【感想・ネタバレ】Unlearn(アンラーン) 人生100年時代の新しい「学び」のレビュー

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Posted by ブクログ

今までの延長線上で考えても発展はない雰囲気。一つ、別の視点で見てみたら、だいぶ世界が変わるのでは、というアプローチ。納得しました。

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2023年10月14日

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リスキリングの本の中に出てきた言葉「アンラーニング」。これが気になり検索したところ、探したところ本著が見つかりすぐに入手しました。

ちょっと難しそうですが、一部は読書から得るものがあると知ったので、引き続き読書から新しいことを学び続けようと思い直すきっかけになった本です。

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2023年04月02日

Posted by ブクログ

近年脚光をあびている「アンラーン」を解説した書。さくさくとよめました。

学習とは、どんどん知識や情報をプラスにしていくこと、それによって思考の力を高めていくことです。そのプロセスの中で、インプット以上に大切なことがあります。それが「アンラーン」といっています。

アンラーンとは、これまで学習したものを取り去って新しい学習を行うという意味ではなく、これまでに身に着けた思考のクセを取り除くことです。

経済学者である柳川範之氏がビジネスを対象としてみたアンラーンと、為末大氏がスポーツのスキルとして捉えたアンラーンが具体的な例として描かれています。

これまでの学習をし続けていくと、新しい環境で行き詰ってしまいます。これを防ぐのがアンラーンです。

アンラーンが本当に必要なのは、何かの学びを得ていて、それなりの成功体験を持っている人です。

アンラーンは、アメリカのビジネス界で注目されている手法で、「いったん捨て去る、取り外す、忘れる」といった意味です。身についた変なクセを直すというイメージです。それをクセのない、ニュートラルな状態へもどすです。一からすべてを忘れて学び直すわけではありません。

目次は以下です。

はじめに 大人にこそ不可欠な「新しい学び」アンラーン
Chapter1 学びの質を高める方法 アンラーンとは何か
Chapter2 実践アンラーン 自分を「新しく学べる状態」に整える方法
Chapter3 アンラーンを阻む7つの壁と、乗り越え方
Chapter4 「アンラーン」を人生とキャリアの武器にする方法
あとがきにかえて 僕たちがアンラーンに「前のめり」な理由

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2022年06月27日

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一生涯学ばないと生きていけないと言われている100年時代。
学びよりも今持っている思考や慣習をあえて捨てる、アンラーンが必要になります。

いつもこうしてるから、やったことがないから、今まで積み上げてきたものがある...

これらは成長を止め、変化に適応できなくなる原因になります。

自分を客観視して、一旦思考の癖を取り除くことで、新たな考えやスキルが入ってきます。
水がいっぱい入った桶は水を捨てた分、新しい水を入れることができます。

そんなイメージで、手放す⇄入れるを繰り返すことを小さく続けていくことが今を生きるポイントなんだなと思いました。

良書です!

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2022年06月25日

Posted by ブクログ

思考のクセを認識し剪定→適応する為の余白を作る。

特性を伸ばす方向を俯瞰し整えることが過ごしやすさとなる。
外の変化が急激な時代に、内の変化はどうだろう?と見つめ直すきっかけに。

思考整理、自己理解を深められる一冊。

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2022年05月14日

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アンラーンは学ばないということではなく、経験や学びを捨てるということでもなく、枠組みを外してみるということ。

環境を変えてうまく行かない人、真逆でずーっと同じ環境にいる人
にオススメ。

一度立ち止まり自分のクセに気付いて、無意識のうちに入り込んでしまっていたトンネルの外に出てみたら可能性は広がるよね、という話です。コロナ禍の強制アンラーンにどんどん便乗してみんなが箱の外からものを考えられるようになったら良いですね。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

