【感想・ネタバレ】うまれるのレビュー

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Posted by ブクログ

”2010年秋、銀座シネスイッチを皮切りとして封切られるドキュメンタリー映画「うまれる」。その映画の上映時間内に収まりきらなかった企画のきっかけや取材での裏話などが、監督・豪田トモさんの自然体な語りで、ギュギュギュッと凝縮されている一冊。

両親へ「自分を生んでくれたこと」への感謝を、息子に「生まれてくれたこと」への感謝を、妻に「一緒に生きてくれている」ことへの感謝の想いが湧いてきた。
(同性として、伴真和さんの「お父さんになった宣言」にとても共感!)

これからお子さんを出産されるご家族にはもちろん、すでにパパになっている地元の仲間にもオススメしたい。”

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2019年08月15日

Posted by ブクログ

映画もあるらしい。なんとかトリソミーという、ダウン症のような赤ちゃんの話もあり、著者自身の心境の変化などもあり、とても感動的だった。

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2013年08月05日

Posted by ブクログ

妊娠〜出産の過程で、男女それぞれの思いを取材しまとめられた作品。個人的に「子供を産むということ」について考える機会があったせいか、本屋で見つけた瞬間ビビッと来て即購入しました。
今度ドキュメンタリー映画が公開されるようです。近隣では来週から、久々に映画見に行こうかと思います。


こういったテーマでは、女性の作家が女性の心情を書くものが多いイメージがあります。が、この作者は30代半ば・多分?子供のいない男性であり、男性からみた女性の苦労やこれから父親になる男性へスポットを当てられてて、個人的にはとても入り込みやすい内容になっています。


男性は、出産に対して直接子供へ関与できないことに葛藤があります。また、奥さんの体や心の変化を理解することは出来ないようです。
でも、だからといって何もすることがないわけではなく、奥さんの心の支えになれるように出来るだけ一緒にいたり、話を聞いたりすることは奥さんにとってだけでなく、自分自身も父親として頑張ってる実感をもてるようになるのかな〜と感じました。


また女性は、「子供を産むこと」が出来ないとき、女性として価値がないとか何か自分に落ち度があると考えてしまうようです。また妊娠したとしても、10ヶ月もの間、自分の体の中で子供が健康に育ってくれるかという不安は確かにすごいものだと想像します。


僕が一番感銘を受けたのは、第一章での胎内記憶の話です。胎児の時の記憶が残っている子がいて、その子たちにインタビューされた内容が記載されてます。僕はここだけでも一読の価値があると思います。


子供がほしいか?という話になったとき、僕は別にほしくないと言ってました。世の中にはたくさんの子供がいるわけで、将来へ何かを残すのに何も自分の子である必要はないと思っていたのが1つ。もう1つは、子供がほしいとパートナーに伝えるのは彼女にとってプレッシャーになるのではないかと思ってました。


これを読んで考えが変わったのは、「出産」という経験は一人の人間としても夫婦としても成長するための機会ではないかと。結果的に子供が産まれる/産まれないに関わらず、若い男女にとっては人生観が変わるような大きな出来事があるような気がします。単純に「子供をいらない」と言って目を向けないのは、今の自分が変わってしまうことへの逃げが含まれているように思います。

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2010年12月05日

Posted by ブクログ

四組の夫婦が登場します。
出産を控えた夫婦。
妻は、幼いころの心の傷が原因で、子供を愛せるか不安。
夫は、最初、自分の遺伝子をあまり残したくないと思っていた。
二人の考え方が出産を通してどう変わっていくのか。

誕生死。
出産日当日に赤ちゃんの心音が止まり、亡くなった状態で生まれた赤ちゃん。

18トリソミー。
いつ、死んでしまうかわからない、障がいをかかえたわが子。
でも、懸命に生きる赤ちゃん。

そして不妊。

本当に柔らかい文章で書かれた本です。
自分自身、遺伝子を残すことに否定的でしたが、少し考え方が変わりました。
「うまれる」ってすばらしい。
ほんとうに奇跡のようなこと。
両親に感謝したくなりました。

映画もみたいです。

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2010年11月10日

Posted by ブクログ

友人に頂いた本。ドキュメンタリー映画『生まれる』に関する本。
誕生死・18トリソミー・不妊など、異なるテーマが描かれている。どのエピソードもとても考えさせられる。生まれてくることは奇跡だと、改めて感じた。色んな夫婦や家族がいて、出産に対する想いもどれひとつとして同じものはない。
この本にしろ『コウノドリ』にしろ、最近涙もろくなってしまっている。

