【感想・ネタバレ】後悔を活かす心理学 成長と成功を導く意思決定と対処法のレビュー

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Posted by ブクログ

本書に書いてある教訓は当たり前と言えば当たり前な事なんだけど、為になった。

自分は高校時代部活を辞めた事をずっと後悔している。あの判断のせいで友達の数は激減し、私の高校時代の青春は殆どない。しかし当時の心境を詳しく思い返してみれば、辞めたことは仕方ないない事のように感じる。
部活を辞めなければ、受験勉強にも専念することが出来なかっただろうし。
部活を辞めて友達が減ったという結果だけがずっと自分の心に残り続けていることに気づいた。
あの経験を活かして、せめて就活は頑張りたいな、、、

後悔理論 人間は後悔感情を最小化しようとする
やってできた やってできなかった やらなくてできた やらなくてできなかった
反実仮想的思想 上向き 下向き 過去展望 未来展望 上向き反実仮想も、役に立つ
メダリストのポジティブ感情は金銅銀
確証バイアス チャレンジャー号

人は決定 評価 フィードバックのループで意思決定
予期後悔は意思決定する際の中心的役割
予期後悔は感情と論理的思考の橋渡しも
cm tpp マルチ商法 予期後悔が効果的に効く

後悔を回避するための行動
行動たために生じた後悔は短絡的 しなかった場合さ長期的 選択した原因も消えて後悔だけが残る

繰り返すことの出来ない状況では行動した方が後悔が小さい
目標達成には予想の1.6倍の時間が
程々で満足 サティスファイサーになれ
後悔した時は決定だけに目を向けて比較しない。関係する情報をシャットアウト
歳を取れば熟慮的ですなおにうかいれられるようになる

意思決定をする時は、様々な選択肢に対して予期後悔すべき。特に後悔回避可能性はだいじ。十分に考えた末に選択したなら後悔しないだろう。

後悔を提言するためには
合理化 謝罪 代わりの行動
あまりにも大きい出来事はネガティブから始めてもいい
効果を受け止めることが大切 対処法の違い

後悔しないために
メタ認知能力を身につける
後悔傾向を知っておく
クリティカルシンキングをする

なぜ正しい判断ができないのか
認知バイアス 確証バイアス
多数性ヒューリスティック 見た目の多さ少なさに影響を受けて間違える
情報接触量
フレーミング効果 本質的には同じでも、心理的な捉え方の違いが異なる現象
サンクコスト 既に支払ってしまってら今かは回収するのは不可能なコスト

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2023年03月14日

Posted by ブクログ

マンスキーの意思決定理論で、不確実さのある状況下での意思決定手法としてミニマックス・リグレット基準を学んだけれど、この本で後悔と意思決定の関係をさらに掘り下げることができた。著者の赤裸々な体験談はむむむ。


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2022年05月27日

Posted by ブクログ

私のように後悔しっぱなしの人生を歩んでいる人にお勧めの本。
後悔を学術的に解説し、意思決定と後悔の関係、判断や決定を誤らせる様々な要因、そして後悔を回避する、或いは低減する方法について紹介。
後悔する仕組みを客観的に認識することができていれば、対処の方法をとることができる。また、後悔の念を低減することもできる・・・はたして、簡単にできるのだろうか??
本書でも指摘されているとおり、人間の決定プロセスには感情的プロセスと認知的プロセスが存在する。これらは、自動的、非意識的、感情的、ヒューリスティックに作動する「プロセス1」と、意識的、合理的、明示的に情報を処理する「システム2」の2つのプロセスであるが、後悔の念の惹起は、主に「システム1」に起因するのではなかろうか。
終章に、後悔回避、後悔対処のための10の方法が紹介されているが、これらを実践するためには、明らかに「システム2」を作動させなければならない。すなわち、意識的に取り組む必要があり、相応の訓練が必要である、ということだろう。本書を参考に、くよくよしない自分を目指して頑張ってみよう。

