感情タグBEST3
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とてもいいお話だった〜。
森沢さんの作品はどれも温かくほっこりしていて大好きです。今回も偶然本屋さんで見つけて
買うつもりがなかったけれど表紙の爽やかさに惹かれて買ってしまった本なので、ちょっとわくわくしながら読み始めました♪ 笑笑
でも、いや〜出会えてよかったと思えるような
素敵なお話で、私にとって大事な一冊になりました。
お話は
主人公の翔平が漫画家を目指しながらアルバイトしているのはキッチン風見鶏という
港町にあるレストラン。
そこのオーナーの絵里さんや、元オーナーのお母さんの祐子さん、みんな本当に温かく素敵な人で
翔平くんと仲良くなる寿々ちゃんを見守りつつ
素敵な料理でみんなを幸せにしている。
翔平くんをはじめみんな
人生は思い通りにいかないことがほとんどだけど
でも自分の心に正直に、生きることが大切
お互いに思いやり見守り、気遣いながら今を精一杯頑張っている姿に温かな気持ちをいっぱいいただきました。
ところどころの描写が本当に爽やかな海風が吹いてる感じを感じられて「あー私もこういう港町に
住んでみたいな〜」と何度も感じ、
海を見ながら、美味しそうなキャラメルチョコチップ食べてみたいなぁ。
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見出しを見たら、うーんどんなもんかな深刻なイジメの立ち直るまでの道のりかな、新興宗教も絡んでる、盤根錯節の話かとためらいがあった。読み出したら止まらないので、3日でした。春香の春の字が意味があるのがまた良い、元々明るく表情のある娘だった、最後の種明かしではそんな表情が浮かんで、余計安心出来たよ。謎解きの様だけど、種明かしを痛快にするのではなくて、森沢明夫さんらしい人間味がある、とてもいい物語です。出だしの暗鬱な場面から家族が戻って安心する淳よかったじゃん。千太郎と孫の物語も出来ると思う見たい
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タイトルと港町の洋食屋に惹かれて手に取った本。森沢明夫さん、前知識なく初めて読んだけど、温かくて優しい空気を感じる文章を書く方だなと思った
それぞれの視点から順に描かれていて、とても読みやすい。登場人物も個性的で好き
幽霊が出てきた時は、ファンタジーというかオカルトチックな感じ?と思ったけど、
登場人物たちの交わりや幽霊との対話をきっかけにして、思いがけず生き方について考える本だった
心に残る言葉や大事にしたいなと思う考え方がたくさんあって、また読み返したいなあとも。
自分に嘘をつかずに生きていきたい
毎日生きていることがどんなに幸せなことか、忘れずにいたい
最後は予想してなかった展開で驚き!
プロローグ、読み直して思わず笑顔になりました
キッチン風見鶏メニューもさることながら、キャラメルチョコチップのアイスクリームが食べたくなったなあ笑
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霊が見える?!
森沢明夫さんには珍しい不思議設定、と思ったけどよく考えたらいつもけっこうスピリチュアルな世界観で書いてたりするわw
そして中身はいつもの幸せな人生を送るための極意が散りばめられた代わり映えのしないテーマで最高だ(最低みたいな言い方!)
日々を一生懸命生きつつ、周りの人を思いやれる優しい人たちが当然のようにハッピーエンドを迎える物語はわざとらしくて鼻につくので大好きだ(大嫌いみたいな言い方!)
物語の最後に明かされる仕掛けにふだんの森沢明夫さんの作品にはない「騙された!」って感情が心地よかった本作でした
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出てくる人がみんなあったかくて、森沢さんの作品は読んでてほのぼのする✨
手島さんと絵里の展開にドキドキした。本当の子のように大事に大事に育ててもらった歩くんは幸せだし、手島さんのように優しい子に育つんだろうなと思った。エピローグで、さらに幸せな気持ちになれました。
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始めから終わりまで初夏の爽やかな風に吹かれているような爽やかな世界に浸れる。
不思議な物語なのにどこか懐かしさも感じる。
辛い出来事に対して、このことがあったからこそ、という前むきな考え方がとても気に入った。
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とても優しい話でした。孤独な哀しい過去があっても、心を通わせる出会いと幸せを掴んでいく翔平くん、寿々ちゃん、手島さん、絵里さんが読んでいて羨ましくなりました。自分の心に嘘をつかずに生きていく!が幸せのポイントかもしれません。
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幽霊が見えるウェイターさんは、漫画家になる夢を目指して、挫折や葛藤を抱えた青年。
お客さん1人1人に合わせた料理を出す女性。
皆それぞれに、心の痛みや、不安を抱えながらも、日々の暮らしの中に小さな幸せを見つけ楽しく、人に優しく、素朴に生きている愛しい登場人物ばかり。
そして、美味しそうすぎるお料理。
キッチン風見鶏に行ってみたくなりました。
とても素敵で心温まる作品。
Posted by ブクログ
人からおすすめされて、やっと読めたー!
