【感想・ネタバレ】[新版]自立と孤独の心理学のレビュー

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すこしわかった気がした

加藤先生の本を何冊も読んだけれど、なぜこんなに1人になると何もできなくなるのか、なぜこんなにいつも寂しいのか、を書かれている本に出会えてなかった。この本を読んで、すこし安心したし、その理由がすこしわかった気がした。自分の過去との向き合い方や、具体的な解決法がもっと知りたかったけれど、それはまた自分で読んで勉強していこうと思った。

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2021年01月07日

Posted by ブクログ

幼少期の分離不安から来る不安感や孤独感について書かれた本。
小さい頃の家庭環境、親との関係が人生にどう影響してくるか。様々な角度から教えてくれる。
自分が愛情を欲する人がいる、でも、その人を信頼できない。信頼したくて、でもできないので相手を責め苛む。そのため、余計に相手から愛情を貰えなくなる。そしてさらに孤独感を感じ、もっと責め苛む…。こうした繰り返しにより、孤立してしまう、というサイクルを冷静に知ることができた。
あとがきに書かれているとおり、このサイクルはいわゆる健全な心を持つ人には極めて共感されにくいため、自ら粘り強く取り組んでいくしかない。幼少期の分離不安が大きく絡んでいることを認め、自分の認識が現実とは違うものであることを何度も言い聞かせながら、ひとつずつ取り組んでいくこと。

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2013年02月10日

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