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

フローチャートが面白かった。いや、そういう話じゃないんだけど、面白かった。後悔する人しない人いるよね、とはまた別の話。

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2022年09月21日

Posted by ブクログ

後悔を回避するための方法、後悔をしたときの対処方法を知りたい人にオススメ。

【概要】
●後悔とは何か、予期後悔、反実仮想的思考
●後悔と意思決定の関係、意思決定モデル
●後悔を回避するための方法
●後悔対処法

【感想】
●心理学の観点から見た「後悔」の仕組みが体系的に整理されていてよくわかる。
●後悔の仕組みを知った上で、それを回避するためにはどうすればよいか、そして、後悔するようになってしまった場合はどう対処すればよいか、について考えることができる。
●予期後悔と反実仮想的思考の重要性が理解できた。これを活用することによって適切な判断をすることができる。
●また、自分を客観的に見つめることの大切さも理解できた。後悔をできる限り少なくして充実した人生を歩みたい。

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2022年06月30日

Posted by ブクログ

人生に後悔が多すぎて、夜中にふと過去の記憶が蘇ってきて叫びたくなるようなことがよくある。
そんな自分には『後悔を活かす心理学』というタイトルは手に取ってしまいたくなる力がある。
ただ読んでみると、まあそうだろうなと既知の内容を改めて知るような内容だった。
確かにそうなんだよな、でもそれが出来るようならこんな本手に取ってないよ、と思ってしまう。
当たり前かもしれないが、新しく後悔にすぐ効くような対処法はない。

とは言っても後悔ってものをここまで深堀りして知ることもなかなかない。
後悔をまったくしない人生を送れる人間なんてものもそうはいないだろうし、今後の後悔するような出来事を経験する前に本書を読んで知っておけば、もしかしたら多少なりとも助けになってくれるかもしれない。

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2024年04月19日

Posted by ブクログ

一言でまとめると、「後悔」という心理状態を詳細に言語化してみた本。「予期後悔」など未知の知識を得ることで視野が広がった気はする。ただ、「後悔」の定義など新しい視点に関わりそうな情報は少なく、一つのロジックを多くの事例で例えるパートが多かった印象がある。また、どうすれば「後悔」の状態を緩和できるか、というハウツー的な知識は、既存の類書で読んだことがあるものが多かった。

銅メダリストは銀メダリストより満足度が高い、という事例は面白かった。銅メダリストは三位という目標を達成しているが、銀メダリストは一位という目標に挫折しているからである。なるほど。確かに負けて終わるのが銀メダルだと聞いたことがある。

<アンダーライン>
★★★★★
マキシマイザー(常に最良の選択肢を追求する人)とサティスファイサー(他にもっとよい選択肢があっても、満足できるものであればそれでよいと思う人)の二種類

★★★★★
自分の言動を自己正当化する人ほど、今現在の後悔が大きくなっていることを意味している。

★★★★★
後悔したときの対処
下向きの反実仮想的思考をする
「もし○○をしていたら、もっと悪い結果××になったかもしれない。××にならなくてよかった」という下向きの反実仮想的思考をする。逆に「もし○○をしていたら、もっとよい結果だったかもしれない。○○しておけばよかった」という上向きの反実仮想的思考をして、実際の結果と理想を比較してしまうと、後悔をさらに強めたり、しなくてもよい後悔をしたりすることになる。

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2022年10月18日

Posted by ブクログ

著者は「後悔」という語を使っているが「期待と現実の差」、つまりGAPに対する認知の問題と捉えると、過去、未来の両方向の認知の歪みと捉えやすくなり、また、他の論述とも結びつきやすくなり、良いと思う。

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2022年06月10日

Posted by ブクログ

意思決定モデルのごちゃごちゃした因果関係の図が苦手。この本を買ったことを後悔した。
著者の体験に根ざしたアドバイスは有用。

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2022年05月22日

Posted by ブクログ

後悔をしないことはないので、 著書名通り、
後悔をしたらどうにかしてプラスに変換できるようになりたかったので
本書を読みました。

後悔には悪影響を及ぼすものの、後悔自体は悪いものではなく、
それを有益に使えるかが大事だということ、
行動して後悔することと行動しないで後悔した場合
行動しないで後悔した場合のほうが長く引きずることになること
の2点は興味深いものでした、

3章以降で後悔の対処法が記述されており、
後悔をプラスに変えたい人にはおすすめの1冊かもしれません。

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2022年05月22日

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