幽霊とか、ちょっとファンタジーなお話だったけど、ほっこり心あたたまるお話でした。
それぞれの章の小見出しが料理名だったから、もっと料理の描写が出てくるのかと思ったけど、そうではなかった。
エピローグ読んで、またプロローグに戻って読み直してしまった。
物語の終わり方がちょっと不思議な感じがした。
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44/100
港町で3代続く老舗洋食屋「キッチン風見鶏」
おすすめは、じっくりと手をかけた熟成肉料理
漫画家デビューを夢見るウェイター・坂田翔平は、幽霊が見えてしまうのが悩みのタネ。
お客さん一人ひとりに合わせた料理が好評なオーナーシェフ・鳥居絵里は、家族の健康を案じつつから元気を出して奮闘中!
誰しも未来は不安だし、人生は寂しいものだ。
でも、だからこそ、自分の心に嘘をつかずにいきていくー
美味しさとやさしさが溢れる傑作!
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プロローグのぼくを勘違いしてた。最後まで読んでそんな時間が過ぎていたんだと納得。キッチン風見鶏の料理が美味しそう。動かない風見鶏、幽霊の謎は暗い影があったが明るい海の描写に救われた。そしてこの本も心に響く言葉が溢れていてすっきりとした読後感。キラキラ眼鏡を時々かけようっと。「人生に正解なんてないんだよ。自分で選んだ道を自分の努力で正解にするだけ」「自分の心に嘘をつかずに人生を創っていけばいいよ」「命がここに、在る。それだけで尊い。あなたがそこに、居る。それだけで、わたしは幸せ。」「心のままに生きなさい」
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☆4
ちょっぴり不思議だけれど、心が温かくなる優しい物語でした❁⃘*.゚
心に響く言葉がたくさん出てきて、また読み返したいと思える素敵な作品です。
辛い出来事があっても「だからこそ」という魔法の言葉を思い出して、マイナスをプラスに変えていきたいと思いました。
Posted by ブクログ
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■あらすじ
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幽霊が見えてしまう翔平は、キッチン風見鶏でウエイターとして働きながら漫画家を目指す。
そのキッチン風見鶏のオーナーは、お客様のプロファイリングが得意な鳥居絵里。
そんな2人と周りにいる人たちとのお話。
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■感想
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休み中に旅先で読もうと思って、サクッと読めそうなこの本をお供に連れて行きました。
幽霊が見えるというファンタジーな設定ですが、恋愛小説のような要素が強くて、ついついニヤッとしてしまうシーンが多い作品でした。翔平と寿々のやりとりは微笑ましいです。もう、この2人にフォーカスして作品を作っても良かったと思ってしまいます。
予想通りサクッと読めて、よかったよかった、という感じでした。恋愛というのが、ほんと、微笑ましいです。
森沢明夫語録という表現をしている人がいましたが、今作品も心に響く言葉がでてきます。
「人生に正解なんてないんだよ。」
「自分で選んだ道を自分の努力で正解にするだけ。」
「自分の心に嘘をつかずに、人生を創っていく。」
私も自分の心と向き合って、しっかり選択をして進んでいきたいです。
この作品は、『きらきら眼鏡』とのコラボでした。ざわざわ公園、ブランコがでてきました。大滝あかねさんも記憶のやり取りの中で登場します。
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■主な登場人物
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(キッチン風見鶏)
坂田翔平 24歳、漫画家志望
鳥居絵里 オーナーシェフ、32歳、童顔で若く見える
鳥居祐子 絵里の母、胆管癌
(常連客)
手島洋一 常連客、38歳
歩 洋一息子
葵 洋一妹、歩母
(港の占い館)
宮久保寿々 すず、占い師、24歳
大滝あかね フリーライター
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プロローグで早くもワクワクと幸せな気持ちになりました。
「キッチン風見鶏」に関わる人たち。みんな何かに悩み、迷い、立ち止まりながら毎日をくりかえしている。
それでも心を落ち着ける場所、安らげる場所や人たちが側にいるっていいなぁと思う。
景色が良くて、しかも一人一人に合ったスペシャルな料理を提供してくれるお店なんて最高!
「キッチン風見鶏」での出会いやご縁に心が安らぎました。
こうしてみんな、出会うべくして出会うのかな~、なんて考えてしまう。
少しスピリチュアルな世界と “幸せな人生を送るための秘訣” を感じられる作品。
プロローグからエピローグへ。
友情、親子愛、恋愛、夢、未来。なんとも素敵な景色をたくさん見せてもらいました。
他作品とのリンク。そして名言の数々。
“森沢ワールド”たっぷり堪能しました!
