感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
うわぁ~・・・また最後の最後でやられたぁ!!
乾くるみパターンにまんまとはまった。。。
くっそ、まさか女とは・・・!!
しかも三角関係のベクトルもまんまと騙された!!
思わずパラパラ読み返してしまった。。。
次読みたいなぁ。
恋が発展するんだろうか・・・気になる!!
Posted by ブクログ
謎解き専門の探偵事務所。持ち込まれる謎も結構本格的な謎だったりもして、それを割かし、サクッと解決ではなくしっかりカラッと解決してて気持ちよかった。
油断してたら騙された。乾くるみの作品だった。
これは一巻目しか通用しないと思う。二巻目以降がまたなにか待ち構えてるのか、そこが気になりいずれ二巻目も読んでみようかなと思いました。
Posted by ブクログ
探偵事務所をオープンさせた古谷に引きずられるようにして、一緒に探偵になった井上。
古谷は、お金持ちのお坊ちゃんで、よくある浮気調査などは引き受けず、謎解きだけを専門にする探偵事務所を開いてしまったのだ。
当然、事務所は常に閑古鳥が鳴いている状態だが、そんな探偵事務所にも持ち込まれる所長である古谷のお眼鏡に叶う依頼も時々はある。
そんな数少ない依頼を「カラッ」と解決する探偵事務所が「カラット探偵事務所」である。
という感じの話でした。
構成としては短編の話が六つ。
どれも人が死んだりはしない、非常に軽い感じの話でした。
おかげで、随分、すらすら読めて読みやすかったです。
テンポの良さとしては、相当なんだろうなあ……と思います。
ただ、ミステリー小説だと思って読むと、期待はずれ。
どちらかというと、完全にラノベ感覚ですね。
ただ、この巻の最後に、大どんでん返しがあって、私はそれで一気にこの小説に心を掴まれました。
途中までは「え? え?」となってたんですが、「うわぁー」って最後の最後でなりました。これは私の大好きなどんでん返しでした。
確かに、表紙を見たときに「あれー?」と気になってた部分でもあったんですが、読んでみたら「なるほど」でした。
そういうところまで含めて、イベント要素満載でおもしろかったです。
結論としては、ラノベ系ミステリー小説……という雰囲気のとても読みやすい小説でした。
Posted by ブクログ
乾くるみ得意の,最後の最後に強烈なオチを用意した連作短編集。謎解きだけを専門に扱う探偵事務所に持ち込まれた6つの事件を,探偵・古谷が鮮やかに解決する。
いわゆる日常の謎系のミステリで,探偵事務所に持ち込まれる事件は,浮気調査と卵消失事件の謎を解明する「卵消失事件」などの6つの事件が描かれている。乾くるみの文章は読みやすいのだが,どちらかというと長編向きの作家のように思う。カラット探偵事務所事件簿1の作品はいずれも,平均点か,それより下というレベル。謎も,謎のための謎というか…「なるほど!」というより,「へぇ…」という感じの謎である。暗号解読など,ちょっとあきれてしまうほど複雑。しかし最後の最後のオチ,探偵古谷の助手である井上が女性という叙述トリックは見事。このオチを知ってから,改めて最初から読み返し,ニヤリとしてしまう描写を楽しんだ。これが乾くるみの作品を読むときの醍醐味だろう。本編の作品のレベルだけだと★2だが,井上が女性というトリックまで合わせた評価で★3としたい。
Posted by ブクログ
ミステリーというかこじつけに近い感じがした。
謎解きなのにすべて古谷君が順調に解いてしまうから、
リアリティがなかったのと、
読者にも謎解きさせようという
展開でなく、物足りなかった。
最後の展開のみ読む価値ありかな。