・「アンラーン」とは、これまで身につけた思考の
 クセ(パターン化した思考)を取り除くこと

・変化の多い時代だからこそ、変わり続ける勇気
 と気概を持ち値づけなければならない

・「アンラーン」することにより、柔軟な発想がで
 きるようにしておくことができる

・「思考のクセ」から解放される
 固定化されたパターンかを一旦忘れる
 一点に集中しすぎていると思ったら立ち止まる
 これまでの「当たり前」や既存の概念を捨て去る

・アンラーンを阻む7つの壁
①「このままでいいんじゃないか」
②「今あるものを手放したくない」
③「せっかくここまで頑張ってきたのだから」
④「自分におやり方でやりたい」
⑤「あの人の言うことなら間違いない」
⑥「だって、これが好きだもん」
⑦「バイアス・思い込み」
    ↓
 自分の中に「優秀なコーチ」をもつ
 自分自身を再定義する
 変化し続ける強さの源「コア」を知る

・頭の中に余白をつくる

・「学び」というのは、経年劣化していくので、
 常に継続的に学び続けないといけない

★批判的思考のようなものと捉えてよいのではな
 いか

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2024年03月06日

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言葉からして忘れること?とイメージしてましたが木々がさらに茂るための剪定と説明されていてなるほど!と思いました。

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2023年12月14日

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自分の持っているスキルの棚卸しの考え方としてとても興味深い内容だった。
アンラーンという考え方についても、スポーツ選手の癖を例題にして説明してもらったのでイメージしやすかった。
定期的に読み直したい。

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2023年04月12日

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組織には、自分の守備範囲を限定したがる人や過去の前例を踏襲したがる人がいる。この本は、固定化した思考に気付き、変えることで、変化の著しい時代に適応することを目指す。
今まで最適だと思っていたやり方が、いつの間にか陳腐化していた、ということは意外にある。無意識・無批判にこなしていることを折に触れて振り返ることの重要性を改めて教えられる。

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2023年03月31日

Posted by ブクログ

ちょうど人生や今の会社でやってきたことの棚卸しをしたいと思い手に取ったのが一年ちょっと前。その後忙しくなりほとんど読めてなかった。

アンラーンとは棚卸しと理解していたが、それにあわせて頭の半分を空っぽにするなど具体的なイメージが湧いてきて良い。

異色の経歴をお持ちの経済学者の柳川さんと、思索する陸上選手として現役時代から知られている為末さん、2人の話が程よく噛み合い、違うベクトルに行き、と展開も面白かった。

電車で読んだのでチェックリストちゃんとやれていない。改めて読みます。しかしもっと早く読めばよかった。

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2023年03月19日

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為末さんが気になり出したのと自分を見つめ直したくて買った一冊でした。
何が大事だと思っていることに自覚的になる、他者からの評価を大切にする、などなど考え方が豊富に示されており、理解を深めた。
海外の選手との練習量の比較の話が一番刺さった。

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2023年02月04日

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変化の激しい時代、過去の成功体験がもう一度同じように通用することがほとんどない。

そんな中で、無意識な自身の思考や言動のクセや、いつの間にか当たり前(べき論)だと思っている事を認識し、その必要性を見直したり、理由を省みる。

その結果、どんな変化にも対応できる柔軟性を持つことができる。

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2022年12月08日

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自分の癖を知る
成功者(勝利者)にある体験は、過去の成功経験から固定概念が邪魔となり、実は思った以上に成功しない(レベルが上がっていない)現象をよく観る。よって固定概念を捨て、解放し、見直す事が一歩前に進めることに繋がる、と言う。「アンラーン」(癖・思い込みを捨てる)という概念は、その状況、一時スランプ状態からの突破する「技」と言うことだ。世の中は常に変化しており「このままでいい」、「慣れている」、「今更覚えたくない」をやめること。バイアス(思い込み・偏り)は成長を阻害し、それは実は「時代遅れの人間」になると言うことを知っておくべきなのだ。

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2022年11月07日

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アンラーンとは何か?どういうメリットがあるのかを分かりやすくまとめた本。
学習しない、忘れるとか言うものでは無く、無意識のうちに身についてしまった自分の癖を、自分なりに確認し、一度元に戻して考えてみるというもの。また一旦頭の中に隙間(余白)を作って新しいものが入る様にして置くのも良いと。
非常に納得出来る考え方だった。

