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読み易い本で一気に読み終えました。パウンドケーキは色々な材料で作るのが大好きです。最後にレシピも付いていてお得感満載。好きな事、得意な事を仕事にして困難を前向きに克服していき、幸せを掴んでいく内容は心が満たされて私も幸せになりました。他の作品も読んでみます。
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好きなことで生活ができたら、どんなにいいか。
普通の主婦だった人がケーキ作りが好きだからと言って、
ケーキ屋さんになれるのは、ほんとにまれな事。
どんなに才能があっても、その人だけの努力では絶対に成功しない。
必ず、そばに応援をしてくれる人が必要。
なにより、本人が「人を喜ばせたい」という気持ち。
茜の人柄がたくさんの人たちを引き付けたと思う。
詐欺を見破る観察眼も鋭かった!
その時代の、女性の立場が弱かったころ、
しっかりと自分の力で生きようとする姿。
この著者らしいストーリー。
「恋をしなくても、結婚はできるが、
愛がなければ、結婚は破綻する」とか、
「恥をかく勇気」とか、
うんうん、とうなずきながら納得した。
父親の葬儀に、しっかりと出席して、
お別れできた七に、優しかったころの父を思い出すシーンは、胸が熱くなった。
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最初からお腹すく〜!
なんて美味しそうな描写。
山口先生、食べ物の描写に長けているから。
最後にちゃんとレシピがありました。
安心安心。
50歳からの人生、憧れますね。
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山口惠以子さんの作品は、『ゆうれい居酒屋』、『婚活食堂』の両シリーズ物を読み進めており、いつも楽しませてもらっていますが、本書『バナナケーキの幸福』も、是非シリーズ化して続きを読みたいなと思わせてくれるほど、本当に面白かったですね。
それこそ、一気に読み終わりました。
読み続けたいなと思う大きな要因の一つに、物語の主人公を応援したくなるかどうか、があると思います。
その点、本書の主人公である、母・茜と娘・七の母娘は、応援したくなる、また応援する甲斐がある主人公にピッタリでした。
とりわけ、七の茜を大事にする心と、茜が作るケーキを喫茶店への卸売りから始めて、洋菓子店の開店、販売の拡大に繋げる決断力・行動力は、読んでいて気持ちが良く、応援したくなりました。
物語の序盤、父の突然の裏切り行為(不倫⇒離婚)によって、裕福な病院長夫人とその娘という立場から退かねばならなくなりますが、そこから、茜・七母娘の奮闘が始まります。
ある意味で、茜の本来の人生はそこから始まったのかもしれませんが、(前述のとおり)七がいたからこそとも言えるでしょう。
勿論、七は七で自分の人生を歩んでおり、全てを茜に捧げているわけではありません。
母娘で、それぞれを尊敬し、それぞれの人生を尊重しながら、それぞれの幸せを掴もうと、一生懸命に生きている姿が清々しいですね。
やはり、山口さんの作品は読んでいて気持ちが良くなること間違いなしでした。
山口さん、PHP研究所の皆さん、シリーズ化されることを是非お願いします。
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掘り出し物でした、出会えてよかった作品。
表紙のケーキが美味しそうで手に取ったのですが、前向きな気持ちになれる、幸せのお裾分けをしてくれるような作品でした。
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特に悪いことも起こらず、トントン拍子で話が進むので、正直リアリティに欠ける部分はありますが、その分スピード感があって、さっくり読めました。何かを始めるのに遅すぎることもないし、自分が進んでいく道のヒントは、思いもよらないところに落ちているんだなあと思いました。
母と娘の性格もバランスがよくて、お互いを大切に想いあっていたので、読んでて心地よかったです。母・茜の慎重さと、娘・七の行動力が、良い具合にマッチしてて、親子ならではのチームワークが発揮されていました。
個人的には最近読んだ本の中で1番好きでした。
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著者が好きなのと表紙も可愛かったので読んで(聴いて)みた。
内容としてはトントンと良い方向へ進むので嫌な気持ちになることなくほんわかできる1冊。
通勤中、家事の合間Audibleで聴きながら…には難しい内容で無いので良かったです。ケーキが食べたくなりました。
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【あらすじ】
いつも穏やかでお菓子作りが上手な母・茜と、法律事務所に勤めるしっかり者の娘・七。 ある日、茜は医師である夫から突然離婚を言い渡されてしまう。夫の身勝手さに傷つき、離婚成立後もショックを引きずる茜。七と商店街のメンバーは茜を励まし、手作りのパウンドケーキの販売をすすめる。「人生へのリベンジ」をかけて、母娘二人のケーキ販売が始まった! 奮闘する母娘の絆をケーキと共に温かく描く感動作。
