感情タグBEST3
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これは良書。発達障害を克服して医者になったと言い著者が書いているので、以前読んだ健常者の医者が書いた決めつけの様な冷たい感じは一切なかった。むしろ暖かさを感じた。
本書はタイトルのように、いかに早期に発達障害を認知し、治療を開始するかの重要性を説いている。それはそうだ、一般的な躾は全く無意味なのだから。
読みながら気になったのは、本人に話す時期。療育のおかげもあり、本人の素直さもありうまくいっていると思うが、これが自分たち親が認知せず、間違った対応をしていたらと思うと怖い。
広く読まれるべき本だと思う。
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まずは子どもたちの早期発見ができてよかった。
幼児の段階で発達障害を認めなかったり見過ごしていたりすると、将来ひきこもりになったり犯罪を起こしたりする可能性があるということを考えると、一時の子どものレッテル貼りを恐れてはいけないなと思う。
あとはテレビの長時間視聴、スマホ、睡眠リズム、食事に気をつけることが大事とのこと。
思い起こせば最近このあたりが乱れているわ。正さないと。
Posted by ブクログ
発達障害は克服できる障害だと理解できました。著者がいうように、克服する為にも早期治療が大切ですから、保護者の方も気を落とさず前向きに、お子さんのサポートをされ、児童福祉施設や地域の力も借りながらストレスを溜め込まないようにしてくださいと願うばかりです。
Posted by ブクログ
軽度発達障害についてとてもわかりやすく書かれていた。
親が発達障害を認めようとしないのは「普通」であることが社会の規範とされ、横並び意識の強い日本ならではの現象ともいえる。
ここにも出てきた「普通」という言葉、私たちは「普通」という言葉に縛られている気がする。
発達障害は早期に適切な対処をしていけば改善できるし、二次障害を防げる。そのために自分にできる支援は何か考えていきたい。
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発達障害(ADHD・自閉症スペクトラム障害・LDなど)に関して簡単にわかりやすく解説されてる本。
少々古い本なので情報は変わってきているかもしれませんが、幼児期にみられる症状なども載っており、大きく変わっているはずはないので読む価値は十分あります。
発達障害の子の親も発達障害の可能性がある。これは確かにとしか言いようがない。
とにかく発達”障害”という名が世の中の認識を邪魔させているというのを実感する。星野先生のいう『発達アンバランス症候群』という呼び方が良いのではないでしょうか。
しつけのせいであったり、ただの問題行動と決めつけず、いろんな視野で子どもを観察していかないと。二次障害を起こしていくということは社会にとってもマイナスなことです。
親・教師だけではなく、日本にいるすべての人が理解し、知識を持っているべきものでしょう。いつまでもはびこっている根も葉もない噂話程度の信憑性しかないまことしやかに囁かれている昔ながらの育児・教育法にとらわれないでいただきたい。
年を取ってからの方がより新しい知識を持つ必要がある。知識は常にアップデートしていかないといけない。
そう強く思います。
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発達障害は早く見抜いて子どもがまだ小さいうちから対処していけば、まったく気づかずに過ごしてしまい思春期に2次障害を起こして初めて気がついて対処に苦慮するといったことを回避できたり、本人の特性に応じた人生を有意義に送れるようにすることが可能だと述べています。
ADHD・アスペルガー症候群・LD・低機能自閉症・反応性愛着障害の子どもの各特徴がわかりやすくまとめられていていて、見抜くポイントが簡潔にまとめられており、判断の参考になると思います。
ただし、各分野の特徴は混ざり込んでいることがあるので、特定のものだけを見るのではなく、各項目の内容を参考にするとよいと思います。
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★オメガ6脂肪酸が多いメニュー【発達障害悪化、認知症、うつ病、統合失調症】
オカアサン ヤスメ ハハ キトク
(オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドウィッチ、焼きそば、スパゲティ、目玉焼き、ハンバーグ、ハムエッグ、ギョウザ、トースト、クリームシチュー)
仕事柄、当然に思えることも多かったが、多くの人に詠んでもらいたい本。
