【感想・ネタバレ】ホリエモンの宇宙論のレビュー

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Posted by ブクログ

最後まで夢とロマンが詰まってて最高だった。
2011年の本だしもう7年以上経つから現在の宇宙論が読みたい。

ビジネスとしてもそうだけど、得体の知れないワクワクというか、何か凄いことになりそうな予感が詰まった本。

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2018年08月21日

Posted by ブクログ

宇宙に行きたい!って夢、自力で実現してる彼は凄い。この本の出版は2011年でロケット開発を手掛けていたのは、なんと2006年ライブドア事件の最中の事。

旧ソ連、米国での軍事開発&宇宙開発、日本国政府の宇宙開発や各規制や法律、北朝鮮のロケット開発、、、宇宙ビジネスに関する様々な事情が理解できて成る程と。

17/07/30民間初のロケットMoMo打ち上げ失敗。
失敗は成功のもと!行動力あるのみ!

知りたい、見てみたい、触れてみたい、の好奇心と行動力で!未来を創れる人だなーと、改めて感心しました。

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2017年08月21日

Posted by ブクログ

珍しく5つ星をうっかりつけてしまった…

・インターネット(IT)と宇宙の話が繋がった
・ベゾスとブリンが出てくるとは
・ヴァン・アレン帯、クッソ懐かしい

デジタルの話、理屈の説明の仕方たまにうまいと思った。
最終章が特に楽しかった。考え方に共感するし、書き方が賢い。

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2012年03月19日

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ネタバレ

ロケット開発に挑戦しているホリエモンが、宇宙開発の歴史、宇宙ビジネスの現状、政策の問題などについて語ったものである。

まず、ホリエモンは金持ちの道楽で宇宙に興味を持ったわけではない。宇宙やロケット、技術に関する知識量は半端ではなく、それに対する洞察力も相当なものである。元来頭脳明晰で、物事の本質を突く鋭さを持ち合わせているが、宇宙に関してもその能力が活かされている。しかし、専門用語もバンバンでてくるため、ホリエモンが好きでも、宇宙などの内容に全く興味がないと読み進めるのは厳しいかもしれない。

ホリエモンによると、宇宙開発が遅れているのは、これまで国が主導となってやっていたため非効率的であることと、様々な規制によって民間が進出しにくいものとなっており、競争原理が働かないからだそうだ。特に日本では宇宙に関する規制が強い状態らしい。

アメリカではスペースXのように、徐々に民間がロケット打ち上げ事業に参入するようになってきているようだ。世界レベルでも宇宙関連のビジネスに乗り出している会社は少なくないことが分かった。

宇宙ビジネスに関するテーマなどは、さすがホリエモンである。各ビジネスの現状や今後の展望を大変わかりやすく詳細に解説していくれている。宇宙ビジネスなどイメージできない人から見ても「できそうなんじゃないか」と思えてくるし、そのための技術とビジネススキームも持ち合わせているようだ。この辺りの話の展開のうまさが、ホリエモンが非凡である点だと思う。

そもそも、我々一般人は宇宙に対して誤解しているようだ。宇宙事業は国やアメリカのNASAのような機関が取り組むものだと。そして、宇宙は宇宙飛行士など選ばれた人間だけが行くことのできる場所であると。まずそれが間違っているというのがホリエモンの主張だ。

NASAの宇宙開発はとても非効率的であり、ソ連との競争が終わってからは雇用維持の公共事業と化している。民間が参入してロケットの製造コストや打ち上げコストを極限まで下げ、誰でもが宇宙に行ける状況を作らなければならないという考えだ。

確かに、競争が起きれば価格は低下するのが自然の流れである。逆に、競争がなく寡占化していけば価格は上がっていく。宇宙ビジネスが低価格化しないのは、国の規制などによって民間活力が入ってこないからなのは間違いない。または、初期投資が大きすぎて中々参入しにくい事業であることも挙げられるだろう。

