アガワ家の危ない食卓(新潮文庫)

アガワ家の危ない食卓(新潮文庫)

605円 (税込)

3pt

3.6

亡き父、弘之の口癖は「一回たりとも不味いものは食いたくない」であった。朝食をとりながら夕食のメニューを訊ねて周囲をゲンナリさせ、気にくわない食事に出くわせば「一回損した!」と本気で憤怒する。そんなワガママで怒りん坊の父に振り回されても母は家族のために台所に立ち続け、娘サワコは冷蔵庫から干からびた食材を発掘しては、危ない料理をせっせと作る。爆笑必至の食エッセイ。

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アガワ家の危ない食卓(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月01日

    阿川佐和子さんの言葉のセンスがすごく光る本。他の作品も読んでみたい(レビュー書くのを忘れてしまいうろ覚え)

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    Posted by ブクログ 2023年09月10日

    母の味
    いいなぁ。ザ、家族と食のエッセイって感じ。憧れと郷愁。もう手に入らない物がこの世界に確実にある。

     浩二君あたりから、書き手と読み手の呼吸が馴染んできた感じ。フリとか結びとかの言葉選びが良くて、エッセイはやっぱり語彙力大事なんだと思う。テンポというか、疾走感というか、それも言葉選びの成果な...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月18日

    阿川佐和子と言えば、いいとこのお嬢さんというイメージだったけど、だからこそなのか、がさつ(賞味期限を気にしない)で、おおざっぱ(料理がテキトー)な感じで好感がもてた。

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    Posted by ブクログ 2024年01月12日

    阿川家のこだわり(主に父親の)の食卓を描いた
    爆笑エッセー

    言葉の遣い方が抜群で、本当に頭の良い方なんだなぁと。
    多少ヤバいものでも美味しくいただいちゃう精神が素敵(笑)

    0

    Posted by ブクログ 2024年01月09日

    賞味期限切れてても、ちょっとアブナい香りがしてきても、食材と向き合って、なんとか活かして美味しく頂いちゃうところが好き。
    私も2週間くらい期限切れてても、卵とかヨーグルトとか食べちゃう。

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    Posted by ブクログ 2023年03月17日

    阿川佐和子さんの父親のおいしいものに対するこだわりとか、楽しく読めた。
    時々「えっ」と思うこともあったけど。

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    Posted by ブクログ 2022年12月23日

    阿川さんのお父様(阿川弘之)は、海軍に居た方だから厳しいのかと思っていましたが、そうではないことが分かり、むしろ阿川さんのお母様がとてもすごい方だったのだなぁ、と理解出来る本でした。阿川佐和子さん自体はおおざっぱ過ぎるところがあるなぁ…と思います。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年08月02日

    食べたいものが思い浮かばない、でも何か用意しないと、あ~やりたくな〜い〜、という時に一つか二つ、話を読んで励みにさせてもらった。

    著者は明るくたくましく、きっちりし過ぎない性格も良い。ちょっと賞味期限が切れちゃったやつも、こうすれば食べれる、いけるいける、とやっていくところも、普段食材を管理したり...続きを読む

    0

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