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2022年08月20日

Posted by ブクログ

 学者と元アスリートによる「学習棄却」をテーマにした本。想定読者は、ジュニアよりもシニアなビジネスパーソン向けに見える。

 環境変化が激しく進行する一方で「100年も生きなくてはいけない」という状況におかれた我々は、学び直し、生涯学習の必要性を問われている。実際、どうも今までやりかただと通用しないのでは、と「違和感」を感じている向きは増えているのだろう。

 「アンラーン」とは、「これまで身につけた思考のクセを取り除く」ということである。「思考のクセ」というのは、環境に適応してパターン化した思考のことであり、これを取り除いて「ニュートラル」な状態までまずもっていくのが、「インプット」以上に大切なことではないか、という話である。

・インプット重視になっている人は、自分が知らない間に「あれも」「これも」抱え込んでいることに気づくこと。
・何かの学びを得ていて、それなりに成功体験を持っているにこそ、「集中と思考の固定化」をしている可能性が高いので、アンラーニングが必要。

ということである。

 基本的には、ビジネスパーソン向け、あるいは仕事人向けの本だが、アンラーンは、アスリートのパフォーマンス向上に有効な点が、最も説得力があるように思える。野球とハードルの例が面白い。
・王貞治の例。バットの軌道に変なクセがついていると気づいたときに、バットの代わりに日本刀を振って練習。=珠を打つというところから「振る」という行為にまで一度戻って、身体の動きをリセットした。
・為末大の例。ハードルのレベルが上がってくると、ハードルを「またぐ」ようになり、素早くハードルを越えることができても、前に進む勢いがなくなることがある。ハードルの上に「ふすま」があるというイメージを描く、あるいは、ハードルとハードルの間を近づけて、普段は4歩のところを2歩にする、などそもそもの「ゴールまで速くたどりつく」という短距離系種目本来の目的から離れないように勢いをつけさせる練習をする。
などである。

 ただし、そもそもアンラーニングは、ラーニングではないかという気もする。わざわざ「アン」をつけるのは、ラーニングしてしまったヒトがターゲットだからだ。そうしたターゲットは、本当は、自分が大前提にしていることを問い直して、新たな前提のもとに既存の知見(知識、ノウハウ)を再編成するということをすべきではないか。アンラーンの仕方は、1対象の選定、2洗い出し、3なぜこれでよいのかの判断、4必要な変更といった流れをとるようだが、これは、「アトミック・ハビット」の考え方と同じに見える。習慣化しているコトを洗い直す。これが、何か新しいこととといえるのか。もっと抜本的な変化を求める向きには、物足りないかもしれない。しかし、変化対応ができにくいのは、習慣化の安定感も一定必要だからである。それをいきなり変えるのは難しいとすれば、こうした漸進的対応もありといえばありかもしれない。トヨタ的なアプローチなので、日本人向き?

 総じて、サッカーのゴールキーパーのPKのポジション、つまり自由に前後左右に動ける態勢に戻るイメージというのは共感する。変化が激しい時代は、まず「ニュートラルポジション」に戻ってみたらどうだろうか、ということは本当にそのとおりだ。

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2022年08月02日

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変化の激しい時代に、新たな学び方として「アンラーン」という概念を説明し、その方法を解説した一冊。
アンラーンという言葉をそのまま理解しようとすると、学びの否定のようにも感じますが、著者は、「学びの否定ではなく、これまでに学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセス」と定義しています。
これだけを聞くと、これまで既出のリスキリング、意識改革といったものの焼き直しのような印象があり、読み始めた当初は、そのような印象でした。その中で、個人的にいいアクセントになったのは、元陸上選手である為末大さんの経験を活かした部分です。ビジネス的な内容になりがちな所を、スポーツを例えて解説する部分は、分かりやすく、納得もできる内容でした。
個人的に面白かったのは、ウインドサーフィンの「二大下手くそ」の話です。1つは、「ウインドサーフィンと似たようなスポーツの経験がある人」、もう1つは「体力に自信がある人」だそうです。この例えにより、アンラーンの本質や課題が見えてくる気がします。
勉強法といった本は多数ありますが、テクニックではなく、根幹となる考え方を見直すために、興味深い1冊でした。