「死んだ人間にとって1番幸せなことは、自分の愛した人が自分のことを忘れずにいてくれることなんです。この世に自分を想ってくれる人がいる限り、その人の肉体は消えても、魂は留まっています。そして、愛する人が幸せでいるように、じっと見守っているんですよ。」
【個人的な感想】
ほっこり心温まる小説。
私も頑張ろう!と元気をもらえる作品です。
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ほんわか良いお話で幸せな気持ちになりました。
スタートは離婚から始まるツラいお話でしたが、お互いを思いやる母娘のサクセスストーリーで、そこまでのハラハラ感もなく終始上手い方向に話が進んでいく幸せな物語でした。
バナナケーキのレシピも付いていて、バレンタインも近いのでこれは作ってみたいと思いました。
バナナケーキに合う珈琲をいれて。。。
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母娘でケーキ屋さんを大きくして行く話。
医師の父(夫)には捨てられるけど、母娘の関係はとても良いからこそ成り立つお話。
その父(姑)にも天罰が。人間、不条理して欲を出してはいけないんだな。
医師夫人で不自由なく過ごしていた母が、人を見る目が鋭かったり、キャリアウーマンの娘の仕事の段取りがスムーズだったり、環境に甘えることなく自分の足で歩いていれば、道は開けるんだな。もちろん、周囲に恵まれることも必要だけど。
周囲に恵まれるかどうかも、結局はその人が歩んできた結果だし。
山口さんの作品は、鋭い人間洞察がありながら、ハッピーエンドになるところが好きです。
居酒屋料理は作ってみたけど、普段作らないケーキにも挑戦してみたくなりました。
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安心して読める。年末年始に最適。
トントン拍子で羨ましいと思うけど、茜さんは、長年連れ添った夫に捨てられたり、七さんは月2回も食事してた男性が他の女性と結婚して失恋したり。
詐欺にも合いそうになるけど、正しい判断で回避出来たり。
二人とも誠実だからキーとなる作家さんからの大量注文に取り組みんでケーキ屋が上手くいったんだろうなと。
エピローグもハッピーエンドで良かった。
私もやり甲斐のある仕事見つけたいな…と。
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焼きたての甘いケーキの香りに包まれたような感覚で、読み終えた。
趣味のケーキ作りで人生を充実させていくお話。元気をもらえる。ケーキのレシピ付きが嬉しい。このケーキを家族に焼いたら、私も登場人物の仲間入りができそうで、それもまた楽しみ。
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突然離婚を切り出された茜
趣味でケーキを作っては周りに配っていた茜に
人に売ったらどうか?と提案してくれた
喫茶店の夫婦
そこから茜の人生は大きく変わり、娘の七と
一緒にアカナナ洋菓子店をオープンさせる。
この一冊の中に意外とダークな話もあったりとギュッと凝縮されている。
先が気になっていつ止めたらいいのかわからぶ
結局最後まで一気に読んでしまった。
最後、ドタバタと急展開さがありながらも、親子で育てているお店とそれを取り巻く人々に心温かくなるものがある。
山口先生の本は大好きで食堂のおばさんシリーズも読んでいますが、毎回美味しそうで食べたいものばっかり。
今回のバナナケーキももちろんレシピ付き。
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この本を買って、通勤時間に読んでいました。山口恵以子さんの小説は自分の読むリズムに合うのか、直ぐに読み終わりました。エピローグがあるのは、「食堂のおばちゃん」や「婚活食堂」と違い、一巻で終わりなのかな?と思ってしまいます。バナナケーキとドライフルーツの入ったケーキは好きなので、このケーキのレシピがあるので作ってみたいですね(何時作るのかわからないが)
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専業主婦だった茜とその娘七が、いちからバナナケーキとフルーツケーキのお店を立ち上げて大きくしていく話。
最初は、おいしそうなタイトルに惹かれて手に取った。話がトントン拍子に進むのでちょっと現実味がないかも、なんて思いながらそれでも楽しくよみすすめた。読み進めるうちに、なんだかこれって夢物語じゃなくて本当に頑張ったら叶う夢なんじゃないかと思えてきた。
仕事に真摯に向き合う直向きさや、良い仲間との出会い、諦めずに頑張ることで着いてきてくれる支援者。
何度か温かい人の繋がりや、家族の絆を感じで涙が出たし、エピローグでの家族の描写には心惹かれた。わたしもこんな家族にしていきたいなって。
心温まる、いい小説だった。巻末のバナナケーキのレシピも、作ってみたいな。
