【感想・ネタバレ】あなたの会社が最速で変わる7つの戦略のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まず、会社の売り上げの目標を10倍に設定するという発想がぶっ飛んでいた。今まで1億目標だったとしたら10億だ。そうなると、今までの考え方では到底達成できる目標ではない。うーんうーん、とあれやこれやと今までにない考えが浮かんでくる。ここでハッと、10倍にしようと思わなかったら考えもしないようなことがいろいろ浮かんできてビックリ。
やれるかどうかわからないが、すごく視野が広くなって自由度が増えた感じ。こんな発想になるだけでも、自分自身の凝り固まった思考がやわらかくなってうれしくなりました。

0
2021年01月04日

Posted by ブクログ

神田昌典さんといえば
経営コンサルタントですが、
特にマーケティングの分野で有名です。

本日ご紹介する本は、
コンサルタントの神田昌典さんが、
実際にコンサルした会社の取り組み事例を紹介した1冊。

事例は7つあります。
それぞれの取り組みは異なりますが、

ポイントは
「労働力の提供から資産の提供への移行」

ゼロから事業をスタートした場合、
はじめは労働力の提供によって収益を確保します。
その場合、労働力の限界がボトルネックになります。

このボトルネックを突破するには
顧客へ提供する価値を、労働力から
資産へ移行する必要があります。

そして、自社に十分な資産(顧客価値)がなくても
他社の資産(顧客価値)をつなげることで
労働力のボトルネックを突破することが可能です。


「プラットフォーム」

そのための手段として、
プラットフォーム化と言う手段があります。

資産を持っている人と、
その資産を使いたい顧客が出会う場を作る。
プロデューサーのような役割ができれば
顧客にとっての価値になります。



「パッケージ化」

いろいろな専門分野のものを使って、
ひとつのモノを作っている顧客にとって、
分業されていたものが、顧客の目的にあった
ひとつのパッケージになっていると便利です。

いろいろな専門分野の技術を
特定の顧客向けにパッケージ化することが
その顧客にとっての価値になります。

具体的な例については、
書籍の中で紹介されています。

ぜひ、読んでみてください。

◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1つの強みでナンバーワンになるのは難しいが、2つの強みにフォーカスすると、ライバルはぐっと少なくなる
プラットフォーム=資産を持っている人と、その資産を使いたい人が出会う場を作るプロデューサーの役割
いまは試行錯誤をどれだけ短期間で積めるかという時代
価値は社外で作られる。一社の中ですべてを作り出すことは不可能な時代
日本の会社には技術の山が埋もれている。それが全世界のビジネスの向う先やニーズに結び付けられていない
オールイン・ワン・パッケージで提供する
通常の会社員は8割以上を日常業務で費やし、あとの2割で新しいことをやれと言われても、拒否反応を起こす。
仕事を割り振れる能力を持ったプロジェクトリーダーさえいれば、相当高度な仕事ができる
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆目次◆
第1のビジネス戦略 「プラットフォーム化」によるビジネスモデルの構築
第2のビジネス戦略 教育プログラムをプラットフォームに組み込む
第3のビジネス戦略 数多くの試行錯誤を短期間に積む
第4のビジネス戦略 「Read For Action」によるイノベーターの育成
第5のビジネス戦略 業界をブレイクスルーする技術を開発する
第6のビジネス戦略 分業をパッケージ化して提供する
第7のビジネス戦略 秘められた人材能力の開発で組織を活性化する
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

0
2017年07月25日

「ビジネス・経済」ランキング