【感想・ネタバレ】日本人はなぜ日本のことを知らないのかのレビュー

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Posted by ブクログ

"日本という国がいつどのように形作られて、今日に至るかを教えてくれる。
こんな歴史を学びたかったと思った。古事記や日本書紀を読みたくなること間違いなし。"

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2018年10月22日

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日本史教員です。改めて教科書を読んでみて、都合の悪いところの削除の多さや、学校の歴史教育の矛盾を強く感じました。
現場で私たちは何ができるのか。

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2014年06月07日

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素晴らしいの一言。少し右寄りかな?という思いで読めば、多少断定的過ぎる記述も見受けられるが、全体的に言えば間違いなく良書です。
これはまず全ての大人が読むべきです。そしてその大人たちが子供達に教えなきゃいけない。
多分戦争の世代のおじいちゃんおばあちゃんは知っていることなのだろうが、今の世代は本書の内容など習っていないのだろう。ここには教育と、家族の分断という根の深い問題が関わっていそうだ。
話がややそれました。
いい本です。古事記と日本書紀を買いたくなりました。
毎年建国記念日に読みたいと思います。

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2014年05月06日

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面白かった。日本人として読んで損はないと思う。すべてが正しいわけではないだろうけど考えると指針として良い本だと思う。

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2013年10月22日

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日本は世界に現存する世界最古の国家であり、現存する唯一の古代国家である。今の日本があるのは、なりたちが影響していることを再認識した。

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2013年09月05日

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正直知らないことばかりだった。神武天皇が紀元前660年前も昔の人だったとは…
日本書紀が否定されると大きな弊害が起こると言います。論理的な意見だったので、日本書紀の偉大さを初めて知りました。

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2013年07月25日

Posted by ブクログ

少し偏りはあるが、日本人として知っておくべきこと。それは、日本が大きな紛争を経ずに、話し合い、つまり「和を以て尊し」という観念のもとに、1300年以上続く国家を作ったということで、この精神はやはり大切にしたいと感じた。

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2013年05月12日

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事実と真実
日本史ではなく国史

古事記は、現代語訳なら読んだことがあるが、日本書紀はないなあ。
日本の建国は、文字のない頃だったから、ハッキリしないらしい。
中学・高校の授業で、まともな国史をしっかり教えることは大切。

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2013年07月02日

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読み終わったので、感想とか。


日本が大好きだ!!!!

って、なりました。
元々、自国だし生まれた国だし好きは好きなんだけど、なんかいまいちピンとこなかったんですよね、この日本と言う『国』に。

でも、この本を読んで、この国の成り立ちを知って、改めてこの国が大好きになったし、良い国だと思いましたよ。

この本を学生の頃に読んでいたら、今の自分は変わっていたかも…。

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2013年01月30日

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仰るとおりだと思う。WGIPのせいで始まった偏向的な左翼化対応ももう終えていいだろう。そういう意味では教育というのは怖い。変な刷り込まれ方をしたら宗教よりももっと怖い。右傾化、全体主義化しない誇りの持ち方があるはず。歴史学と考古学を上手く組み合わせた国史の授業が必要になると思う。独自の価値観を醸成していくためにもそう思う。

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2024年01月30日

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日本人の精神的気質の根底にある、日本人の価値観。大事にしたいと思う。主に自然観、死生観、歴史観にあるという。日本人として自分の国の建国の歴史を知っておくことは、日本人としての自分に自信を持つためにも重要だと思った。日本の歴史、特に建国の歴史を勉強できて良かった。

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2023年11月04日

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日本の建国をしるには良い本です。
著者の言うとおり、これ程素晴らしい建国の歴史があるのに、現代人はまったくピンと来てないので、一読するのをオススメします。

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2019年06月12日

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日本史で、日本建国のことを書いてない、教えていないということに初めて気づいた。

