【感想・ネタバレ】商品はつくるな 市場をつくれ―――キリン「伝説のヒットメーカー」商品づくり24の技法のレビュー

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商品開発のバイブル的な良書。やはり商品開発には壮大なビジョンが大事。私自身も過去に商品開発の仕事をしていたことがあるが、ここまで深くは考えられていなかった。その当時にこの本に出会いたかった。

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2022年05月26日

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キリンで商品開発を担当し、数々のヒット商品を生み出した著者が、その考え方、やり方を、ここまで言っちゃっていいのかと思うほどに披露している。ちょっと自慢話っぽいところもあるが、企業で新商品を開発しようとしている人たちには参考になると思う。

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2022年04月24日

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食品メーカー営業職です。

日々数字にとらわれすぎて忘れていた
「より良い商品を未来へ」という発想を
思い出しました。

数字も大切ですが、「新しい市場を作る」
意識で仕事をすると、日々の業務も
少し楽しく思えるようになりました。

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2022年03月29日

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マーケティングの仕事を始めるにあたって、知り合いのマーケターから紹介された本。研究者でもマーケティングの専門家でもない(むしろちょっと落ち目の)人間の独白で読みやすくて良い。

<備忘録>
・新しく誕生させる市場の存在意義をどう定め、お客様との約束にしていくか。「存在意義」とは、その商品がいかにして社会を良くしていくか?ということ。
・商品をモノではなく、それを使っている時間や気分、つまり「役割や意味」で考える。
・Why:存在意義、What:どんな商品を/コンセプト、How:どうやって/戦術、Who:誰に対して/ターゲット、Whare:どの市場で/セグメント(チャネル)、When:いつまでに/中長期構想
・地産地消ムーブメント:地場産品への愛着の高まり、地場産業の活性化、フードマイレージ
・先行市場における実績は、社内の関係者の説得材料として有効。手ぶらで「発売してからx年間、xの数字が見込めます」と言っても「ほんとに?」となる。先行市場がたどった道を見せると実現可能性を匂わせることができる。
・「根っこが同じもの」が先行市場を探すポイント。例えば乳製品なら「自然志向が好まれる」という意味で、ヘアケア製品の市場を探す、など。
・チームマネジメントのポイントは、「自分たちはなんのためにやっているのか?」「そのことによって社会はどうなるのか?」「客も会社も自分たちも、どのような素晴らしい状態になるのか?」を全員分かって燃えている状態をキープすること。

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2023年10月15日

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お客さま視点で物事を考え、市場、未来をつくるという考え方はとても参考になりました。市場、未来をつくるため、様々な角度から考え、独自性を生み出す執念、ヒット商品を生み出す極意を感じることができました。

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2023年06月16日

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キリンを作った男とのセット読み推奨。
淡麗、氷結などのロングセラーの開発秘話を勉強することができた。

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2023年03月22日

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ネタバレ

チューハイの氷結、麒麟淡麗名(発泡酒)、ノンアルのキリンフリーを生み出した和田さんのマーケ本。

人々、世間を良くするものか
真のオリジナリティがあるか
100点満点以上か
と言う軸で新商品開発を行うらしい。

氷結は、ダイヤ状のパッケージ、凹凸のアルミ、光が反射する、開けた時のポコポコ,パキパキと言う音、などを他社には真似できないようにして、若者向けのおしゃれな飲み物、と言う立ち位置に気づき、ビールなどおじさんのイメージが強いアルコール飲料の中でポジションを築いた。

今では当たり前だが、ノンアルビールでは、
飲酒運転への事故がなくなるような未来を描いて作り出された。
今後中長期でこうなっていくであろう、こうしていくべきであろう、と言う未来から逆算して、そのためにはこう言うビールが必要だと考え、当時は1%未満であればアルコールが入っていた中、完全0.0%のノンアルにした。

そんな商品開発において和田さんが大切にしていること3つ
1.インプットの総量
2.ビジョンへの熱量
3.ひらめきを逃さない力

インプットの総量はまず大前提。
普段読まないジャンルの本なども敢えて読んでみる。また、居場所や普段付き合わない人との場も設けてみると視野が広がる。
また、数回の試行錯誤では新商品のひらめきにまで至らないことはあるあるなので、そこへの執念、何度も試行錯誤してようやく当たるもの。

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2023年01月23日

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商品開発をするには何が大事か、何がしたいのか。
立ち止まって考えさせられる本でした。

このような、いわゆる「天才」が書いた本は
圧倒的エビデンスに基づいて、ロジカルに、人を圧倒するようなメソッドで語りがち。

でも、この本は誰もが実践できることを落とし込んで丁寧に伝えてくれる本でした。
自分でも筆者のような天才になれるかもと思わせてくれる本です。

商品開発初心者や、新人のマーケッターなど
入り口にぴったりな本かと思います。
また読み返してみようと思います

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2022年12月28日

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本書は、「麒麟淡麗(生)」「キリンフリー」など、ロングセラー商品を数多く手がけたヒットメーカーによる商品開発の指南書。
ドラマチックなストーリーで、現場のノウハウが詰まってはいるが、ビールがあまり好きではなく、またそうした業界で働いていない私には、やや”遠い世界”のような感じがして、途中から読むスピードが遅くなってしまい、最後はパラパラと拾い読みに。
ただ、筆者の「”どんな未来をつくり、社会に貢献したいか”を考え、インプットや日頃の観察でひらめきさえも習慣化できる」という言葉は、すべての仕事に通じると思う。

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2022年09月25日

Posted by ブクログ

・勇気を出して、運営サイドに飛び込むこと。ネットワークが広がり、知見も深まる。
・まずは10分で企画書作成に取り掛かる。ネットで調べてから、あの資料を探してからは、後回し。
・商品開発は、言葉を開発すること、世の中に変革を起こすことが出来る、たったひとつの言葉を見つけること。

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2022年08月12日

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