しかし、日本でも植松電機のように宇宙開発に参入している企業もある。やろうとすれば案外できるが、実際に挑戦する人が居ない、というのが事実のようだ。資金調達のための制度や環境も整っておらず、どうしてもアメリカのようにベンチャー支援環境がある国が先行するようだ。

今後、ホリエモンの宇宙ビジネスや宇宙開発がどのように展開していくのか、非常に楽しみである。

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2015年06月27日

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とても面白かった。宇宙のビジネス化はここまで進んできたんだなぁ。本自体数年前なので最新の情報がほしいなぁ

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2015年06月27日

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面白い。宇宙開発をロマンだけで終わらせずに持続可能なビジネスとして考えることが必要だという点に共感する。

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2011年11月24日

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ネタバレ

堀江貴文さんが宇宙への夢とそれを実現する途中経過を記した本である。
宇宙開発の歴史や背景、技術などの知識がなくても理解できるようにわかりやすく説明されている。
企業人として現代の宇宙開発をもっと民間にやらせるべきなど、独自の視点で宇宙開発のあり方に疑問を投げかけている。そして、アメリカと日本におけるビジネスのやりやすさと宇宙開発のしやすさなど関連付けがとても面白い。
現在も彼の中での宇宙へのプロジェクトは進行中であるようなのでとても興味深い。

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2011年08月23日

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IT業界で成功できたのは官の介入が少なかったことをあげ、これからの宇宙関連産業も民の力が必要であることを説く。気になるのは核物質を宇宙と地球の間で運搬するあたり。反原発・反核というのが出所後の彼にとっての検察に次ぐ敵になるのではないかという予感がする。まあ今回の件で懲りてるだろうから深刻な対立は避けるだろうけど

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2011年07月10日

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ホリエモンの本は何冊か読んだ。いちばん良かったのは『君がオヤジになる前に』。一方、この本はホリエモンの宇宙への本気度が伺える。

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2011年07月08日

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ちょっち専門用語が多すぎて難しかったとこもありましたが、面白かったです。漫画家の「あさりよしとお」さんが宇宙計画に参加しているとは!

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2011年06月29日

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本書によると、IT起業家には宇宙開発に投資をする人が多い。ホリエモンもしかり?で、かつて宇宙へ行くカプセルの開発に投資し、現在は北海道赤平にある植松電機(詳しくは『NASAより宇宙に近い町工場』にて)の土地で小型衛星用のロケットを開発している。

そんなホリエモンが本気で宇宙開発の現状にメスを入れたのが本書。公共事業からの脱却から、ビジネスベースへの転換を提唱し、豊富な裏付けに基づいた主張は納得いく事も多かった。

その主張は、ロケット・衛星の開発は民間で行い、ビジネスに乗らない宇宙科学分野を国家機関で実施するという事。
民営化を促すポイントとしては、①開発補助金②制度面の優遇③運用サポート。
開発初期を資金面でサポートし(キーワードはアンカーテナシーとコストアンドアワード)、衛星の電波や飛行に関する優遇をし、発射台の提供や信頼性の低い打ち上げ初期の衛星発注を約束する(EVの補助金みたいなもの)。
また新規ベンチャーが開発を成功させるポイントとしては、アポロ時代など予算が青天井の時代に確率された技術をシードマネーで安く買い取り、確実にステップアップしていくやり方だ。

このモデルは既に民間のスペースX社で実現されている。この会社はアポロ時代のエンジン技術をベースに、短期間でのロケット開発を成功させ、現在はファルコン9という、日本のH2-Aと同等の打ち上げ能力を持つロケットを、その半額のコストで実現させており、さらにドラゴンXでペイロードの大気圏再突入も果たしている
この事実はショッキングだった。

また宇宙開発が公共事業となった例が、スペースシャトル開発。固体ロケットのSRBは打ち上げ後回収して燃料を詰め直すのだが、政治的な力が働いたのか、それを発射場から遠く離れたユタ州で行い、電車で往復させる為に効率が悪い。運搬する為に構造は4分割となっているのだが、86年にはそれに起因したチャレンジャー号の爆発事故が発生している。公共事業となっている故に効率が悪いという主張だ。

