感情タグBEST3
Posted by ブクログ
マンガ化、アニメ化された、ヨーロッパの架空の小国リヴェールを舞台に真面目で心優しい留学生、久城と「灰色狼」と恐れられる頭脳明晰な美少女ヴィクトリカの2人を中心に次々と事件を解決していくミステリー小説。
日本には無いヨーロッパの優雅な雰囲気と久城とヴィクトリカの初々しさがとても純粋で可愛さがあります。それと裏腹に事件をひも解いてゆく中で一貫された残酷さが、甘いお菓子としょっぱいせんべいを交互に食べているような感覚で病みつきになります。非常におもしろい作品なので、是非みなさん読んでみてはいかがでしょうか。(テン)
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが凄く可愛い。天才的頭脳を持ち、自信に満ちあふれた女王様のような態度を取りつつも、本心では一弥に心を許し、甘え、自分なりに守ろうとしている姿が意地らしくてたまらない。強さの中にほんのちょっぴりの弱さが垣間見える桜庭氏の少女像が大好きだ。ヴィクトリカの出生には多くの謎が残されているので、これからこの長いシリーズを少しずつ、味わいながら読み進めていきたいと思う。
Posted by 読むコレ
本作については、直木賞も取った女性作家、という以外の知識を持たずに臨みました。桜庭さんの本自体、初めてになります。
ですので、一人で勝手に驚いたり感心したりしながら読みました。
期待値以上でした。面白かった!
まず、本作がコテコテのラノベだったことに驚きました。そして、ラノベでありながら、案外ハードな設定のミステリだったことに感心しました。
ただ、シチュエーションが良かっただけに、肝心な仕掛けの部分が簡単で残念でした。この展開なら、過去と現在の両方を濃くして、上下巻にしても良かったのでは、とも思ったり。
とはいえ、次巻買います!
Posted by ブクログ
貴族の娘、美少女ヴィクトリカと日本の軍人の息子、留学生一弥の関係はこれからの進展を期待させる。ただこれほど壮大な仕掛けを作る意味があるのかが最後まで引っかかった。
Posted by ブクログ
2021年1月24日
犯人は途中でわかったけど、猟犬の存在は分からなかった。
ヴィクトリカのツンデレな感じがよい。
最後と、後書きを呼んで物語のスケールの大きさを理解した。
欧米の恐怖小説、探偵小説をスマートに取り込んで現代というスパイスを振りかけたキュートなシリーズ。
Posted by ブクログ
個人用読書メモ
・久城が留学にやって来てから半年くらい
・ヴィクトリカとブロワ警部の関係を初めて知る
・QueensBerry号の事件に巻き込まれる
Posted by ブクログ
GOSICKという題名の響きだけで読みました。
正直どんな感じか全くわかりませんでしたが、読み始めた瞬間に分かりました。「ラノベみたいな本だ」って。
ヴィクトリカが可愛くて、ミステリーはちょっと物足りない感じはしたけれども、満足の1冊だったかと。
Posted by ブクログ
幽霊船を舞台にした事件。
それぞれのキャラクターが立っていてどんどん読み進められた。ブロワ警部もどこか憎めない。しかしながら起きている事件の内容は陰惨。文章は読みやすくとても面白かった。続編も読みたい。
Posted by ブクログ
本屋で平積みになっているのを見かけていたので、いつか読みたいと思っていました。
ヴィクトリカと久城のコンビが絶妙で、少々ヘタレ気味だけど真面目で優しい久城に対しツンデレなヴィクトリカが見せる信頼につい微笑んでしまいます。
事件は若干おどろおどろしい感じですが、このコンビの活躍で思ったよりさわやかに読めた気がします。
ヴィクトリカにはまだまだ謎がありそうです。コンビの今後の活躍に期待してシリーズを読んでいきたいと思います。面白かったです。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカ可愛い。。こういう、さらふわーと読めるミステリーは良いですよね。しかも面白い。アニメはみたことないですが、脳内ヴィクトリカが可愛すぎて見るのを悩んでます。。ゴシックエスを間違えて先に読んでしまって、この物語はずっと学園が舞台なのかなぁなんて思ってたので本当に面白かった。続きも読みたいと思います
Posted by ブクログ
最初の方はノリに着いていけないところも多々あったんだけど、中盤あたりからどんどん引き込まれてドキドキハラハラさせてもらった。
ヴィクトリアの印象が読み始めと終盤で随分変わった。
ツンデレでかわいい。
一弥の強さや優しさも気持ちがいい。
キャラクターもみんな深みがありそうで、シリーズを通して見えてくるものもあるのかな。
情景が鮮やかに浮かんで、なんだかイラストを描きたくなりました。
人気シリーズなのも納得!続きも気になる。
Posted by ブクログ
どちらかといえばキャラ読み派なのと、
軽めのミステリーが読みたかったので、
前から目をつけていたこの本を開いてみたら、
案の定はまりました。
ヴィクトリカという少女の声がしわがれているという
設定は何度読んでも違和感が残りますが、
内容が意外とダークなのに登場人物たちの“抜けてる感”
のおかげで全体的に軽く読めるのがやっぱりいいなと。
舞台が外国なのも現実感が乏しくてすごく好きです。
謎解き率とどんでん返し率は低いですが、
収まるところにちゃんと収まってくれる安心感も好きです。
Posted by ブクログ
アニメから入りだいぶ昔に原作も読んだGOSICKを久しぶりに再読。
他の話がうろ覚えなせいもあるけど野兎走りの話がなんだかんだ1番好きだった記憶。
またアニメ1話から見返したいなぁ。
Posted by ブクログ
映像化を意識した登場人物なのは分かるけど、一部の人物はあまりにも鼻につく感じで好きになれなかった。
主人公の2人の掛け合いについても、もう少しTPOをわきまえてやれば良かったとも思う。正直、ウリのはずな掛け合いがドスベリして、その状況をぶち壊している場面もあった。
続編があったら読むかというと、ちょっとどうかなという感じ。
Posted by ブクログ
『私の男』の桜庭一樹さんの作品だと思って読んだら、あまりの違いに驚かされた。いや、何でも書けるんですね。相変わらずの文章の上手さ。細かな設定と少し緩い謎解きもこの世界観にピッタリだ。
表紙のイラストの影響で、ヴィクトリカの容姿がゴスロリに誘導される。ずいぶん前にアニメ化もされてるそうで、「まるで老人のようなしわがれて低い声」と記されているヴィクトリカの声も聞いてみたい気もする。不思議な魅力のある作品。
Posted by ブクログ
私の男が面白かったので読んでみた。
テイストが全然違った。
桜庭一樹の作家性とは一体なんだろう?
