【感想・ネタバレ】本当の貧困の話をしよう 未来を変える方程式のレビュー

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Posted by ブクログ

漠然とした世界の貧困事情、サイクル事情がリアルに伝わる。厳しい現実だけど動かないと考えていかないと変わらない。再認識、意識を新たにできる機会になった。既に難しい世の中だけど地域で子供を見守り育てていくことと、その地域の神社を中心に暮らしていくのがいいと思うのと、監視カメラはもはやいたるところにあったほうがいいと思うのと。

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2023年02月11日

Posted by ブクログ

貧困についてわかりやすく、読みやすくまとめられています。

大人の貧困、子どもの貧困、女性の貧困。
日本の貧困、世界の貧困。

貧困によって起きてくること。

暴力。性被害。トラウマの再演。犯罪。
ストリートチルドレン。児童労働。少年兵。

そして、人生を切り開いていった人の物語。

豊富な内容が、ぎゅーっと凝縮されています。
「貧困」について学び直す、よい機会になりました。

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2022年11月21日

Posted by ブクログ

いい本だった。
鬱病と所得の関連、反社会より非社会性の子が増えている現在、日本の刑務所には、知的障害者が約2割いることとか、知らなかったことがあった。
特に鬱病は、年収400万以上と100万未満で比べたときに、約7倍も開きがでるとか。
出来ることをしたいと思った。
コロナ下で、頑張ってた人たちには、頭が下がった。

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2024年01月03日

Posted by ブクログ

著者のルポルタージュは以前も読んだことがありますが、いずれもイメージしやすいです。

本書についても、貧困層が陥っている生活やそれが社会に与える影響など、貧困を取り巻く問題についてわかりやすくまとめられている良書です。

「心のレベルアップ」というワードが本書では提唱されていますが、解決を目指す上で非常に良い言葉であると思います。

なぜ子供の貧困は解決されなければならないのか、解決するためにできることは何かなど、平易な言葉で語り掛けてくれるので、社会問題への関心の扉を開けようとしている方に特におすすめしたいです。

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2023年09月24日

Posted by ブクログ

貧困が子どもに与える影響、貧困がどうやって生まれるのか、貧困の連鎖、海外と日本の貧困の違いが統計や著者のインタビュー経験などから、数値・事実をもと説明・解説がなされており、非常に分かりやすかった。本書の対象は学生だが、30代の自分が読んでも勉強になった。全世代が読むべき本だと思う。
特に印象的だったのは、貧困は当事者だけの問題ではなく、回り回って結局は社会全体、つまり貧困ではない者にも影響を与えるということ(税金負担や犯罪の増加など)が国内外の実例をもとに分かりやすく説明されており、そういう意味でも全ての人が関係する問題である。
全体的に数値やインタビューなどの事実に裏付けされた説明が多く、もちろん著者の意見も随所に挟まっているが、押し付けがましくなく、こういう題材本にありがちな左系のとりあえず社会が大人が悪いというスタンスでもないところが読みやすくて好感が持てた。1日でスラスラ読めた。

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2023年09月10日

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日本における貧困と海外の貧困(スラム街)の違いの考察がまず勉強になりました。

日本は福祉制度が整っているため、スラム街などもなく国全体は安定している。一方「ごちゃまぜ」であるが故に貧困者は常に富める人と競争を強いられたり、格差を見せつけられたりすることで自己否定感を抱きがち、という点はなるほどと納得。

貧困を他人事と捉えず自分にできることを考えていきたい。

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2023年08月29日

Posted by ブクログ

貧困について日本と世界両方についての講義形式のルポ

自己否定感をキーワードに貧困を生み出していく仕組みを解説。
17歳向けの講義という体裁で優しい語り口で、温かく希望を残しながら、問題に対する熱さと、実際に観てどうしようもなくなった無力感も伝わってくる。
内容としては現代を生きる社会人としては必須の教科書に近いものだと思う。
まずは知ることから。

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

世界は7億人以上が、日本でも6人に1人が貧困にある。貧困は自己否定感を生み、心のガンとなる。それは社会全体の困窮にも繋がっていく。自己責任では済まされない。私たちの社会の何が貧困を生み出しているのか。人生を切り開くには、何が必要なのか。社会のリアルを見つめ、輝かしい未来を手に入れるための熱い講義。




とても考えさせられる
洋画で観た光景が浮かぶ
フィクションのように思ってしまうが これが現実なんだな
自分の年齢や収入と見比べてました
年齢や体力的にこれ以上働くのは無理なので これ以上の収入は望めないけど それならそれでそれなりに自分のやりたい事を割と出来てる自分はこれでいいのだ!と思っている
けれど、自分だけ良ければいいという事ではないんだな
何が出来るんだろう?と考えさせられました

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2023年08月01日

Posted by ブクログ

貧困から世の中の問題を考える
貧困からその人の人生や社会を変えてしまうのだと分かった。一人一人が身近なこととして考えたいと考えさせられた。

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2023年06月25日

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貧困の問題は先進国と途上国で課題の相違がある。
支援団体が介入しても一筋縄で上手くいくとは限らない現状があることを知った。
身近なところから自分が出来ることを少しずつ積み重ねていくことが大事。

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2023年01月30日

Posted by ブクログ

貧困って自己責任というのは違うかなと思ってて。
貧困から救うとかってヒーローでもできない訳でさ。
でも貧困に手を差し伸べたり、貧困と富裕との白黒のバイカラーな感じを、グラデーション化することって出来ないのかな?って、貧困ビジネスがしたいとかそんなんじゃなくただ知りたくて読みました。
根深い問題を本を通して少しだけ知れたと思う。
でもまだまだ知ろうとしないといけない社会問題の一つだと思った! 

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貧困って自分の中でどこか当事者意識がなかったなってこの本を読んで気付かされた...
前、教育はお金を生まないと思われがちだけど、高水準な教育が犯罪を減らし、刑務所の運営費や犯罪者の矯正費を減らすことで結果的に経済的な効果があるって学んだことを思い出した。生活保護等もしかりだけど、貧困は社会全体の問題なんだよね。
貧困の解決って、ただ貧困層にもお金が行き渡るように均一化することじゃなくて、貧困が社会問題を引き起こす前に貧困者が困っていることを解決する・自己肯定感を取り戻せることが大切なのかなって思った。
日本の貧困は途上国と比較したらマシなのかと勝手に思ってたけどそれも違うと思った。日本の貧困は見えにくくなっているだけだった。精神的な面でおうハンディキャップが大きい、つまり自己否定感が育ちやすい。(心の"がん"っていう表現は少し気になったけど...)
今まで私は自助・公助の考え方しかできてなかった気がする...。"共助"や"地域支援"の視点でこれから社会を見ていきたいし、貧困に限らずいろんな社会問題において大切な視点だと思った!

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2023年08月20日

Posted by ブクログ

2023.01.03 #001

貧困と騒がれる中、本当の貧困とはどのような事を指すのだろうか?と思っていた中で少し理解するキッカケになった。ただ最近思うのはお金のあるなしではなく、心が貧困な人が増えたと特に思うのは私だけだろうか。

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2023年01月08日

Posted by ブクログ

貧困の連鎖の繋がり、日本だけではなくグローバルな視点でもそれがよくわかる。
個人的には、日本の福祉制度の光と闇、の章が、ななんとなく感じ取っていたことを書いていてくれて、納得感があった。

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2022年12月03日

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