勉強してて、何か違和感があったのはここだったのか。。。
古事記もちゃんと読もう。

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2014年02月01日

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ネタバレ

日本史を『国史』と言わないのはおかしいと著者は指摘していますが、確かにそうですね。一体誰目線だ!って思いましたし、指摘されるまで気付きませんでしたね。
記紀(古事記と日本書紀)を一つの宗教ととらえれば、日本史を『国史』と呼ばないのは、ちょっと納得します。特定の宗教を教えるのは公正な観点から見れば非難されても仕方ないでしょうが……それにしても日本の成り立ちを記紀に求め、それを教えていかなければならないとする著者の主張も理解できます。

日本の歴史のすごさをアピールしまくった本ですが、なるほどすごい。世界最大にして最古の古墳があったり、世界最長の歴史をもっていたり、武力に頼らずに領土を拡大したり、世界の常識とは並外れています。それだけで十分に読む価値があります。

「これだけ物のあふれる自由で豊かで安全で、しかも文化の香りの高い社会に暮らしていて、国を愛して何が悪いのか。むしろ、これだけの大きな恩恵を受けていながら、国を愛さない方がおかしいと私は思う。」
著者の考えに違和感を持つのは、ここです。これって、『アメ玉をくれるお兄さんが好き』と言う子供と同じ発想で、大人には通用しません。大人だと、『アメ玉をくれる』行為と、その行為をする『人』とを区別し、『アメ玉をくれるのは嬉しい(=好きだ)けど、くれるお兄さんが好きだとはイコールではない』と分かります。これは、アメ玉をくれる人なら誰でも好きになるのと同じで、さらに言えばアメ玉をくれなくなったら嫌いになります。
では、日本人は日本のことをどう思っているのか。僕自身がそうであるように、大半の日本人、特に若年層では、『日本に生まれて良かった』と思うけど、愛着とか、愛国心はそれほど高いものではないと思います。しかしながら、愛国心は高くなくても、著者危惧する『愛国心のない国は滅びる』という心配は杞憂に終わると思います。根拠はありませんが……。

従来の中学生の歴史の教科書を改定した教科書(案)が本書末に載っていますが、こちらの方がより上手くまとめてあり、良いものに仕上がっていると感じました。
僕の評価はAにします。

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2013年11月08日

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日本では、日本の建国の歴史について学ばない。それゆえ、世界最古の王朝である日本について誇りを持っている人はほとんどいない。

筆者はその広く語られざる日本の建国の歴史を、「日本書紀」と「古事記」を中心にして、その信頼性を確認しながら日本の建国から中国からの独立までを論じる。

国際化の時代と呼ばれる現代において、自国のことを誇りに思うどころか十分に語れない自分のことを恥ずかしく思っていましたが、日本の建国の歴史については、これで少しは誇りを持つことができそうです。

欧米の文化を吸収しようとするあまり、自国の文化は程度の低いものだと認識してしまっていた明治時代などでは、日本の文化に目を向ける人は少ないのも仕方ないと思う。

しかし、現代においては自国のことを知らず、誇りに思えず、外国人に指摘されてはじめて日本の素晴らしさを感じるのはもう許されないと思いました。

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2013年05月14日

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第Ⅰ部「日本はいつできたのか」というタイトルに衝撃を受けました。
日本の建国について学校で勉強していなかったことに気づいたからです。
やや難しい内容も書かれていますが、日本人として知っておくべきことが書かれている本だと思います。

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2013年10月11日

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この人の好き嫌いや発言内容はともかくとして、日本人が日本のことを知らないというのはあたっていると思う。今はどのように歴史教育がされているのか知らないが、少なくとも国の成り立ちや国に誇りを持てるような教育は必要だと思う。少なくとも英語教育に時間を取るくらいなら、自国の言葉で歴史や文化を学んだほうがよほど国際的な教養人になれるのではないか。

