそうで実はちゃんとそれを育んできたのかなと御子柴に思わざるを得なかった。

0
2024年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴シリーズ!相模原の障害者施設での殺傷事件がベースの様子。こちらでは高級老人ホームになっているが、犯人の主張としては同じような感じで、色々考えさせられるなあ。
今回は依頼人がどう足掻いても犯人だから無罪にするのは無理だし、どんな結末を迎えるのかと思ったら、黒幕がいたか〜。犯人は一応救われて?良かった。

少年院時代の親友、うそざきくんの弟(犯人)を助ける(洗脳を解いて、人として裁かれるようにする)というのが目的だったようだけど、うそざきくんが記憶から飛んでいる…。舌噛んで自殺した子が確かにいた気もするけど…だめだ…

0
2024年03月06日

Posted by ブクログ

有料老人ホームの入居者を次々と視察し、合計9人もの老人を惨殺した介護士(被告)を主人公御子柴礼司が弁護することに。
犯行の態様と動機が常識から外れており、死刑は免れないと思われた被告だが、御子柴礼司は無罪を主張。
裁判の結果も去ることながら、なぜ御子柴礼司は被告を弁護することを決めたのか、その真実も秀逸。
同シリーズのファンとしてはエピローグに感動。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

介護老人福祉施設での大量殺人。
しかも犯人は社会に貢献しない老人を殺すのは正義だと理性的に言っている。
と、途中まで読んでやっと御子柴先生シリーズだと分かってどうやって判決覆すのかと思ったけど、やっぱり死刑は免れないのか。
でも犯人の考え方を変えたり、犯人を扇動した裏の犯人を突き止めたのはさすがの御子柴先生。
高級老人福祉施設にいるからって高級国民ではない。それぞれの家族のあり方があるのがリアル。
どうして御子柴先生が頑張ったかはラストに分かるけど、過去の話でそんな話があったかどうかもう覚えてないけど、あればまた読みたい

0
2024年02月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴自体のキャラクターはとても良い(個人の感想です)が、ストーリーが実際あった事件を下敷きにしているにしてはちょっと浅いような…。小説として踏み込みづらい領域ではあるが。あと最後の過去との繋がり、どうも無理矢理感が否めない。御子柴の人間関係も、そろそろネタ切れでは…。有働さゆりとの後日談がそろそろ読みたい。

0
2024年02月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

御子柴弁護士が、この圧倒的不利な状況からどうやってひっくり返すのかと読み進めていた。一方でいつも通りにひっくり返したら、やり過ぎかなとおもっていたが、今回は敗訴だっとは。ただ、あのような形で状況を変えてくるとは驚かされた。
また、作者がこの本を書くことで、何を表現したかったを考えてしまう。

0
2024年01月11日

Posted by ブクログ

今回も面白い。
御子柴の思惑や先の展開が気になって、読み始めたら止まらなくなった。
死刑がほぼ確定したような被告人をどう弁護していくのか。
そもそも無罪を勝ち取ること自体可能なのか?と思っていたけれど、まさかそう来るとは。
何を以て“依頼人の利益”とするか。
あまりにも人間的すぎるわ。

0
2024年01月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの御子柴弁護士が国選弁護人に!?しかもほぼ極刑が決定的な被疑者の!? 結局、殺人教唆は認められたものの死刑は回避できず裁判に負けた。でも忍野忠泰は人間に戻ることができた。人として死ぬことができる。御子柴が勝ち目のない弁護を引き受け忍野の心を救ったのは、この人のためだったんだ。そしてそれはやっぱり御子柴自身の贖罪。
やっぱりこのシリーズ、好きだなぁ。

0
2024年01月09日

Posted by ブクログ

御子柴弁護士 シリーズ 6
高級介護施設で発生した、大量殺人事件が発生。
令和最初にして最悪の事件といわれた、介護施設で起きた、介護士による入居者9人の惨殺事件。

犯人の忍野忠泰は「生産性の無い上級国民は、社会において、害でしか無い」と言い張る。

極刑を求める世間や遺族達。
その事件の国選弁護人として、手を挙げたのが、
御子柴礼司弁護士。

〈死体配達人〉が〈令和最初で最悪の凶悪犯〉を弁護すると、マスコミや世間が、いろめき立った。

多額の弁護費用を求める、御子柴が、何故、国選弁護人になったか。
最終章で明かされるが、
御子柴弁護士、少し、人間らしくなったか?

この作品、あんまり、評判は良く無かったようだが、私は、好き。面白かった。

0
2024年01月05日

Posted by ブクログ

依頼人から法外な報酬を受け取ることで知られていて、法廷戦術に長けている全検察官の天敵、悪辣弁護士〈御子柴礼司シリーズ6〉

老人ホームで働く介護士忍野の犯行は、無抵抗な9人の老人を刺し殺すという青天の霹靂だった

そんな彼の弁護を引き受けた御子柴礼司
『バケモノの弁護を〈死体配達人〉が請け負う』と報道され話題を掻っ攫う

今回は駄目なんじゃない?
無理なんじゃない?
極刑は免れないんじゃない?
どして手を挙げた?