そして宇宙開発のビジネス化を促進させるキーが、超小型衛星、むしろ携帯電話。携帯のような、小型かつ高度な電子機器の集積物を衛星として安価に大量に打ち上げる事で、補完した通信網の構築や、低価格空撮サービスといった新たな宇宙ビジネスの商品が生まれる。
そしてホリエモンは小型衛星を専門に打ち上げる低コストの小型ロケットの開発を先の北海道で行っている。

この本は宇宙開発に関する知識が膨大かつ新鮮で活き活きしている。特に民間における宇宙開発の現状をざっと知ることが出来る。ホリエモンの宇宙への熱意、そして開発への意欲が伝わってきた。
ビジネスベースで開発を行う一番のメリットは時間的効率の良さだと思う。過去を振り返ると、開発計画が長期にわたる為に、途中で開発方針が転換したり、プロジェクトが頓挫することが多過ぎる(本書のNASAの有人火星計画も然り)。その度にエンジニアは翻弄されてきたのだと思う。一方でスペースXやスケールドコンポジットなどの開発はスピード感に富んでいる。
先の例のように、民間の活力・ビジネスの仕組みと、国家の蓄積・サポートを上手く組み合わせて、宇宙開発を加速させていけばよいのでは無いだろうか。

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2011年06月26日

Posted by ブクログ

理系のくせして技術的なところは読み飛ばす。ホリエモンの主張。1、宇宙開発は公共事業に成り下がっている。民間の普通が通用する。2、今の宇宙開発の効率指標は間違っている(これ気づくのすごい)3、2の考えと違う所にニーズはあるはず。と、ここまで最後の章を読むまでの感想。

最後の章、そんなことはどうでもよかった。人生一度きり、もっといろんなことをしたい。そして、固定観念に縛られない自分でいたいと思った。

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2011年06月22日

Posted by ブクログ

ビジネス化を通じて、少しでも多くの人を宇宙に送り込む。単なる金持ちの旅行ではなくて、一般の人でも気軽に、具体的には1000万程度で行くことのできる宇宙旅行を目指す。
堀江さんらしい考えでとても感銘を受けました。
「チャンスのあるところには、有能な人が集まってくる。」というフレーズが個人的に妙に心に残りました。
自身としても、何かヒントになるものがあったように思えます。

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2011年06月18日

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宇宙開発が進むと、将来こういうこともできるよねといったことが書いてあります。そして衛星、ロケットなどの現状とビジネス化についても書いてあります。

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2011年05月13日

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夢が人を駆り立てる。宇宙に関してはそこまで詳しくないのだが、この本を読んだことで、人間と宇宙の関係について少なからず理解することができた。上を上を目指し宇宙に到着することになったのは、政治的経済的な理由によるものだとあったが、それはおそらくこの先も変わることはないだろう。そのもの自体に興味がある研究者と、それを取り巻く環境に興味を持つ政治家や経営者とでは、持つべき興味は違えど、相互に助け合うメリットというものがそこには存在する。宇宙はまだまだ未知な部分の方が多く、今行われているアプローチのままその解明につながるかどうかは定かではないが、自分が生きている間にその解明が進み、世界の常識となっていく日がくると考えただけでも本当に胸躍る思いがするのである。

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2011年05月08日

Posted by ブクログ

たぶん誰でもが一度は宇宙への夢を持ったことがあると思うけれど、限られた人のものと夢で終わらせてしまうところですが、それを夢で終わらせようとせず本気で考え、相当勉強をし、ビジネスにつなげる・・その情熱にうたれました。実刑が決まりその間中断せざるを得ないでしょうが、ぜひ実現してほしいものです。

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2011年04月28日

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ホリエモンに対してステレオタイプな印象を持っている人に読んでほしいなと。
単なる守銭奴じゃないんだよ。彼は。

