感情タグBEST3
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面白かった。何回も笑った。
松尾スズキ、天才だと思う。
なんだか空まわる私は少し共感したり、力が抜けたりで好きだった。変でも、やばいと思われても、カッコ悪くても、自分の中のど真ん中で生きてしまってる人には敵わないと思っている。
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大人計画の松尾スズキがhanakoに連載していたエッセイ。劇作家なので、文章を書くのはお手のもの。ちょっととぼけた感じを出しながら、全て計算ずくという感じ。
しかし「大人失格」か。私なども、最近はすぐに感情が外に出るようになり、だんだん大人から退化しているような気がします…。
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長期研修期間中にヒマを持て余して購入した1冊。
あまりにバカで面白い!“クスッ”とかじゃなく爆笑してしまう内容なので、電車内とか病院の待合室関係では、読まない方がイイですよ(^_^;)
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声を出して笑える。
名前は忘れたけど偽善のために集う会。わたしも参加したい。
これを今のわたしと同じくらいの年齢で書いている、と知り、
私はまだまだいろいろなことを自分で考えなくては、と思うのでした。
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これはエッセイではない。
出てすぐに福岡空港で買った。
大人計画は第3回公演から観ていたけど、松尾さんがエッセイを書いていたとは知らず、知らなかった自分のぬるさを「あちゃ~」で誤魔化しながら買った。
「フライトまで」と読み始めたら止まらず、正月かなんかで超満員のスカイマークの薄暗くてクソ狭い2階席で羽田まで笑いを噛み殺し、血まみれで読んだ。
うん。読むところを選ぶ本です。気をつけて!
これはエッセイではない。だってウソだらけだもの。
ネタネタギャグギャグ!
しかも浅い!いい意味で!
戯曲とエッセイの中間、これをギッセイと呼ぼう。
脳幹に染みる一冊。
タオル地大好き!な方は死出の旅のお供に是非。
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エッセーというものがわりかし苦手な私だが、最近注目している松尾スズキさんのエッセーということだし買ってみた。
1人で読みながら笑いました。
こんな面白い文章は、やはりぶっ飛んだ人にしか書けないだろうと思う
松尾スズキさんの何が好きかってそのゆるさ。
どっちにも身を置かない、という感じのだらしなさ。
頑としてその空気感を守れているのに尊敬する。
同じ価値観になりたい!と思ってしまう(笑)
BPOに読ませたい。
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松尾スズキさんの本との出会いが、この【大人失格】でした。読む前と読んだ後では私の世界を見る目は全く変わってしまったの。兎に角、本読んでこれだけ笑ったのは初めてでした。世界は面白い事で溢れています。
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よく見ると、単行本を買ったりいただいたりして、さらに文庫本を買う、という行為が多いのが松尾さんの本。
一時期新幹線の出張がだーだー続いた時期があり、荷物を軽くするために、そうしていた。
携帯したくなるくらい、面白いんだ。
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松尾スズキの【大人失格 子供に生まれてスミマセン】を読んだ。
松尾スズキのエッセイ集だ。松尾スズキをご存知だろうか?いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの劇団【大人計
画】の主宰者である。自身も俳優をするかたわら、演出家や脚本家の仕事にも積極的に取り組んでいる。
やはり、この手のエッセイは面白い。面白いエッセイを書く人というのは、その着眼点からして独特であ
り、それについて思考する世界までも独特であると思う。
ギャグやリアクションではなく、文字で人を笑わせることができるということは、並大抵のことではな
い。正直に言ってしまえば、今流行の勢いだけの芸ナシお笑い芸人より、百倍面白い。比べるのは失礼だ
ろうか?お笑いとは少し違う劇団という、もっとアーティスティックな分野で活躍している彼らは「笑
い」に対する質が違うと感じるのだ。
「この手のエッセイ」と書いたが、ここでいう「この手」とは、宮沢章夫であり、宮藤官九郎であり、リ
リーフランキー(リリーは作家・イラストレーター)などである。この3名のエッセイも読んでいるが、
同系の面白さが漂う。
言うなれば、「独自の哲学」がブレない面白さ。
物を見る目、考える事、行動、どれを取っても、売れようが売れまいが変わらない。創作者として見習い
たい姿勢だ。そして共通して言えることは皆、頭がいい。勉強が出来るという意味ではなく、物事をきち
んと考えられるという意味でだ。事象を正面から正統派的に捉えることもできる。それを踏まえた上で独
自の哲学という角度から分析することができるから面白い視点や言葉が次から次へと生まれてくるのだろ
う。
大人失格。すごいタイトルである。
「私は大人だ」今、この日本でいったい何人の大人が、そう胸をはって言い切ることができるだろう。
(中略)大人らしさとかでなくて。しがらみから独立した「大人」という素朴な生きものになること。私
がもくろむのはそれだ。(本文より)
言われてみて、なるほどと思うことあり、あまりにもバカらしくて思わず笑ってしまうものあり、松尾ワ
ールド全開である。この作品は松尾氏の執筆デビュー作。1999年に初版が刊行されているので、初々
しさもプラスされての力作であると言える。だが、「毒」が売りの松尾氏だけに好き嫌いが分かれること
も考えられるが・・・。本書にもその「毒」が所々に見受けられる。それが彼の特徴でもあるのだけれ
ど。
僕的には面白い。宮沢章夫、リリーフランキー、宮藤官九郎、松尾スズキ。
四天王ということでお薦めしたい4人である。
