感情タグBEST3
Posted by ブクログ
親を亡くすというつらい出来事に加え、全てのモノの分別、処理、管理が突然一気にのしかかる。ましてや著者は一人っ子。
が、兄弟はいれば良いというわけでもなく、余計ややこしくなる場合も世の中にはあるだろう。
でもやはり一人で背負うのはつらい。
友人や親戚の力を借り何とか乗り越えつつ、文章として世に発信してくれた著者にありがとう。
タイトルが衝撃的だけど、誰にも起こりうる。
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実家に残している親、いつかやらなければと思いつつ、先延ばしにしてきてしまっているいろいろ。筆者の苦労は明日は我が身。こんなにも大変なのかと改めて思う。
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勝間さん推薦
親が亡くなった場合に起こり得ること
・財産管理
・持ち家管理
老後難しくなること
・ゴミ出し、ゴミの分別
(これくらいできるだろう、と思うかもしれないが
気力体力がなくなっている老後はこれすら難しくなる)
人が亡くなるなど大きな環境の変化が起きた時
・話を聞いてもらえる人がいる安心感
・まめに声をかける
老後、老いはまだまだ先だと思いがち。
でも、必ずやってくる。
元気なうちに財産管理、持ち家をどうするかは本気で話し合っていた方がよいと思った。
親との時間を大切にしたいと思った本。
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遠く離れた実家、元気な父母、でもいつまでもこのままではきっとない。いつか困ることになるのではないか、後悔するのではないか。
その時どんなことが起こるのか。このエッセイに書かれた作者の経験は明日の私自身かもしれません。
「いつか」は急にやって来る。
「わかってはいるけどなかなか行動できない」「まだ大丈夫....」そんな風に思って蓋してしまっていること、ちゃんと見て、考えなきゃという気持ちになると思います。身につまされました。
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親を送るのはまだまだ先とはいえ、読んでよかった!まだ、こういう話するの嫌がるだろうなあ。。でも、忙しさにかまけて全然実家に子どもを連れて行ったりできてないので、そういうことはもう少し意識的にしてあげようかなあと思うのであった。
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〈遠く離れた実家で父が孤独死していたことから始まる、約1年間にわたる
私の行動や心の動きを書き留めたエッセイ集です〉
お母様が緊急入院され、お父様とは月に1回連絡を取り合うだけ。
自責の念にとらわれる如月さん。
近しい者を十分に看護、介護をした場合でも
亡くなった時は後悔が襲ってくる。
(何かできたのではないだろうか)
(苦しませるだけの入院生活だったな)とか?
本書を通していろいろなことを思い出した。
その時々で手続きなども変わってくる。
これから先、参考になることもたくさん教えてもらった。
Posted by ブクログ
・認知症になったら、家族であっても財産を動かせなくなる。
・認知症の親名義の土地の売買もできなくなる
・土地と建物の名義が夫婦で分かれていると、片方が死亡、片方が認知症(本作の状況)でも売りに出せない
(あとで調べる)任意後見制度、家族信託
親が元気なうちに準備が必要ということの意味が身に染みる体験談だった。
しかし、子供ひとり(本作の状況)も大変だけど、子供が複数いる状況で話題を出すのも難しいなぁ。
責任を一人に負わせない工夫も事前に考えておいたほうがいいね。
勉強になった。
Posted by ブクログ
日経の連載で一部を読んだが、身につまされる内容で他人ごとではないと興味を持ち、改めて本を読む。
一人っ子で別居、この環境だから起こったレアケースでなく、この時代、誰にも似通ったことを経験する確率が高い。
まだ著者は大学・就職と地元にいた足跡があるから、実家に戻ってきても周りの人に助けられているけど、それがないと本当に大変だろう。ただ、この先、親戚などの繋がりよりも、近い他人との繋がりが強くなることを期待たいのだが・・・
Posted by ブクログ
「日経xwoman ARIA」で読んで、ちょうど自分にも介護問題が発生しつつあるときだったので、興味をもって読んだ。
起こった出来事はなかなかにすさまじくて、それだけでも読み応えはあるのだが、個人の体験に終始しているというか、困った状況を解決するための手立てや社会的な問題点を追求していこうという感じがあまりなくて、ノンフィクションとしては物足りないものを感じた。
文体もあまり好きになれず。自分が上京してきたときのことを「片道チケットを握りしめ」というのは、読んでいてこちらが恥ずかしくなってしまった。