常識を破るのは、無邪気な情熱。

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2016年04月17日

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【ホリエモンから宇宙を学ぼう】
ホリエモンが今、本気で取り組んでいる宇宙事業について、その理由や背景、ビジネスチャンスについてを語る。

宇宙のことについて学べるという点では面白いし、今後ビジネスが盛り上がりそうだという感覚を掴むことができワクワクする。

同時に宇宙開発を論点として民間と国が担うべき役割について述べており、他の政策にも当てはめることができるほど、ごもっともなことを述べている。

国は自分たちで事業を運用しようとせず、あくまで民間が動けるような基盤(法整備や補助金など)を整えるだけに留まるべきであるとしている。

今後数年で宇宙産業は盛り上がりを見せていき、いずれ宇宙旅行が身近になる時代もそう遠くはないはずだ。自分も少しでも宇宙に関われるような人間になれるよう、今から頑張りたい。

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2014年12月07日

Posted by ブクログ

 期待しないで読み始めましたが、なかなかどうしておもしろかったです。まず、説明が分かりやすい。航空宇宙産業のカラクリから、簡単なロケット推進の仕組みまで、特に図表とかはありませんがよく理解できました。
 ホリエさんは、この本を上梓したあとに収監されたんだな、と思うとなんだかちょっと可哀そう。

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2013年03月06日

Posted by ブクログ

ワクワク自由に。読むとポジティブになれる。頭の良い人の本を読むと、新しい言葉をたくさん覚えられる。技術的なことも詳しく書いてあり、発見の多い本。

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2013年01月11日

Posted by ブクログ

P114
軍隊というものは、最後の破壊という部分を除けば、やっていることは輸送業と同じだ。人や荷物を目的の場所に素早く運ぶ。運ぶものが、兵隊だったり平気だったりすれば軍隊だし、家庭用に持つなら宅配便だ。

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2011年12月06日

Posted by ブクログ

ホリエもんの知識がハンパじゃない!

アウトプットしていきながらどんどんインプットしないとだめだ。もっと情報をあびるように入れないとだめだな。

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2011年11月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同世代の共感。
NASAですら公共事業化することで進歩が止まる。人は敵無しには進歩できないのか。
理想論の素晴らしさと、現実にやっている細かなロケット技術のノウハウのギャップを見るに、国と喧嘩せずに、うまいこと味方につけないことにはやはり難しいのではと感じる。

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

もうすぐ収監されてしまうホリエモン。
私はライブドア事件のような経済・金融の犯罪や、法律に明るくありません。
が、たしかにホリエモンのいうとおり、検察等の捜査には、不公平な面があるような気がしています。

しかし、ここではそのことはむしろどちらでもよくて、ホリエモンのパワー、行動力、クリアな思考には素直に驚かせられます。

刑務所に入ることすらも、プラスに生かしてしまえそうです。

ホリエモンのことについて書く場合、以上のような前置きをしてしまうところが、面倒くさいところです。

宇宙について語っています。

要約すると、

宇宙開発は公共事業化している。

民間で素早く小さいものからビジネスとして、宇宙開発しよう!

人類の宇宙への意識が高まる。

小惑星資源の利用。宇宙の解明。亜光速宇宙船を開発しよう!地球外生命体に会おう!

という感じ。

前半は今までの宇宙開発の歴史を、懇切丁寧にまとめていますが、とにかく眠たい。

すらすらと頭に入って来る文章じゃないです。

しかし、ラスト2章の勢いは素晴らしい。いろんなアイデア
が湯水のようにでてきて、すらすらと読め、わくわくしてくる。

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2011年09月30日

Posted by ブクログ

大切なのは、『今はこうだ』という現状ではなく、『これからどうしたいか』という希望、野望だ。
私たちは、知っているものの延長戦上に未来を考えがちだ。でも実際には、今は存在しないもの、が未来を作っていく。

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2011年05月22日

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