▼アンラーンは学びの否定ではなく、これまでに学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセス。
 学びによる知識や経験をよりよく活かし、長いスパンで活躍し続けるための、とても重要なステップ
▼「これまでに身につけた思考のクセを取り除く」
 「思考のクセ」というのは、環境に適応してパターン化した思考のこと
▼過去の知識や経験は貴重な資産
 アンラーンとは、そうした大切な資産を手放すことではなく、いつの間にか価値のないものに変えてしまわないように、時代から取り残された”お荷物”にしてしまわないようにするためのメンテナンス

▼学びの質が格段に上がる「アンラーンの技術」
①思考や行動、動作が無自覚のままに固定化・パターン化されていないかを自問する
②アンラーンの対象とすべき最大のものは、日常の判断や習慣に大きな影響を与えている、会社や組織におけるしきたりやルール

▼「固定化した思考」を発見し、解きほぐす方法
①無意識にやっていることを洗い出す
②「いつも」「これまでは」「通常は」の思考にとらわれていないかをチェックする

▼日々、小さなアンラーンを実践するための8つの方法
①日頃から、「これは、今の会社(環境)じゃなくても通用するだろうか?」と自問自答しておく
②今の仕事に就こうと思った理由を改めて自分に問う。その理由に対して情熱を傾ける
③中学生をはじめとする専門外・業界外の人に、仕事や熱中していることを説明する。その「伝わらなさ」から「自分のクセ」を発見する
④多様な年齢、仕事、国籍、環境の人たちの中に身を置いて、「自分にとっての当たり前」と「他人にとっての当たり前」の違いに気づく
⑤周囲の身近な人に、「あなた」について尋ねてみる。自己認識と周囲からの評価との違いを受け入れる
⑥あえて情報量をセーブして動作や仕事を言語化することで「本質」にフォーカスする
⑦本業とはなるべく遠い副業をして、本業だけに通用する「当たり前」に気づく
⑧「いかになじむか」ではなく「いかに違和感を忘れないか」を大事にする

▼大切なことは、自らの「思考の固定化」ー自分がカルチャー(環境)対応に染め上げられ、フレキシビリティ(柔軟性)がなくなっているのではないかということーに気づくことです。
▼何歳になってもアンラーンを実践し、学び続けていくにあたって重要なことがあります。それは、「人の話を最後までちゃんと聞く」ことです。

▼アンラーンできている状態を改めて整理すると、「それまで無造作に身につけた知識や技能を整理し直し、これから新しい知識や技能を身につけていくために、できるだけ余計なものを外してシンプルに整えることができている状態」といえます。

▼アンラーンを阻む7つの壁
①「このままでいいんじゃないか」
②「今あるものを手放したくない」
③「せっかくここまでがんばってきたのだから」
④「自分のやり方でやりたい」「他人には分からない」
⑤「あの人の言うことなら間違いない」
⑥「だって、これが好きなんだもん」
⑦誰の中にも潜む様々な「バイアス」

