【感想・ネタバレ】あたしたち、海へ(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

島崎和歌子さんが出てませんが、油断するとすぐ他人を見下し貶める癖のある私は定期的に読み返して何とかして引き返し続けて生きていきたいです。

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2024年05月16日

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ネタバレ

メインは女子校で起きてるいじめだったが、その周辺で起きている様々な人間関係も時々混ざり、どの話も読んでいて辛かった。現実でもニュースを見て、人間の醜さに人間でいることが辛くなる。人それぞれ他人には理解されない生きづらさを感じながらも必死に生きているんだなあ、と泣きそうになった。

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2022年10月01日

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ネタバレ

ああはなりたくないと言う不安からしている。
波多野さんかっこいいと思った。
子供への関わり方は同じではなくてそれぞれ違うのだと感じた。

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2023年09月12日

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ネタバレ

いじめの描写がとてもリアルです。
カースト上位の子がそれとなくみんなから孤立させようとするところとか
結局、何も問題は解決していないし、誰も助けてはくれないという結末…

逃げることも一つの正解だし、波多野さんのように無視を決め込む、というのも一つの正解だと思う
ただ、確かなことは誰かに助けてもらうことや、周りを変えることを期待してはいけないということだった。

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2023年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

女子特有の嫌なイジメ。
有夢、ようこが主な語り手だが合間に担任教師や父親、いじめのリーダー、海の母親が語り手の部分もある。教師や父親はやはり違和感も分かっているがそれを見ないふりをしているのが語り手の時に分かる。いじめのリーダーは根本的な容姿も経済力も恵まれてる。だからこそ孤独な感じ。

海の母親は働き場の老後施設でいじめにあっている人と自分の娘を重ねていつか居なくなってしまうかもしれない不安を抱えながら、自分なりに向き合う改善方法をみつける。

どこの場所にも人を虐めることで自信を得たり自分の孤独を埋めたりする人がいる。
大人が子どもにイジメはダメですよいけないことですよって言ってても大人だってやっているんだからそりゃ無くならんよな、大きく言えば戦争がなくならないのと一緒なんだなって。
人間は他人より上であることに快楽をえてるから。

その中で支え合える人間を、手を取り合える人を。逃げていい。逃げて絶対にそんな奴らに捕まってはいけないと強く思った本だった。

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2022年09月22日

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