【感想・ネタバレ】働く女子と罪悪感 「こうあるべき」から離れたら、もっと仕事は楽しくなるのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

働き続けられなかった機会均等法第一世代としてはすこぶる身につまされるのだけど。働きたい人しかこの世代は働いてこなかった、は、ほんとにそう。パートタイムで復帰組としても、働きたくないのなら続かない。
下の世代は共働きでないとくえない、も見ていて実感する。やはり日本は難しい。

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2023年05月16日

Posted by ブクログ

総じて、同様の新聞社で働く人間として、身に沁みた話が多かった。そして、あとがきで、20〜30代の人に伝えたい言葉として、完璧なキャリアプランが書かれすぎていて息苦しくなる、という言葉にすみませんと言いたくなった。
たしかに完璧なキャリアプランを描いたけど、配属なり異動なり病気なり入社してから全然プラン通りではない。だけど、そこから得たものは必ずある。昔、デスクにコンテを通して伝えられた「寄り道と遠回りが無いと書けない記事もある」という言葉を思い出した。というか、取材をしても空振りは多い、記者そもそもが近道だけではいい記事は書けない。
そして、出稿・編集が他の部門を下に見ているのでは無いかという話も、その通りだと思う。記者が取材をできるのは他部署が稼いできてくれるからというのを忘れてはならないと思った、同時に記者という面白い職場で、平然と女性社員である私を色々な現場に出してくれたのはその草分け的先輩女性社員のおかげということも忘れてはいけないと感じた

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2022年04月12日

Posted by ブクログ

書店で見つけ、タイトルが訴えかけてきたので購入。

子どもを産んだけど、子育てはしたいと思っていない。
親を自分のマンションに引っ越しさせて育児を任せ、自分は働く。
そういう考えには違和感を感じる。
そこまでして働かないといけないのか?と。

当時の働く女性は「働く」と決めて働いていた、今の女性たちは(もちろんそうではない人もいるだろうが、)辞める理由がないから「辞めない」、というのはとても納得できる。

それにしても、この本を読んで、違和感を感じるということは、私は、口では男女平等と言っているが、結局は根底に「男性は働け、女性は家事を」という考え方が根強くあるのだろうか?共働きなんだから男性も家事を、と訴えているのは、都合のいい考え方なのか?

共感できるポイントもあった。
対談の中での
「結局一番苦しんでいるのは自分自身の中の割り切れなさ」という発言など。

どれが正しいのか答えがない中、日々余裕のない状況で、多数ある選択肢から「これ」というものを選び、その道を進む。
女性が働くって本当に大変。 

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2022年04月10日

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