▼「早過ぎる適応」:ある条件の下での環境に適応し過ぎると、状況が変わったときにかえって阻害要因になってしまう
▼人間の特徴として、適応し過ぎると成長が止まる

<目次>
はじめに 大人にこそ不可欠な「新しい学び」―アンラーン
「古い習慣」「見直されないルーチン」が成長を妨げる理由
「結果を出したあと」に僕(為末)が直面した“難しさ”
「アンラーン」は、これから誰でも身につけていける
第1章 学びの質を高める方法―「アンラーン」とは何か?
なぜ今、「アンラーン」が必要なのか?
コロナ禍という「強制アンラーン」―あなたはどう対応したか?
変化に対応するカギ「インプット前のアンラーン」
成長の新しい武器「アンラーン」の正体
アンラーンを今すぐやったほうがいいのは、どんな人か?
コラム 柳川範之にとっての「アンラーン」
第2章 実践 アンラーンー自分を「新しく学べる状態」に整える方法
学びの質が格段に上がる「アンラーンの技術」
「固定化した思考」を発見し、解きほぐす方法
思考の固定化から脱却することで「見えてくるもの」
「小さなアンラーン」を習慣化する
日々、小さなアンラーンを実践するための8つの方法
経験や学び―財産にするか、足枷にするかは自分次第
コラム 為末大にとっての「アンラーン」
第3章 アンラーンを阻む7つの壁と、乗り越え方
「前回と同じ」「これまで通り」がもたらす“かりそめの安心感”
アンラーンを阻む7つの壁
7つの壁を乗り越えるヒント
第4章「アンラーン」を人生とキャリアの武器にする方法
アンラーンが、「活躍し続けるための武器」である圧倒的根拠
「なんだかうまくいかない」とき、アンラーンが打開策になる
チャンスは「余白がある人」のところに訪れる
あとがきにかえて 僕たちがアンラーンに「前のめり」な理由

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2022年07月23日

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アンラーンは端的に言うと思考のクセを捨てること。


心に刺さったのは、
チャンスは余白がある人のところに訪れる

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2022年05月07日

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スポーツ選手におけるアンラーンの事例が知れて面白いと思いました。
アンラーンとは平たく言えば、変化するということなのだと思いますが、その変化のためのコストをいかに受け入れていくのかが課題であるなと思います。
自分自身のアンラーンはある意味、変化のコストを自分が払えばいいので、なんてことはないと思うのですが、組織としてのアンラーン、つまり他者を巻き込んでの変化というのが難題であると思います。
アンラーンの必要があるのは上の世代の人たちではあるが、上司たちに働きかけるということ難しいものはないなぁと悩むばかりです。

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2024年02月12日

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変わることに勇敢であれ。
ということかな。

思考することを放棄して、様々な寄る辺に依拠して、昨日と同じであることに安心するという態度では、ある日突然のようにうまくいかなくなるかもしれないよ。

という話だったと思う。

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2023年12月27日

Posted by ブクログ

思考の癖に気づき、見直していくこと。
柔軟であり続けるためには工夫が必要であることがわかり、とても参考になりました。

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2023年12月07日

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為末さんがどのような思考をしているのか興味があったので読んでみた。
将来が分からない・読めないこの世の中で生き抜いていくためにアンラーンが必要であることを説いている。自分で考えていたことも多いが、思考の整理として面白かった。特に昔やっていた方法に実は固執していたり、新たなことの学び方に従来のアプローチをとっていたりするのは確かにと思ったので修正していきたい。

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2023年03月18日

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ネタバレ

人生100年、いつでも学ぶことはできる。
なぜ学ぶことが必要かがわかりやすく書かれていた。
東大の先生ともとオリンピック選手の対談で書かれた本というのが面白かった。

自分の思考のクセを知ること
耳の痛い事を言ってもらえる人を持つこと
大事と思った。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

この本を読みたいと思ったのは、コロナ禍に入り、e-ラーニング連発で学習を強制され、ちょっと前向きになれない上に、仕事の仕方にマンネリを抱いていたからかもしれない。

本書では、「アンラーンは学びの否定ではなく、これまでに学んだ知識や身につけた技術を振り返り、さらなる学びや成長につながる形に整理し直すプロセスです。」とありました。


もうちょい深くみると、「思考の癖を取り除く」、「アンラーンの最初の一歩となるのは、自分の思考習慣を疑ってみるというとこです。」とのことで、元オリンピック選手の為末さんと東大経済学部教授の柳川さんの対談形式で綴られています。

