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頷きながら読んだ。
女だけどメイクはわからん。あれこれ雑誌も読むしBAさんにも教えてもらうしさんざん化粧品も使ってきてるけど、未だに何が正解なのかはよく分からん。でも確かに洗顔ひとつで気分が上がるし新しい化粧水お試しするだけで、自分の肌を気にかけることも出来る。
口紅の失敗エピはあるある過ぎて肯定しかない。
前田さんの気持ちの変化は頷くばかりで、むしろもっとスキンケア知りたいしメイクも知りたくなる1冊でした。
長谷部さんもちょっとだけ心のドアを開けられたの良かった。前田さんやるな〜!
自分に対してケアしたくなる
ついこの間まで自分も前田さんの様に、顔はスッキリすれば=綺麗・顔に何か塗れば良いという程度しか自分のケアをしたことがなくて自分が知りたいけど何処から手を付けたら良いのかわからない状態でした。
そこにタイミング良くコチラの本のオススメが流れ購入してみました。
終始読みやすく知りたい知識が分かりやすくまとめられて、尚且つ前田さんの姿もシンデレラの様な派手にビフォー・アフターではなく、お手入れをして行った過程に沿って心身共に自信が湧く姿が本当に素敵でした。
続編が出来るので有れば、是非読みたい作品です。
よりよい自分のために
主人公の前田一朗は三十八歳独身彼女いない歴十年、お菓子メーカーの平凡なサラリーマンとして日々仕事にいそがしく生きている。
人生こんなもんだと思っていた前田はある朝、身支度を整えようと洗面台の鏡に映る自分を見たとき思わずギョッとした。
そこに写っていたのは全体的に顔色が悪く目の下のクマの主張がすごく額はテカっているのに頬と唇の乾燥がすごいという自分の顔だった。
本能的に勘づいていたひどい顔に声を上げてしまうくらい昔の若い頃と大きく変貌している自分の見た目にこれじゃダメだと思った前田はドラッグストアに向かった。
とはいえ具体的にどうすればいいかわかはない彼はかつて元カノがフェイスケアをしながら「やるとやらないとじゃ翌朝全然違う」という言葉を思い出し自分もやってみようと売り場に向かう。
ずらっと並べられた化粧水の違いが分からない上にそこに書かれているのは肌質の違いによって使うべきものだと気づいた彼はとりあえずひとつ買い試してみるとたちまち肌質がよくなった。
その後もよりよくしようと洗顔料を買うために同じドラッグストアに向かうと若い女性が声をかけてきて……。
綺麗で若々しくいたいという気持ちは男女問わずあるんだなぁと改めて思った。