感情タグBEST3
Posted by ブクログ
取材の先で後醍醐天王の隠し財宝にまつわる情報を耳にするチョーサクとリサ。
その一方で起こる殺人事件。その関連とは・・!塔馬が見抜いた真実とは。
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いわゆる歴史ミステリーは好物なのだが、本書はあまりに殺人事件がとってつけたようで、その解決もあっさりとしており今一つだった。
歴史の謎は後醍醐天皇にまつわるもので、それなりに惹きつけるものがあった。無理に現代の殺人に絡めず、じっくりと歴史の謎に取り組む方が作品として面白くなったかもしれない。
Posted by ブクログ
新年1本目というか、年末にはほぼ読み終えてた作品。後醍醐天皇の南北朝分断から、幻の貨幣である乾坤(けんこん)通宝をめぐる歴史ミステリ…なのかな?
部隊は島根は隠岐の島から吉野、青森、長野と後醍醐天皇の足跡を追うように進行するのだが、肝心(?)の殺人事件は、わりかし地味。そして、謎の集団による殺人をほのめかす言葉のみ。
登場人物は、メインがミステリ作家と歴史研究家など、2時間サスペンスドラマのような"わかりやすい"ものだし、途中で出てくる人たちも、役場の職員など傍観のしやすい立場である。
逆に言うと、傍観し過ぎて切羽詰まったところが特に無いわけで、ちょっとダラダラした印象も受けるが、最終的にも2時間ドラマのように無難にまとまっているので、非常に読みやすい作品。
まあ、あんまり残るところもなかったかも。
Posted by ブクログ
歴史ネタをメインに据えるのか
ミステリーとしての事件要素をメインに据えるのか
ちょっとどっちつかずで中途半端になってしまった印象。
とはいえ、南北朝の後醍醐天皇ネタは
昨年吉野に行ってたこともあって、
面白く読めた。
やはり苦しかったのはミステリー部分で
わかりやすいトリックがあるわけでもなく
ゴチャついた人間関係を紐解くミステリーなので
物語への引力が薄かったように思えた。