そのあたり注視しながらも、とても読みやすい作品なので、次回作以降もじゃんじゃん読み進めてみたい。
Posted by ブクログ
ヴィクトリカが探偵役で一弥が助手役?になるのかな?ミステリー的には面白いが、個人的には色恋が好きではない…が2作目が気になる。ただ1冊完結?で読みやすい。
Posted by ブクログ
歴史的に「占い師」は歴代の帝王などが重宝した人材なのかもしれない。頂点に立つ人物ほど孤独で猜疑心があり、誰にも真実を明かそうとしない。そこで信頼できる人材とされたのが「占い師」となっていたのは歴史上史実である。それがこのミステリーを面白く、楽しくしている。人はどこまで信じるのか。
Posted by ブクログ
再読。
ほとんど忘れてたから新鮮だったけどw
これマンガやアニメになってもいいようなキャラクターとストーリーだね。
シーリーズの12巻まで積読しているから、これを皮切りにスキマ時間で読み進めよう。
Posted by ブクログ
女性作家ならではの柔らかさがある。
ミステリ部分は割と分かりやすく事件の序盤で犯人まで推測できた。
だが、キャラクター萌えという点ではかなり良い。
面白かった。
Posted by ブクログ
貴族階級が残りつつも昔過ぎない時代設定
ヨーロッパの小国
人形のように小さくて美しいヒロイン
ダークな雰囲気のミステリー
実に 私好みでした
イラストがついているのもありましたが
私は 表紙がヴィクトリカの影絵になっている方が好きです
今の段階では久城とヴィクトリカの関係は探偵と助手という感じですが 今後 どう変化していくかも興味がありますね
Posted by ブクログ
結構期待していたので、正直肩透かしを食らった気分。面白く読めたは読めたけども。
具体的には、展開やトリックに既視感があり、またそう捻ったものでもない(と感じた)ために、結構先が読めてしまうのが大きかった。犯人は誰か、という嫌疑を一人一人晴らしていく面白さも、緻密なトリックを暴いていく魅力にも、やや欠けていると感じた。風情ある活劇として楽しむのが正解かなぁ。
文体はライトノベルやキャラクター文芸テイストで、読みやすい。色んな要素を散りばめて、それを上手く風呂敷の中に収めきる手腕は見事だった。
(もう少し踏み込んだ内容は、コメントにて補足)
Posted by ブクログ
時代設定とか話の流れとかは面白い。キャラも魅力的でミステリアスな所も……
ただ、"ファンタジー"というか、そういうラノベとして読めば楽しめたんだろうけど、"ミステリー"として読んだら犯人もすぐに予想がつく話だったからあまり楽しめなかった。
なので、ミステリー好きには物足りない話ではあるものの、物語が楽しめればそれでいいという人には楽しめる作品かと…
Posted by ブクログ
再読。探偵&助手のコンビはミステリー作品に数多登場するが、何といってもそのキャラクターと組み合わせが物語をより面白くしてくれる。設定された時代背景と相まってその造形が魅力的。シリーズものになるべく仕掛けもあって、久しぶりに読んだけどやっぱり面白い。
Posted by ブクログ
ラノベと小説の中間、ラノベ寄り。
ミステリーかといわれたらミステリーなんだけど、全然驚きはなかったなぁ。
古い作品だから?展開も読めるし、トリックも使い古されたものだし…
あまりにもあからさまなヒントも多かったので、本来はもっと対象年齢低めの始めてミステリーを読む人向けなのかも。
また探偵役の子が天才という設定なのに凄く当たり前のことしか言わず、かつ補佐役の子がいちいちそれに驚くというのもあからさま過ぎて…
つまらなくはなく、たしかに面白かった。でも稚拙でした。
ラノベ好きの、または小・中学性でミステリ初心者だったらはじめて読むには面白いし、自信を持って薦められるかと。
本好きの大人にはあまりお薦めしません。
Posted by ブクログ
アニメを先に見ているから完全に悠木碧で再生される/ キャラもアニメのままだ/ 後の直木賞作家とは言え文章は稚拙だ/ ラノベの客層にあわせてるのかも知れないけど、スカスカだ/ 巻末解説の金原瑞人の文章が読みやすく丁寧で砕けて、こっちの方が全然レベル高い/ 秋山の先生だけある/ 必読
Posted by ブクログ
元々、桜庭一樹さんの本が好きで読んでましたが、桜庭さんの本の主人公がほとんど女の子だったということもあり、GOSICKは主人公が男の子という設定で、(一応、ヒロインのヴィクトリカと女の子もいたけど)あったので、新鮮味を感じることができました。面白かったです☆
2013.8.23(1回目)