法廷の結果はいかに。。。

う〜ん、今回は悪徳度が薄かったなあ
ただエピローグや今までの彼の行動を見ると、御子柴礼司という男の土台は少年院時代にあるのだなと再確認した

0
2023年12月16日

Posted by ブクログ

御子柴礼司シリーズ6作目。

有料老人ホームの入居者9人が施設の介護士によって惨殺された事件。
最初、この介護士視点から殺害時の様子が細かく描写されるので読むのがちょっとしんどかったですが、その後御子柴先生が登場するところからやっぱりどんどん面白くなっていきました。

事件の内容からして死刑判決は免れないだろうし、どうなるんだろうと思いながら読み進めたのですが、なるほどそういう着地点でしたか…。
今までの大逆転とは少し違いましたが、事件の裏に隠された真実が明らかになる場面は素直に驚いたし、その後の展開にも納得でした。

読む度に、御子柴先生が大好きになっていくお気に入りのシリーズ(^^)
次回作も楽しみです。

0
2023年11月18日

Posted by ブクログ

高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。
犯人である施設の介護士は(犯人が分かった上での小説なのでネタバレではありません、安心してください)、
生産性のない高齢者をこの世から排除するのは自分の責務であり、
格差社会を生み出す上級国民を排除しなければならないと。

もう、スタートからとんでもなく不穏な感じ、、
四章とエピローグで構成されていますが、
三章目から弛んできた感じがして若干退屈でした^^;

日本の刑事訴訟の有罪率は99.9%で群を抜いて世界一の検挙数らしいのです。
しかし、この御子柴弁護士、その0.1%を突いてくるのだとか。
もう少し無理矢理な世界観を期待していたので残念、、
シリーズ全てを読んでいないのでまだコンセプトが分からず退屈気味に。泣

最後にどんでん返しということですが、
これまたシリーズを追っていないのでよく分からず。笑
人気シリーズはきちんと順を追わないとダメですね( ; ; )

0
2024年06月11日

Posted by ブクログ

御子柴弁護士シリーズ。

序盤から、次々と人が殺される様子が残虐に描かれていくので、何だこれ、どうした中山七里!と思ったけれど(「ワルツを踊ろう」みたいな)、こんな事件の弁護を引き受けた御子柴弁護士に焦点を当てた作品だったというわけか。それにしても、凄惨な殺戮場面は勘弁してほしい。(著者の好みなのか?)

黒幕は意外な人物だったな。だけど動機としてはどうなんだろう。もっと違う理由と人物かと思った。
多数の殺人をはっきり正義と言い張る容疑者も気持ち悪いけど、真実を知ったところで、そんなにころっと穏やかな気持ちになるものだろうか。

悪徳ぶっている(?)御子柴弁護士の善人要素が、また一つ。やはり根はいい人っぽい。(にしては、過去の事件がひどすぎるけれど)

0
2024年05月09日

Posted by ブクログ

御子柴シリーズ6巻。老人ホームで毎日贅沢をする生産性の無い上級国民の粛清と、数年前に起こった相模原事件を思い出した。

  シリーズ最初の方のインパクトはないしイマイチだったけど、これからも、御子柴シリーズは追いかけようと思う。

0
2024年04月29日

Posted by ブクログ

6作目のせいかちょっとエンタメ色が強い。
世間一般だけでなく、稀少な味方からも大反対されて四面楚歌となる悪辣弁護士。どうやってひっくり返すかのカタルシスがたっぷり。
ただ今回は、裁判うんぬん以前に中山節の痛烈な社会批判のボリュームが大きいという印象。

大ニュースになった相模原の障害者施設連続殺人。池袋で起きた上級国民の暴走殺人。それらをリミックスしてさらに軽はずみなネット中傷や、今どきの「悟り」に対しても警鐘を鳴らす。
その全てが痛みというキーワードとつながっているように思えるのは私だけか。
かつては無感情に殺人を犯してしまった主人公。わずかでも人の心を取り戻していく歩みが、そのまま人の痛みを理解するありふれた過程にも思える。

ブラックジャックにピノ子がいたように、御子柴の周囲にも実は献身的に支える人たちがいる。その関係が徐々に血を通わせていくところに、本当のカタルシスが隠れている気がする。

0
2024年03月02日

Posted by ブクログ

絶対勝ち目ない無理な案件なのに弁護引き受けたってことは判決覆す大どんでん返しがあるのかなと思ったらあっさり……
ラストのオチでなるほどねとは思ったもののちょっと拍子抜けでした

0
2024年02月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あの御子柴礼司がどうして国選弁護人を引き受けたのか…最後に理由がわかり、しっくりきた。
そして殺人教唆した人物も、意外な人だったが、たとえ忍野がコントロールしやすいタイプだったとしても、こんなに上手く事件を起こさせる事ってできるのかなぁ。上手く展開し過ぎてる感は、否めない。

0
2024年01月21日

購入済み

御子柴弁護士シリーズ

既発汗本に比べて、ストーリーが安易で、ハラハラドキドキ感があまり感じられませんでした。
もう一捻り必要かと、少し期待外れの内容でしたね。

#シュール

0
2023年10月10日

「小説」ランキング