感情タグBEST3
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どれがどの曲かわからなくなりそうなのでここにメモがてら感想と共に書かせていただきます。
『私だけの所有者』島本理生
結末が良かったです。意外性がありとても面白かったです。近未来の話で、主人公の“僕”の成長が手紙だけでわかるのがすごい。
楽曲は『ミスター』
『ユーレイ』辻村深月
さすが辻村先生といったところ。風景や感情の描写が上手い。結末も変わらず綺麗に包んだ一作。
楽曲は『海のまにまに』
『色違いのトランプ』宮部みゆき
不思議な世界観の物語。二つの世界が存在しており、自分と同じ人物がいる世界で、もう一人の自分が歩む世界の違いが面白い。少し悲しくて、切なくて、だけど「これでよかったんだ」と思えるのが素敵でした。
楽曲は『セブンティーン』
『ヒカリノタネ』森絵都
四回目の告白で成功させるため、過去三回の告白を無くしにタイムスリップをする話。消したい過去でもそれがあるから今の自分がいる。そして今が好きになる。そんな元気の出る物語。メッセージ性としてはOfficial髭男dismの『chess board』に似てる。
楽曲は『好きだ』
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好きな作家さんばかりでYOASOBIコラボでなくても読むわこれは。
みなさん超自然とかSFとか、純文学でない方向性になっていて、共通テーマの「はじめての」からは意外性を感じた。
タイトルからは超自然とかSFとかじゃないのが来るんじゃないかと思ったんだよね。
既存のYOASOBIの電子音による音楽に引っ張られてる?
やっぱ曲になることを想定してるのはあるのかも。
ただ、辻村さんのは彼女らしい話ではあった。
それと宮部さんはジャンルにとらわれず何でも書くから意外ではないのかも。
なお、森絵都さんは「みかづき」しか読んだことがなかったので、こんなにコミカルな話が出てくるとは思わなかった。
キャラも話もとっても魅力的。
てゆうかこの話がトリでいいの?
YouTubeで曲も聞いた。
曲も映像も原作へのリスペクトが感じられてよかった。
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こんな感覚はじめて‼︎をもらえた本
大好きな作家さんばかりだから、お話は当然面白い。
ゆっくりランチをしながら1話目を読んだ後、帰り道にYOASOBIの曲を聴いたのだけど、さっき本で読んだ物語が再生されるもんだから、涙を溢れさせながら車を運転するハメになりましたw
なので2話目からは、お家でのんびり反芻しながら曲を聴きました(ღˇ◡ˇ)
最幸の体験でした☆
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YOASOBIのセブンティーンの歌詞を聴いて、原作が気になったのがきっかけで読んでみました!
その他の小説も含め、原作を読んでから再度楽曲を聴くと曲の感じ方も変わり、物語自体も面白いので何重にも楽しむことができました!!
あのたった数分の楽曲の中に物語の要素が詰まっていることにも感動しました!
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各物語の後に、YOASOBIの楽曲を聴くことで物語を振り返えることができる。この時、なんともたまらい感覚的になる。何度も読み返したくなるそんな1冊になった。
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ようやく読みました。
初めは一気に全部読んでしまおうと思っていたんだけれども、ちょっとこれは大事に読んだ方がよいと思いひとつめを読んで本を閉じました。
読み終わって閉じた時にこんな優しいおだやかな感じになったの久しぶりかも。
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島本理生「私だけの所有者」
辻村深月「ユーレイ」
宮部みゆき「色違いのトランプ」
森絵都「ヒカリノタネ」
直木賞作家の短編を元に
YOASOBIが楽曲をつくるコラボ、というキャンペーンの
いわゆる原作の短編集、です。
自分は読むまで、
逆と思ってたけど、そうじゃなかった。
それはそうだ。
「海のまにまに」は知ってたので、
え、歌まんまだーって思いながら読んでいたけど
それはそう。
他の作品は、小説を読んでから、
公式で動画みて、という贅沢な読み方をしました。
それぞれとても素敵でした。
島本さん以外元から好きな作家さんのもあって。
島本さんの作品もすごく好きだなぁ。
本の装丁も好みでした。
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ネタバレなしで
ここまで胸を掴む曲を作れるYOASOBI
切なくて悲しくてもどかしいのに
何度も読んでしまう作品を生んでくれた
さすがの小説家4人
こんな圧倒されるコラボは
はじめてだ
とりあえず明日
少年の人形を発注して
古い花火に火をつけて
目尻に傷を付けたら
柿の種を買いに行こう
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作家さんがとても豪華だし、Ayaseさんの考察力があってこその楽曲とikuraさんの繊細な歌い方が上手く噛み合いすぎていて鳥肌が立ちました...!