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星野源のエッセイ集の中でエッセイを書こうと思ったきっかけと言われており興味を持った。星野源の本は日々を綴っているという感じだったが、松尾スズキの方はこれまでの人生で思い溜めていた話題をひとつずつ書き綴っているように感じた。
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「面白い」。終わり。
あ、一行で終わってしまった。
解説の山本さん同様です。
はじめのうちは電車の中で鼻の下ぷるぷるさせながら読みましたが、後半は自室で爆笑して読みました。
後半のがおもしろかったので、後半電車で読んでなくて本当によかった・・・
ケダモノの視点は秀逸すぎて、そこに付箋つけて友達に貸してあげたいと思います。
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高校生のとき、雨の日に傘を持っていなかったらその辺にある傘さしてかえればいいじゃん、って人が多くて衝撃をうけたことを思い出した。え、それ窃盗ですけど。
それから、おしゃべりな人が一日にしゃべる量=新書一冊分。私はしゃべらない日は俳句一句ぐらいしかしゃべらないのに。
あとは色々メモしてあったけど、本読まなきゃ思い出せないので割愛。
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松尾スズキのエッセイ。
「ギリギリデイズ」はWEBに書いてた日記だったけど、こっちは雑誌に連載していたエッセイ。だからその分グダグダ感が減ってエッセイの体を成しています。
松尾スズキの洞察力と妄想力はやはり目を見張るものがあります。笑える。おもしろおい。
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今年一番笑ったエッセイ。
役者、劇作家、劇団主宰と、水物である仕事の苦悩をユーモアたっぷりに描いています。気持ちが沈んでいるときに読むと、いいですよ。
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かなり笑えるので、「電車の中で読む場合は要注意だ」と書評に書いてあったが、まさにその通り。
松尾スズキの周りに集まるおかしな人たちに爆笑してしまった。
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面白くないと死んじゃう面倒くさい松尾スズキの軽いエッセイ。文体は軽いけれど、視線は結構鋭いので、よく読むといいこと書いてある。ずいぶん以前の文章だけれど、今でも古臭くない、楽しい本。
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あれだけ人気があることには納得です。面白かった。でも、ただ面白くて新しいことを言うっていう人じゃないんだな。根っこのところは大真面目だって思う。そういう人の言葉、真摯に受け止めようと思います。
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大人計画の人でしかなかった松尾スズキを本格的に知ることになった記念すべき一冊。この本が無ければ私はこんなにも松尾スズキに傾倒してなかったんだろーな。これが幸か不幸かは5年後くらいに分かってると思います。
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大人になりきれない子供。どんな人であってもどこかしら子供心はあるし、すごいなって思う人でさえその人自身は未熟だって思っているし、大人ってなんだろうがよけい深まった笑
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年上のお友達に借りた本。
なんかこれを読んでからゆるい本も楽しいなと思った。
それはわたしのなかでは結構な革命でした。
95年の本なので時事ネタが若干ついていけなかったけど(とくにアイドル)、
その他想像で補える部分は今も全然おもしろい。
電車の中やお店で読む時は要注意!
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大人ってなんだろう?
劇団「大人計画」主宰者である松尾スズキさんのエッセイ。
刺青師のカスミさんや喫茶「バカボン怒」のマスターであり東京偽善友の会
会長である呼元さんなど松尾さんが出くわす強烈なキャラクターが面白い。
「大人になりたい」という松尾さんだけど
おかしなものはちゃんとおかしいと認識しているし
自分のダメな過去をきちんと把握しているから
わりとちゃんと大人なのでは…?
95年に出されている本なので
「ゆうゆ」「細川ふみえ」「宮沢りえのヌード写真集」などの懐かしいものがいっぱい出てくる。
「いらんパワー」いっぱいの、まぬけな大人になりたいと思った1冊。
Posted by ブクログ
~内容(「BOOK」データベースより)~
「私は大人だ」今、この日本でいったい何人の大人が、そう胸をはって言い切ることができるだろう。大人らしさとかでなくて。しがらみから独立した「大人」という素朴な生き物になること。私がもくろむのはそれだ。話題の劇作家が、「子供失格」だった人から「大人と呼ばれたい」人々までに贈る爆笑エッセイ。
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くだらないんだけど、好き。
寺山修司と太宰治を同時進行で読んでいたのだけれど
それぞれスタイルは違うけれど、
何となく底を流れる思いに似たところを感じる。
繊細。
くだらなくて笑えるけれど、
こんなにきちんとくだらないことを言葉にできるなんて
うらやましい。
真面目に偉そうだけど薄い内容の文章を書くことは、
テクニックがあればだれにでも出来る。
でも笑えることや誰もが共感できることを書くことは
センスと完成と丁寧さが求められると感じた一冊。
だら〜っとベッドにひっくり返って読める
気軽な一冊。
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初松尾。
面白い。
原田さんも本谷さんもそうだけど、演劇やってる人はエッセイが面白い。普通の人と観る視点が違うのかな。あと、話を面白くする技術に長けているし、面白い話に出会う確率も高いと思う。
どしどし読んでいきたい。