【感想・ネタバレ】アガワ家の危ない食卓(新潮文庫)のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2023年07月01日

阿川佐和子さんの言葉のセンスがすごく光る本。他の作品も読んでみたい(レビュー書くのを忘れてしまいうろ覚え)

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Posted by ブクログ 2023年09月10日

母の味
いいなぁ。ザ、家族と食のエッセイって感じ。憧れと郷愁。もう手に入らない物がこの世界に確実にある。

 浩二君あたりから、書き手と読み手の呼吸が馴染んできた感じ。フリとか結びとかの言葉選びが良くて、エッセイはやっぱり語彙力大事なんだと思う。テンポというか、疾走感というか、それも言葉選びの成果な...続きを読むのかな。食にまつわるエッセイだけど、「美味しそう」「食べたい」という感じがそこまで高まらなかったのは、調理の描写が多いからかな。自分が調理に不得手なもので。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年08月02日

食べたいものが思い浮かばない、でも何か用意しないと、あ~やりたくな〜い〜、という時に一つか二つ、話を読んで励みにさせてもらった。

著者は明るくたくましく、きっちりし過ぎない性格も良い。ちょっと賞味期限が切れちゃったやつも、こうすれば食べれる、いけるいける、とやっていくところも、普段食材を管理したり...続きを読むできてなかったりする身としては心が軽くなった。

ちょいちょい出てくるミルクトーストの話もよかった。あ、ご存知ない?から始まって、作り方は、カリカリに焼いたトーストに砂糖とたっぷりのバターを乗せる。そこに熱々の牛乳をかけるとトーストが牛乳を吸い込み、どんどんどんどん膨らんで、ぼよんぼよんになったら出来上がり。
トーストを大きめのスプーンで食べると、口の中にバターの香りと甘さが広がり、ああ風邪が治りそう〜、と思ったものだ。っていう子供の頃の思い出話。
読んでいると、何となく心が休まって少し食欲が湧いてくる。それなら食べたいな、と自然に思える文章がとても良かった。

そして、お父さんは基本的に恐ろしい。これやるの面倒だなー、と思った時に、いやいやアガワ家の食卓に比べれば天国だ、あのお母さんはすごい、と時々思い出して気力をもらっている。

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Posted by ブクログ 2023年02月18日

阿川佐和子と言えば、いいとこのお嬢さんというイメージだったけど、だからこそなのか、がさつ(賞味期限を気にしない)で、おおざっぱ(料理がテキトー)な感じで好感がもてた。

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Posted by ブクログ 2024年01月12日

阿川家のこだわり(主に父親の)の食卓を描いた
爆笑エッセー

言葉の遣い方が抜群で、本当に頭の良い方なんだなぁと。
多少ヤバいものでも美味しくいただいちゃう精神が素敵(笑)

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Posted by ブクログ 2024年01月09日

賞味期限切れてても、ちょっとアブナい香りがしてきても、食材と向き合って、なんとか活かして美味しく頂いちゃうところが好き。
私も2週間くらい期限切れてても、卵とかヨーグルトとか食べちゃう。

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Posted by ブクログ 2023年03月17日

阿川佐和子さんの父親のおいしいものに対するこだわりとか、楽しく読めた。
時々「えっ」と思うこともあったけど。

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Posted by ブクログ 2022年12月23日

阿川さんのお父様(阿川弘之)は、海軍に居た方だから厳しいのかと思っていましたが、そうではないことが分かり、むしろ阿川さんのお母様がとてもすごい方だったのだなぁ、と理解出来る本でした。阿川佐和子さん自体はおおざっぱ過ぎるところがあるなぁ…と思います。

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