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Posted by ブクログ
概ね、出版当時の最新宇宙論が、比較的わかりやすく書かれていると思います。9章10章は宇宙論からの哲学的展開です。この本を読んで、わからないところは別途調べる感じでしょうか。
Posted by ブクログ
内容的に「宇宙のきほん」を扱っているのかどうか、自分の知識では判断がつきかねます。
が、自然科学における研究は、あくまでも人間による営みであることに、うまく触れており、同時に、宇宙にまつわる知見を、しかもできるだけ新しい知見を、可能な限り易しく説明した本だと思います。
自然科学の研究者は、意味もなく難しい、あるいはわかりにくい説明をする人も多い中、この本は、かなりとっつきやすいと思います。
常識に対する疑問の持ち方については、少々ぶっとんだ印象もありますが、決して暴論ではなく、科学的な知見を踏また上でのぶっとんだ疑問なので、勉強になりました。
やっぱり、疑問を持つことは大切ですね。
「わかっている」と思っていることに対してはあえて、「わからない」と思っていることに対しては当然、いろんな疑問を持ちながら、そして調べ、考える姿勢を、これからも大切にしたいと思わせてくれた一冊でした。
Posted by ブクログ
中谷先生はもともと宇宙機がご専門なので、話がそっちに偏ります。
という前提を知っているか知らないかで、だいぶん評価が分かれる本ではないでしょうか。
小学生にはちょっと難しい、中高生向けといった感じですね
Posted by ブクログ
難しいことが分かりやすい表現と例えで書かれている。
もちろん何度読んでも理解不能というか、思考を停止して想像すら及ばないところもあったけど、そこは割り切る。数学者や物理学者の頭の中は一体どうなっているんだ!
宇宙に存在する、砂粒ほどの小さな小さな地球に生きる人間が宇宙を研究し、解明してきていると想像すると、なんだか人間の知的好奇心と脳、技術がすごいなと思う。
と同時に、あまりにちっぽけな存在なのに傲慢さが宇宙一だなとも思った!
これから、人間が宇宙の侵略者にならないことを祈るー!