発達障害をもつ人は、学校生活だけではなく、生涯それと向き合うことになる。本人もそうだが周囲も障害やその可能性について考えなくてはいけない。日本の公教育において、個にあった支援の仕方はまだまだ発展途上段階にあると思った。
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発達障害に対しては二次障害を防ぐために早期発見、早期対応が必要だが、親の否認、無理解などがそれを阻むことが多い。その要因の一つとして親自身にも発達障害があると考えられる。障害が軽度になるほど見過ごされやすく、二次障害が生じやすい。
発達障害についての基礎的な理解はわかりやすくまとめてあり、読みやすい。障害告知や職業選択についての記述は新鮮。分量的には少なかったが具体的でわかりやすかった。
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発達障がいについて細やかな知識が得られました。ただ、発達障がい者がそうでない人と比べてできないことや二次障害など、ネガティブな部分が多く書かれていると感じました。また、早期治療の重要性や遺伝の多さなど 取り返しのつかないこと、どうしようもないこともしっかりと書かれていたので、ちょうど気分が落ちてる時に読んで無気力自暴自棄モードになってしまった笑 それがひとつの現実だから向き合わなきゃいけないものの、、年齢を重ねた発達障がい者にとっては、「これからできること」にふれている本の方が読みやすいかもしれない。
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家族の誰かが買って、家にあった本。
トリイ・ヘイデンの著書を読んで、興味があり手に取った。
発達障害の子どもたちの、周辺の理解や医療環境はまだ不足している、と強く感じる。
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著者自身がADHDの方なので、他の著者よりも患者との距離が近いとの感想を見て読んでみました。
距離云々はよくわかりませんでしたが、ADHD、アスペルガー、学習障害(LD)、知的障害(精神発達遅滞)、発達性協調運動障害などタイプ別に特徴や症例などが事細かに多数記載されてますので、発達障害かも?という判断が早くなります。
「早期発見、早期治療開始が最も有効」というのが主な主張。確かにその通りだ。授業中歩き回る子をやみくもに叱りつけてもあまり意味はない。しかし早期に治療を開始すれば改善の可能性が高くなる。
ただし、すでに大人になってしまった人には少し辛い内容かも知れない。
オメガ6脂肪酸
オメガ6脂肪酸を含む目玉焼き、ハムエッグ他が発達障害に悪いと書いてありましたが、スクランブルエッグは大丈夫かな等と心配になりました。詳しい事が記載されていないので少しだけその点分かりづらかったです。親が発達障害に気付いてあげるべきとの主張は大変納得できました。
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そそっかしくて落ち着きがない「ADHD」や、読み・書き・計算に支障がある「学習障害」、人との会話が成り立たない「アスペルガー症候群」などの発達障害の子どもが激増している。文部科学省の調査によると、小・中学生の普通クラスで発達障害と思われる生徒の割合はなんと6.3%。一クラスに1〜2人はいるのだ。発達障害を見過ごされた子どもは引きこもりやニート、最悪の場合は犯罪者になる可能性もある。どうすれば発達障害児を見抜き、完治できるのか。発達障害を克服して医師になった著者かわ、発達障害児の現状から治療法までを、わかりやすく解説。
Posted by ブクログ
ADHD・LD・アスペルガーの子供の特徴、接し方、そして治療法などが分かりやすく書いてありました。
前々から発達障害には興味があって、分かりやすそうな本を見つけたので読んでみました。
ADHDが薬で改善されるとは知らなかったな。
専門的な話も入っていましたが、読みやすい本でした。
Posted by ブクログ
主に発達障害を発見するキーポイントなどが記載されている。
発達障害は早期発見がその後の子供の成長に大きく影響するそうなので、育児中の人やこれから親になる人は頭に入れておいたほうが良い内容。
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非常に参考になる章もあるが、違和感を感じる章もある。やや断定的に書きすぎている印象を受ける。原因から対応、治療法、さらには告知や就業まで幅広く問題を網羅している。
Posted by ブクログ
「軽度発達障害」に関する専門書だが、内容はわかりやすく、専門外の方でも読みやすく、内容を把握しやすい。この分野を親に啓蒙するためにはおすすめ。