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バナナケーキを焼きたくなりました。主人公が医者の娘で早稲田大学法学部卒(恐らく。慶応かも)、とかその後のトラブルを考えても優秀過ぎて少し現実味がないなと思いました。女子大家政科、くらいが感情移入しやすいかも
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表紙の絵につられて購入してしまいました。
いきなり離婚を告げられ、人生をやり直す母と娘。
趣味で作ってるケーキのお店を開き、商売していく。
御都合的な部分もあるが、好きこそ物の上手なれ。
明るくポジティブなこころに天は時として追い風を吹かせる。ハートフルなストーリーに癒されました。
リアルに描いている作品もいいけど、疲れてるときにはこういうほっこりストーリーに癒されます。
ケーキとコーヒーとともに。
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旦那もその家族も最低すぎたけど、仕返しするシーンはスッキリした。
旦那の件以外、基本的に穏やかでトントン拍子で進んでいく。
リアルさには欠けるが、マイナスな気持ちになりたくない時にはいいかな。
娘と母の仲がとっても良い。
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黄色いバナナケーキが描かれた優しい雰囲気の表紙を見て、疲れた人が美味しいお菓子で癒やされる話かと思って手に取ったが違った!医者の夫に突然離婚された専業主婦の茜が、娘の七と協力し、得意のケーキを販売して店を持つまでになるサクセスストーリー。大事なところでしっかり決断することの大切さを学んだ。最後にレシピが載っていたバナナケーキとダークフルーツケーキはぜひ作ってみたい。
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美味しそうな題名に惹かれて読みました。
専業主婦の茜がいきなり医者の旦那さんに離婚をつきつけられ、離婚。
途方に暮れると思いきや、趣味で作っていたケーキを喫茶店に卸販売したことをきっかけに、あれよあれよと卸の規模が拡大。
人を雇って手伝ってもらったり、娘の七も仕事をやめてまで、手伝うようになり、遂には店をオープンさせる。
あまりにもトントン拍子に事が進みすぎな物語だけど、深読みしなくてもさらっと読めたので○
50歳からでも何か始めるのは遅くない!!
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婚活食堂が好きだったので読んでみました!
お店をするにあたりいろんなことがとんとん拍子に決まっていって
実際はこんなうまくはいかないよなぁ、なんて思いながらも
お話なんだからこのくらい軽い気持ちで読み進められる方が好き。
テンポも良くて楽しく読むことができました!
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食堂のおばちゃんシリーズの作家だから間違い無しと手に取ったが、何かが違う。
出てくるケーキの描写は美味しそうだし、テンポも良くて読みやすい。この辺りはいつもと変わらないんだが、面白かったけど、最後まで違和感みたいなモノが消えなかった。
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熟年離婚した茜。
元気をなくしていたところ、喫茶店のご夫婦に茜が作るバナナケーキとダークフルーツケーキの販売を勧められ、商売としてやっていくため、娘の七と奮闘するお話。
途中、詐欺被害に遭いそうになったり、七が失恋したり、元夫が亡くなったりといったエピソードはあったものの、全体的に物事が良い方向に進む速度が速く、やること全てが失敗なく上手くいっていて、何となく物足りなさを感じてしまった。
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医師の奥さんとして、主人を支えできたが熟年、離婚をし茜と娘の七は2人で生活を始める。娘は法律事務所に出て、母茜は趣味のケーキ作りを始めた。その後、離婚した主人は自殺をし、七は幼なじみの健人くんと結婚して幸せどんなことがあろうとも前に向いて進む。それが1番
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最初はほっこり幸せなお話かと思いきや、途中から趣がころころ変わって、話が飛躍し過ぎな感あり。父親の経営する病院が殺人まがいの事をしたあげく、父親が自殺!?ケーキの話じゃなかったの?七が同じ事務所の弁護士と家庭を築きたいと思ってみたり、幼馴染の小説が賞を取ったり、ついにはその人といきなり結婚!?付いていけなくなり、ラスト直前で読むのを断念しました。ケーキだって、トントン拍子に売れ過ぎです。ケーキにからむ詐欺に引っ掛かりそうになる話も不要。頑張って最後の方まで読んで損した。
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一方的に離婚を告げられた母。気落ちした中 洋菓子販売を始めることになった母と、娘・七の奮闘物語。
親が生きがいを見つけて生き生きしているのは、子供にとっても嬉しいものです。
何もかも上手く行き過ぎな展開ではありますが、安定した話を読みたい時にはいいかも。