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2023年05月15日

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神話→神国思想→天皇制イデオロギーという発想から、歴史叙述は考古学から始めるものと思っていたが、それは偏見であり、国際的にも異常なことであることは初めての気付きだった。
確かに、日本の歴史を学ぶにあたり建国神話を知らないというのは何かおかしい気もする。
著者のいう学校教育における「古事記」の学習も、日本の成り立ちを知るという意味では重要だと感じるが、一方で何か引っかかるものも感じる。右派、左派的思想についても自分は無知なので、今後とも様々な視点での歴史を学んで考えていきたい。

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2021年09月03日

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・日本は建国として世界最古の国
・日本の歴史は2000年くらい
・日本最古の書物である古事記と日本書紀
・古事記は国内向け、日本書紀は国外向け

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2021年03月01日

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他国では建国を祝うが、日本では建国を祝う文化はない。これは建国の歴史が古く、曖昧なことと建国の歴史を学校で学ばないことが要因であるかもしれない。日本書紀や古事記を教育の現場で教えることで、建国を祝う文化が芽生えると感じる。

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2020年10月06日

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ネタバレ

現存する世界最古の国家は日本。世界最古級の土器は青森県の大平山元遺跡出土の縄文土器。世界最古の磨製石器も日本から出土。これらは日本人が誇るべき事実である。しかし、なぜか日本の歴史教科書には記載がない。日本人の多くが知らない事実なのである。

特に、日本が世界最古の国であるということは重要だ。国家の成立要件には諸説があり次の3時期が考えられるが、いずれを日本国家の成立時期とみても、世界最古であることに違いはないのだ。
①『日本書紀』による神武天皇の即位を以って建国とすると、紀元前660年(建国記念の日は、神武天皇が即位した日とされている)。
②纏向遺跡の造営による大和王権の成立を以って建国とすると、3世紀前期。
③律令国家の完成(701年の大宝律令)と、日本国号(702年の遣唐使)、天皇号の成立(推古朝または天武朝)をもって独立国となったと考えると8世紀頃。

国家としての日本の成立は、著者が言うように正史に基づくべきであろう。確かに、列島各地に口伝により伝えられた神話を纏めた『日本書記』(720年完成)に記載された国家の成り立ちは完全に神話の世界である。しかし、その神話も何らかの真実に基づいていると考えるべきというのは、尤もである。

日本人がなぜ日本に誇りを持てないかを考えたとき、"War Guilt Information Program" という、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ/SCAP)が行った自虐的歴史観を植え付ける洗脳計画と、それに加担してきた日教組(公立学校の教職員組合)の罪は大きい。教育現場の改善を強く望みたい。

このグローバルな時代に、日本人としてのアイデンティティーとそれを形成してきた日本の歴史の学びは非常に重要だ。ある世界的な歴史学者はいう。「12、3歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」と。世界一古い国家、日本も同じ運命をたどるのだろうか。

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2017年05月02日

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ネタバレ

確かにいつと言われたら分からなかったし、建国記念日の日もあやふやだった。日本が現存する最古の国だと知れた。

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2017年01月27日

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以前読んだこの人の本は面白かったのだが。
これはちょっと辛かった。
日本大好き。OK。
日本人なら日本のことが好きで当たり前。というかそれが健全。OK。
ならば日本の成り立ちとか歴史を「きちんと」知ろう。それも、OK。
が、その肝心の日本の成り立ちについて、もちろん記紀をどう扱うかというのがものすごく大切なのは判るが、自分に都合のいいところだけいいように解釈してくような論法は、トンデモ香がしてしょうがなし。中国の書の取扱のと整合性もない。
後半の、自書の「歴史」本は、却って嫌らしくてとても読めなかった。

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2015年01月12日

Posted by ブクログ

第Ⅱ部を読むだけでも日本の成り立ちに触れられるので一読の価値があります。
私見ですが、中央集権的な教育から、藩校の様な地域に根差した人間育成まで、教育の多様化について検討が必要だと思います。
教育を変えないとという点では賛成です。

