【感想・ネタバレ】新編 散文の基本のレビュー

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Posted by ブクログ

『Ⅰ 私の文章作法』では小説に限らず文章を書くということについての思索が展開されます。『Ⅱ 日本語について』にはいわゆる美しい日本語とか言葉の品格というようなものについて書かれた文章が集められ、『Ⅲ 短編小説論』には国内外の作家および自作短編について書かれた文章がまとめられています。文章というものは、その書き手が文章を書き始めた幼い頃から根本は変わらないのだ、という信念を、どの文章からも感じます。巻末に収められた荒川洋治さんとの対談と解説は、荒川さんのことを好きな方なら楽しめるのかもしれませんね。

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2023年02月28日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて購入。短編の名手とされている著者が短編小説の味わいや、文体、言葉について縦横に語る。私も短編小説を書くので、頷くところも多く、とても勉強になりました。現代はどちらかというと長編小説に重きが置かれていて、売られている本も長編小説が多いけれど(セールス的な問題だろうと思いますが)もっと短編小説に目が向けられても良いのではないかな、と思いました。後半に収められている短編小説論を読んで志賀直哉ももっと色々と読みたくなりました。

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2022年10月16日

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