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「父がひとりで死んでいた」いよいよ書籍化
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2021年の正月が明けて間もなくのこと。
遠く離れた実家で父が孤独死していた、という連絡を著者は受けます。
警察による事情聴取、コロナ禍の中での葬儀、
実家の片付け、残されたペットの世話、
さらには認知症になった母の遠距離介護まで――。
父を亡くしたショックに立ち尽くす間もなく、
突如直面することになった現実をひとりで切り抜けていく日々と、
心の動きをリアルにつづったエッセイ集です。
「日経xwoman ARIA」で連載中の大反響のコラムを書籍化するにあたり、エッセイに加えて“離れて暮らす親のために今できること”という観点の情報コラムを新たに書き下ろすなど、大幅に加筆しました。
・見守りサービスをどう利用する?
・親がペットを残して亡くなった場合はどうすればいい?
・空き家になった実家をどうする?
・親を失った悲しみにどう対処すればいい?
・おひとりさまの老後にどう備えればいい?
2025年、すべての団塊世代が後期高齢者になります。働き盛りの40代~50代が直面するであろうこうした問題について、エディター、ライターとしての豊富な経験を積んできた著者が、自ら体験して調べて得た知識を惜しまず共有します。
Posted by ブクログ 2023年08月29日
親を亡くすというつらい出来事に加え、全てのモノの分別、処理、管理が突然一気にのしかかる。ましてや著者は一人っ子。
が、兄弟はいれば良いというわけでもなく、余計ややこしくなる場合も世の中にはあるだろう。
でもやはり一人で背負うのはつらい。
友人や親戚の力を借り何とか乗り越えつつ、文章として世に発信して...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月20日
勝間さん推薦
親が亡くなった場合に起こり得ること
・財産管理
・持ち家管理
老後難しくなること
・ゴミ出し、ゴミの分別
(これくらいできるだろう、と思うかもしれないが
気力体力がなくなっている老後はこれすら難しくなる)
人が亡くなるなど大きな環境の変化が起きた時
・話を聞いてもらえる人がいる...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月23日
遠く離れた実家、元気な父母、でもいつまでもこのままではきっとない。いつか困ることになるのではないか、後悔するのではないか。
その時どんなことが起こるのか。このエッセイに書かれた作者の経験は明日の私自身かもしれません。
「いつか」は急にやって来る。
「わかってはいるけどなかなか行動できない」「まだ大丈...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月18日
〈遠く離れた実家で父が孤独死していたことから始まる、約1年間にわたる
私の行動や心の動きを書き留めたエッセイ集です〉
お母様が緊急入院され、お父様とは月に1回連絡を取り合うだけ。
自責の念にとらわれる如月さん。
近しい者を十分に看護、介護をした場合でも
亡くなった時は後悔が襲ってくる。
(何かでき...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月06日
・認知症になったら、家族であっても財産を動かせなくなる。
・認知症の親名義の土地の売買もできなくなる
・土地と建物の名義が夫婦で分かれていると、片方が死亡、片方が認知症(本作の状況)でも売りに出せない
(あとで調べる)任意後見制度、家族信託
親が元気なうちに準備が必要ということの意味が身に染...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月18日
日経の連載で一部を読んだが、身につまされる内容で他人ごとではないと興味を持ち、改めて本を読む。
一人っ子で別居、この環境だから起こったレアケースでなく、この時代、誰にも似通ったことを経験する確率が高い。
まだ著者は大学・就職と地元にいた足跡があるから、実家に戻ってきても周りの人に助けられているけ...続きを読む
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