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2014年05月18日

Posted by ブクログ

日本という国の成り立ちが有史以前であり、天皇が先か、国家が先かも定かではない。日本書紀や古事記は、有る程度国家の体をなしてから綴られたものだが、作為的なものか定かではない。中国側の歴史もそう。そこで、聖書を持ち出し、事実かどうかは検証不可だが、これは、我々が選び取った真実だと。この論法は、正しいというより、仕方ない。そして、日本人として、理想を散りばめられる解釈だ。しかし、竹田さんの内在的論理はどこにあるのか。昔は大好きだったのだが、どうもこの人の口振りは、天皇制を新興宗教のように正当化するように、露骨で頂けない。もっとバランスよく事物を評価しなければ、いけないのではないか。

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2014年04月17日

Posted by ブクログ

世界中の人は自国の建国の歴史を知っている.しかし日本人は自国の建国の歴史を知っているだろうか?
日本の建国記念日はなぜ2月11日なのか,日本はいつどのようにできたのか.そしてそれらをどうして日本の教育現場では教えていないのか.
私たち日本人が日本を愛せるように,日本の建国の歴史を紐解く……

前半は日本の建国の歴史を,後半は筆者が教えたい中学校での「国史」の教科書を紹介している.

私自身もヤマト朝廷から飛鳥時代までの流れは不自然だなぁと思っていたけれど,なるほどねと思わせる説明でした.

主に古事記と日本書紀に沿って説明がなされていて,たとえ科学的に否定されうるとしても物語として面白いと思いました.
聖書と同じようなものだと思うと,納得できます.
中国と日本に関係,「朝貢すれども冊封せず」というのはとても興味深かったです.

やっぱりまだ日本は占領から抜け出ていないのだなぁと思わされました.

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2014年02月01日

Posted by ブクログ

「古事記」と「日本書紀」が日本を語るうえでいかに大切なものかということを、改めて感じた。戦後の歪曲した歴史観ではなく、記紀を基盤とした日本の成り立ちを教えるべきだと思う。果たして今の日本人に日本の建国を語ることができる人がどれだけいるのだろうか。また第二部の「子供に読ませたい建国の教科書」こそ本当に子供たちの教科書になるべきだと思う。

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2013年05月03日

Posted by ブクログ

なぜ日本人が日本の成り立ちを知らないのか、について書かれた本。

ネタバレですが、それはGHQが日本人から愛国心を削ぐような教育内容にしたからだとか。
個人的には日教組も一枚噛んでるのでは?と思う。

高校から大学にかけて毎年夏はイギリスに短期間で語学学校に通っていたけど、そこで自国の歴史を説明しなきゃいけなかったのに、国の成り立ちとか何も知らなくて大したことを言えず、悔しかった。

それに比べて、他の国の人はちゃんと話せるし、なおかつ誇らしげだったのを覚えてる。
この本を読んだ今なら難なく話せると思う。

あと、前から不思議だった「皇室ってなんで新嘗祭とかに参加するの?」「敗戦のときに天皇が人間宣言したけどなんで?神様って誰が思ってるの?」など、自分の中の疑問が気持ちよく解けた。

とはいえ、筆者の家系(旧皇室)もあるのか若干右寄りな内容に思えたり、同じことを何度か繰り返す部分があったので、少しマイナスの印象。

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2013年04月09日

Posted by ブクログ

2011年9月29日、初版、並、帯なし
2013年3月9日、伊勢BF

2013年12月25日津BF ダブり本

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2013年12月29日

Posted by ブクログ

日本が、少なくとも1800年以上続く、世界で最古の王朝だと改めて気づいた。
なぜか、学校ではそれを教えられない。
愛国心と戦争とは別なはず、建国記念の日に日本の古代からの歴史を考える良い機会になった。

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2013年02月11日

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