為末さん曰く、身体の動かし方にも癖があって、このアンラーンという概念は、スポーツの世界にも通じるものがあるらしいです。
「適応しすぎると成長が止まる」など、ある程度のレベルになって伸び悩む、マンネリになるというのは、まさにアンラーンが必要なことを示している様です。


大事なポイントとしては、自分自身の「思考の固定化」に気づく事であったり、その行動は言語化及び説明が出来るか?などの振り返りがあり、全てを否定することでは無さそうです。

立ち位置を変えてみる、違う世界観の人と交流する、本を読むなど、自分の世界から少し外に出てみる事が何歳になっても大事な事なんだなということと、今までの成功体験を一旦横に置いておいて、新しいチャレンジをしてみる、もしくはしている人を暫く見ている事なんかも良さそうな事が書かれていました。


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2022年12月17日

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必要性については十分理解できます。ビジネスパーソンの場合ですと異動や昇進でしょうか。異動については業務自体がかわるケースであれば、比較的(今までの知識をいったん脇に置いて)新しいことを学びやすいですが、元からいた部署で昇進などするケースではちょっと注意が必要ですよね、現場担当者と管理者では異なる考え方が求められるケースが多々ありますから。こんなとき、アンラーンという概念を知っていれば早いタイミングで軌道修正できるかもしれません。

ただ、具体的なアンラーンの方法については、手順が紹介されているものの、イマイチ理解するところまでたどり着けませんでした。

人生のなかで何度もそれを必要とする機会に出会うわけではなさそうで、それゆえ再現性を求めるのが難しいのかもしれません。

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2022年08月25日

Posted by ブクログ

アンラーニングの具体的な方法を知りたくて手に取ったんだけど、アンラーンの重要性をひたすら説くばかりでちょっと期待はずれだった。やり方や習慣化のヒントをもっと掘り下げたり、ビジネスパーソンの実例を増やしたりしてほしかったなぁ。

【読んだ目的・理由】アンラーンに興味があったから
【入手経路】買った
詳細評価】☆3.4
【一番好きな表現】そのような環境において大切なのは、染まりたい、なじみたいと願うことではなく、あるいは表面的には対応しながらも最初に感じた違和感ーーなじめないポイントや疑問点ーーを忘れないことです。(本文から引用)

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2022年06月16日

Posted by ブクログ

難しかった。内容的に仕方がなかったかもしれないが、もうちょっと具体例が欲しかった。読書の有効性に言及してたのは○。

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2022年06月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

書店にて興味惹かれ、購入。

変化の激しい時代に対応するためのアンラーンの重要性、進め方を説いた本。木を用いたアンラーンの概念説明はイメージしやすい。
また、現役を退いた後が長いという意味で為末さんのような元スポーツ選手がアンラーンを語ることは、本書の説得力を増していると感じた。

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2022年05月28日

Posted by ブクログ

成功した方法や思考パターンに囚われずに、その状況に合った最善策をしっかりと考えようというふうに読み取りました。

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2022年05月18日

Posted by ブクログ

最近流行りの?バズワード、「アンラーン」
アンラーンって、学ばないこと?じゃないよねってことは分かるものの、
分かるような?分からないような?この言葉を分かりやすく説明してくれている本です。

著者の一人が陸上の為末さんなので、スポーツの例も豊富で、
イメージしやすいかと思います。

この「アンラーン」という概念は、
50代のオジサマが身に付けるべき価値観・考え、
くらいにしか私は思っていなかったのですが、
よくよく本を読んでみると、
視野を広く持ちましょうという意味では、
若者にも必要な概念だと思います。

何よりも(この本には一切書かれていないのですが)
既存の成功体験に縛られている今の組織にこそ必要な考えなような気がしました。
ただし、今の組織で難しいのは、
両利きの経営が求められており、
既存のやり方を進めながら、新しいやり方(アンラーン)も進めるという
両利きの難しさがあるところですかね。
両利きにもこのアンラーンという考え方は適応できるなと思いながら、
この本を読んでいました。

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2022年03月08日

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