【感想・ネタバレ】地図から消えるローカル線 未来の地域インフラをつくるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ローカル線問題は、少子高齢化といった社会変化の影響が早めに出ているのであり、その先のコンパクトシティ的流れの先鞭という発想はよかった

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2023年05月10日

Posted by ブクログ

ローカル線の機能的な価値、意味的な価値を認めつつ、人口が減る地域のモビリティのあり方の現実解とデジタル技術で少し先の未来を照らしてくれる良書。北海道や福井などの鉄道廃線後の新しいモビリティの具体例も豊富で、情緒で鉄道を語りがちな人(私もその1人)にも歩み寄ってくる部分がある。

あとがきに野村総研内のプロジェクトとしてて始まったと書いてあった。こんな形に本になるので相当な鉄道好きが集まっている素敵な組織だと感じた。うらやましい。各章の担当者の鉄道愛の深さの違いなどもうかがえて、それも楽しみのひとつ。

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2022年12月16日

Posted by ブクログ

野村総研の社内有志プロジェクトのメンバーがとりまとめた本。
仕事上地域交通の情報収集を兼ねて読んだのだが、「公共交通のトリレンマ」や各地域での取り組み事例などあとからじっくり考えてみることとしたい。
P123にあった地域が守りたい原風景を残していくためにはの光景にあった絵が良かった。

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2023年01月03日

Posted by ブクログ

<目次>
第1章  感染症の流行から鉄道が得た教訓
第2章  ローカル線の誕生と生き残りの歴史
第3章  鉄道ネットワークの未来予測
第4章  どのように鉄道が残り、どのように鉄道が消えるのか
第5章  新しい地域交通のすがた
第6章  交通を含めた生活インフラの継承
第7章  経営目線から見た鉄道ビジネス

<内容>
野村総研の有志による分析、提案。ローカル線の話題が昨今は多く出ているが、明るい話題はない。その中での分析も暗い。鉄路による存続はほぼ無理。BRTやMaaSのような形で、ほかの交通網とリンクさせ、鉄道会社は鉄道以外の収益を意識しつつ、地域経済に貢献できる形、また地方の生活弱者をどうフォローするか(交通以外に、宅配や生活インフラとのリンクなど)を提案している。なかなか重い話で、この本の趣旨は、鉄道だけではなく、2040年の日本問題の解決試案と言えるだろう。

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2022年12月08日

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