『人生に「正解」なんてないんだよ。自分で選んだ道を自分の努力で「正解」にするだけ』
『自分の心に嘘をつかずに人生を創っていけばいいよ』
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小説の書き方の本を読んでから、考証するつもりで読んだら、素晴らしさがよく分かりました!表現の豊富さ、伏線、落ちていって上がっていく展開、そして全てが自然に流れるように書かれている。じっくり観察するつもりで読んだのに、気がつけば次へ次へとページを進めて熱中してしまいました。さすが、としか言いようのない小説です。
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もう全員いい人!
霊とかそんな不思議な話ですが…
出てくる霊達さえもいい人笑
全員ハッピーエンドの幸せな話をありがとうございますm(_ _)m
ラストの風見鶏の秘密も幸せ気分♪
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登場人物がみんな温かくて、優しい。
そして絵里さんが作るお料理がどれも美味しそう!
お料理が出てくるお話が大好きなので、
是非また読み返したい。
ひとつだけ。
エピローグは読まなくてもよかったかも…。
エピローグでお話がさっぱりとまとまりすぎて、余韻に浸る余白部分を埋められてしまった感じ。
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鮮やかな色彩でキラキラした情景が目に浮かんだ。
あたたかく懐かしい世界観に包まれてとても心地良かった。
帯にあった通り、エピローグまで読み切った私はまんまとプロローグを読み返した。
結果を得ようだとか、理想を手に入れようと追い求めるのではなく、自分を大切に心のままに生きていくことで結果的に自分にとってプラスになることもあるのかもしれない。
マイナスをプラスに変えていくのは単純なことではないが、そうやって生きていけたらいいなと思わせてくれる。
苦味や切なさもありつつ、優しい前向きなラストが良かった。
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02月-13。4.0点。
初の森沢作品。女性オーナシェフの「キッチン風見鶏」で働く、漫画家志望のアルバイト男性。アルバイト、オーナーシェフ、シェフに好意を持つシングルファザー、占い師と、個性的な人物たちが織りなす物語。。
面白い。守護霊とか、ファンタジー系かと思ったが、「ひと」の物語。やさしい小説だった。
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小さなころから幽霊が見えてしまう坂田翔平はアルバイトで「キッチン風見鶏」のウエイターをしている。キッチン風見鶏の左手の壁に、雨の日に現れる幽霊はオーナーの鳥居絵里さんの守護霊ではなく、この土地の地縛霊のよう。絵里さんに向けたアドバイスを翔平に託す。この幽霊が現れる理由が徐々に多くの人を巻き込みながら、明かされる。
皆が幸せになれるように、死ぬときに後悔しない生き方ができるように、自分の心に嘘をつかずに人生を創っていく。
Posted by ブクログ
作中の"私"がちょくちょく変わって、どこに自分の気持ちを持っていけば良いのか読み始めは戸惑った。
しかし中盤からは入り込むんで読めた。
海の見える美味しいレストラン。
ウエイターは幽霊が見えてしまう漫画家志望者。
霊が見える占い師。
なんかごちゃごちゃしている様だが、楽しく読めた。
この作家さんの作品は、読後に明るい前向きな気持ちになれる。
Posted by ブクログ
漫画家を目指す青年、喫茶店の明るい女性オーナー、守護霊が見える占い師…色んな登場人物が出て来でごちゃっとしそうなのに、とても読みやすいあったかい物語だった。
Posted by ブクログ
優しいお話を読みたいな、と思っていたところに以前読んだ森沢明夫さんの本を発見して購入。
登場人物全員が純粋でいい人。
悩んだりもがいたりしているけど、誠実に生きている。
それが暖かく、少し眩しく感じるような、そんな素敵なお話でした。
Posted by ブクログ
森沢明夫さん初読。あったかい話、だが私には合わなかった。霊が出てきたあたりで「?」となったが、最後までそのままの印象。エピローグは特に。
こういうのが小説と呼ばれる所以なのだな。
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3代続く老舗洋食屋を舞台にしたお話。
夏休みの読書感想文等にも向きそうな温かい世界観でした。
過去の出来事を再度物語化しているので良い意味でのフィクションなのかもしれないけれど、幽霊などとの交流を含め幼さが際立ってしまいあまり感情移入は出来なかった。
Posted by ブクログ
ちょっと私にはハマらなかった。けど、いい言葉がたくさんあって、前向きになれるお話だと思う。
エピローグを読んで、よくわからなくなってしまった。どこまでが現実?どこからが創作?読み返すほどの熱がなかったので、謎のまま。。