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2015年12月07日

Posted by ブクログ

妊娠4、5ヶ月頃に読んだ本。
まだお腹もふっくら程度で胎動もなかったので、命を授かる奇跡に感動しつつも実感がまだまだ薄かった頃。  

胎内記憶、という話から始まり、様々な妊娠・出産の場面を読み進めるうちに、何度も涙がでた。
電車の中で慌てて本を閉じたり。。

予定日に心拍停止となった夫婦の話が一番衝撃的で、この経験を通して家族になったと思える夫婦の強さと絆に感動した。

産まれてきてくれることは、当たり前じゃないんだなぁと。

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2013年06月21日

Posted by ブクログ

妊娠・出産を望んている人、子育て中の人、いつかは子育てするかもしれないけど今は興味のない人、子どもはいらないと思っている人、男性・女性・すべての「人」へ

この本を読むと、子どもが「うまれる」ことってすごいことだと感じると思う。

子どもたちは、産まれる前のことを覚えているという。
お腹の中の様子や、空の上でのこと、ママを選んできたこと、パパの声を聴いていたこと…そんな胎内記憶を子どもたちは語るらしい。

妊娠、出産って奇跡なんだと思った。妊娠しても産まれてこれないかもしれない。障がいを持って産まれてくるかもしれない。けれど、どんな子どもも自分の運命をわかっていて産まれてくる。産まれてくるだけで、とてもすごいこと。

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2013年01月30日

Posted by ブクログ

ドキュメンタリー映画「うまれる」の監督が著した本。どちらかというと妊娠や出産の素人が書いているので、素直に感動しながら書かれている、分かりやすい内容。自主上映が各地でされているので、今年中にどこかで家族一緒にみるつもりです。

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2012年02月18日

Posted by ブクログ

映画を見れなかったので読んでみました。
胎内記憶や誕生死、不妊治療、子供の虐待・・・。それぞれのテーマが奥深いのに「興味を持ったので取材してみた」的なライトな内容が少し残念。出産に付き添ったという取材の内容も、出産したことのある人なら当たり前的な・・・。妻が初めての妊娠、出産をするという男性におすすめしたい。

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

ドキュメンタリー映画「うまれる」の内容(+α)を本にしたもの、らしいです。
(のっけからよくわからない説明でスミマセン)

文章は平易で読みやすい。
個人的な印象だとブログで良く見かけるような文章のイメージ。
内容は、胎内記憶や誕生死、不妊治療に実際の出産レポ…他にも妊娠出産に関わるテーマが多岐にわたって書かれていました。

映画のほうを見ていないので断言はできないのですが、
これは映像でみたほうが面白そうかも。
文章に起こすことによってわかりやすい表現になるものは当然あると思うのですけど、特に最後の出産レポ部分は映像でしか伝わらないものがたくさんありそうというか…。

DVD化とか、されてるのかな。
いつか映像で見てみたいと思いました。

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2012年08月26日

Posted by ブクログ

映画「うまれる」の本。
いま子育てまっさかりで映画を観に行ける状況でないので、せめて空気だけでも触れられたらと思い、本を読んでみました。

誕生死、18トリソミーの赤ちゃん、不妊。
ひとりの人間が元気に生まれるということは、たくさんの天文学的な倍率をくぐりぬけてきた奇跡の結果であるということが、よくわかる。
いま自分のもとに元気な赤ちゃんがやってきてくれたことに、あらためて感謝。

そして、でも、そうでないとしても、それぞれのカップルにはそれぞれなりの形があって、それを受け入れて、楽しむことができている人たちがここにはたくさん登場する。それが、すごいと思う。

あと、へえーと思ったのが、著者の方が独身子無しの男性であるということ。妊娠・出産という出来事から一番遠い属性で、もともとそういったことに関するリテラシーが決して高くなかった彼が、映画「うまれる」を撮ろうと思った、ということが、そのエピソード含めてすごいなあ、面白いなあ、と思った。
そのことはこの本のやわらかい文章や、視点のいい意味での「普通さ」にも表れていて、それがこの本というか映画を決して一部の特殊な話ではなく、ごくごく一般的なものにしている理由だと思う。

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2010年12月31日

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