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原作とYOASOBIのシンクロ度がハンパない。
4人の著者と4曲の歌。直木賞作家とのコラボは忠実に、原作の世界観をボカロメロディに乗せて、全ての作品が出来上がっていると感じた。
特に、森絵都の原作と[好きだ]、辻村深月の原作と[海のまにまに]がハマった。
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すべて短編だったがしっかり読み応えがあり
尚且つ起承転結がきれいで最高でした。
4人の大物作家の短編が一冊にまとめられていて
こんなお得なものもないしここにYOASOBIとの
コラボ曲もあって
もう何回楽しませてくれるんだと
ワクワクしました。
ぜひごらんあれ
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この4人の作家さんの作品を一冊で読めるなんて贅沢!それぞれ違う世界観のお話で面白かった。個人的には宮部先生のお話が好き。YOASOBIさんの「はじめての」も、小説の世界を素敵に表現していて良かった
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『私だけの所有者』島本理生著
アルジャーノンに花束を
を思い出した。
『ユーレイ』辻村深月著
読書ユーチューバーさんがよく推してたので気になっていた作家さんです。
なるほど〜、他の作品も読んでみたい。
『色違いのトランプ』宮部みゆき著
4作の中で一際異彩を放っていたと言ってもいいのではないでしょうか?
いや〜、一番好きかも!びっくりしました!
この人の『名もなき毒』を読んでいましたが、私の大好きな2時間サスペンス的なお話で、ぜひドラマか映画で見てみたいって思ったぐらいなんです!
こんなSF的なお話も書かれるんですね〜。
この人の作品どうしても西島秀俊さん思い浮かべてしまうw
『ヒカリノタネ』森絵都著
柿ピーかい!www
最後に爆笑させて頂きましたw
無駄なことはないってね。
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みんな面白かった。大体一つくらいはあまり好きじゃないのに。「私だけ」は気持ちわかるけど、残されるアンドロイドに感情が芽生えたら可哀想なことになるって、まさにその通り。「ユーレイ」は救われる。優しいユーレイだってきっといるよね。「トランプ」は別世界じゃなくても、生まれる場所間違えたんじゃないかって人、たまにいるからな。「ヒカリノタネ」が一番好き。登場人物みんな王道からちょっとズレてるけど、よくぞこの個性のままでいてくれた。今の私の邪魔の仕方がものすごくて笑った。ヒグチはこれからどうなるのかな?
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この小説母親は前作よりも話の内容が濃くなっていて読み応えがありました。二人で手紙を交換していく話がリアリティがあって私だったら誰に手紙を送るのかなと考えていました。
2度目でも色々な話があるので飽きない
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友達が読んでいたのを思いだして、私も読んでみました。特にない森絵都さんのお話が好きです!はじめてをテーマにした4つの作品。好きな作家さんの話、最高でした!
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YOASOBIさんにはまっています。
個人的にはセブンティーン、ミスターの元となる小説が好きです。
以下は気になった分の引用です。
「幸福ではないから不幸だとも言えないのではないでしょうか?」
「人間がアンドロイドを必要とするのは、不可能を可能にするため。つまりは、生きていることの孤独から解放されるため」
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島本理生さんの「はじめて人を好きになったときに読む物語:私だけの所有者」、
森絵都さんの「はじめて告白したときに読む物語:ヒカリノタネ」が好きだった◯
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小説と音楽が同時に楽しめるなんて、なんだか良いね。それぞれの小説はおもしろいし、YOASOBIのMVがまた素晴らしい。
個人的には『ユーレイ』と『ヒカリノタネ』が好きだった。ファンタジーでも世界観が現実に近いほうが想像しやすいからかな…?曲を聴いたらまた読んでみよう。
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ひさしぶりに読んだ小説。
「『私だけの所有者』ーはじめて人を好きになったときに読む物語ー」と、「『色違いのトランプ』ーはじめて容疑者になったときに読む物語ー」のふたつがとくに好きだった。
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少し前に読んだから忘れないうちに感想書く。
好きな作家さんとYOASOBIのコラボ熱い。
どのお話も全部面白かった!
島本理生さんの本は読んだことがなかったけどこんなお話を書く人なんだな〜。
人間はAIに乗っ取られる系のお話ばかり見てたからAIは恐怖の対象だったけど可愛くなってきちゃった。先生を置いていきたくないのに命令には従うプログラムがされてるから置いていくしかなかったの辛い。
辻村深月先生のユーレイなのか?違った?やっぱりそうなの?って曖昧だけどそれが面白い。このお話だけSF感があまりなかったけど。
宮部みゆき先生の並行世界も好き!もし自分の生きている反対側の世界にも同じ自分と家族がいたらと考えると面白い。考え方や求めているものが違うからじゃあ在るべき所に帰ろうってなるの凄いな。両方同じ娘だったとしても今まで一緒に過ごしてきた情とかないんか。
森絵都先生のお話がこの中では1番好きだったかな!
タイムリープ系も色々なお話読んできたけどこういう展開もあるのか〜って感じ。
タイムリープして自分の告白を阻止する!って可愛い。過去の自分に川に落とされてもそのまま告白を実行するってガッツある主人公だな。
登場人物が可愛くて好きだった。
読み終わってから曲を聴いたけどやっぱりYOASOBI凄いな…!お話の解像度が劇的に高くなった。一話ずつ読んで聴いてを繰り返せば良かった〜!!
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もうちょっと本の題名を変えたらもっと読者が増えるんじゃないかな?もったいないと感じてしまうほどの良本だった。錚々たる著者陣で構成されてるからそんなの関係ないか。アンドロイドの話はカズオイシグロの「クララとおひさま」を思い出しながら読んだけど、そう遠くない未来、現実として起こりそうだよなあ。宮部さんのらさすが。パラレルものが好きな自分にはヒット。
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「はじめての」をテーマに書かれた4人の作家さんの短編。それぞれの作家さんの特徴や良さが凝縮されていて、短編ながらも読み応えがあった。なかでも宮部みゆきさんの作品の存在感がすごい。
またこの短編をもとにYOASOBIさんの曲が作られており、読後に4曲のMVを見た。小説を読んでいて頭の中で想像していたものがそのまま映像になっていたようで驚いた。小説の中の文章やセリフがうまく詞に取り込まれていて、読後に見るとより理解が深まり楽しめた。
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色んな「はじめて〜したときに読む話」が4話入った短編集。最初のアンドロイドの話や3話目のパラレルワールドの話は現実に起きたらちょっと怖そう、だけど起きえそうな話だった。2話目のユーレイはかがみの孤城を彷彿とさせたし、最後のタイムトラベルはしっくり、ほんわかした。全部面白かった‼️
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YOASOBIの音楽と連動しているという作家さん4人のアンソロジー。
どの話も読後感がよかった。
辻村深月さんの「ユーレイ」、透明感があり、思春期の女の子の細やかな心情を綴るのは真骨頂か。
辻村深月さんの本を再度開拓したくなった。
森絵都さんの「ヒカリノタネ」もユーモアのある言葉のチョイス、表現が好き。
他の森絵都さんの本も読んでみよう!
YOASOBIの「はじめての」もじっくり聞いてみます!
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本を読んでから実際のmvを見ると歌詞、映像共に入ってくるのでとてもおすすめです
特におすすめなのは「色違いのトランプ」です
(mv:セブンティーン)
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『ユーレイ』と『ヒカリノタネ』は曲のイメージがMVで膨らんで、さらに小説で深掘りされた感じ
でも、SFで短編だと設定の説明でほとんど終わってしまう...
一番のお気に入り曲はSEVENTEEN なんだけどね
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SF色が強くて、偶然なのか?裏テーマなのか?いや流石に偶然ってことはないか。
島本理生さんの、「私だけの所有者」が好きだったな。
何故がMr.ナルセが私の中でマッツ・ミケルセンになったかかもしれないw
初めて人を好きになった、とアンドロイドの掛け合わせがしっくりきました。
2023.12.15
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Posted by ブクログ
短編集でそれぞれ読みやすかった。
ミスターナルセとアンドロイドの話が特に感動したし良かった。
短い話だったけど、久々に遠くまでいけて、本の力ってすごいと感じた。