【感想・ネタバレ】ホビットの冒険 (全1冊)のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年05月24日

作者のトールキンは、純粋に子ども向けにこの物語を書き始めたことがよく分かる導入。それが次第に興に乗り、大人にも納得のいくハイ•ファンタジーへと発展した。さらには、重要なプロップとして指輪を登場させた事で、次回作の構想まで立ち上がったのだろう。私達は、この物語に出逢えて幸せだ。

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Posted by ブクログ 2023年04月12日

おもしろい!!

映画『ホビット』を観ているから、
どうしても登場人物をイメージして浮かぶのは、
映画の役者たちなのだけれど、
この冒険、ドラゴンスレイヤーを文章で読めるのが、
なにより嬉しくて楽しい。

ファンタジーの礎。
子どもの頃に読みたかったなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年03月11日

作者が4人の自分の子供たちに語り聞かせた話が元になっている。
一方で、大人である親こそ読むべきとも述べている。
主人公がホビットという種族とはいえ、「中年のおじさん」で、静かな団欒と煙草を愛する冒険など夢にも思わない。おまけに普通であることを自慢に思ってすらいるという設定はいかにも「つまらない大人」...続きを読むを思わせる。
しかし、親である大人も昔は子供だったのだ。
さて、このつまらない大人を思わせるホビットのビルボ・バギンズがどうなるか、
是非読んでいただきたい。

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Posted by ブクログ 2021年11月20日

小学生の頃、指輪物語の方を挫折してしまい、今回リベンジするためにネットで調べてみたらホビットの方が前日譚であることを知りました。
まず試しにと映画の方を目にしたら、そちらがとてもステキではまり、「ならば!」と原作の日本語訳を手にとる決心にいたりました。

映画とは異なる点もかなりあり「あれ?」と思う...続きを読むところも多々ありましたが、やはりこちらもハラハラドキドキ、ワクワクするすばらしい冒険譚でした。
子どもの頃、FFやドラクエといったRPGゲームをひたすらやってきた身としては、こう……胸が熱くなり、こみあげてくるものがありますね。

下巻も楽しく読んでいきたいと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年08月10日

大作『指輪物語』へと繋がるファンタジー小説。
ホビット(小人族のひとつ)のビルボ・バギンズが、魔法使いガンダルフに誘い出され、13人のドワーフ(同上)たちとともに、龍から宝を取り戻す旅へ出る物語。

「地面の穴のなかに、ひとりのホビットが住んでいました。穴といっても、ミミズや地虫などがたくさんいる、...続きを読むどぶくさい、じめじめした、きたない穴ではありません。(中略)なにしろ、ホビットの穴なのです。ということは気持ちのいい穴にきまっているのです」―――といった調子で物語は始まる。語りかけるような文体だからか、馴染みがないはずの異世界へ、読者が自然に分け入っていけるように感じる(瀬田貞二の訳文の巧みさもあるのだろうと思う)。巻頭に掲げられた地図をはじめとした寺島竜一の挿絵も、物語によく馴染んでおり、眺めていて楽しい。

主人公のビルボが、50歳ぐらいの分別ある大人であるのがまた面白い。冒険に憧れる血筋を持ちながら、足を踏み出すことのなかったビルボが、(事件に巻き込まれるだけでなく)大活躍を始めるところで上巻は終わる。下巻の展開がとても楽しみ。

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Posted by ブクログ 2016年03月15日

ホビット族の主人公、ビルボ・バギンスがひょんなことから旅に出て、また戻ってくるお話。
子供向けな語り口調や筋書きの作品とはいえ、古英語(イギリスで5世紀頃に使われていた言語で、今の英語とはまったく違う)で伝えられてきた伝説、イギリスの文化や伝承に影響を与えたと言われる北欧神話や、アイルランド神話など...続きを読む、たくさんの要素が詰め込まれた作品。
作者のJ.R.R.トールキンが児童文学作家である前に古英語の研究者だったことを考えながら読むと、その作品世界の背景の深さにけっこう圧倒される。

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Posted by ブクログ 2014年05月08日

映画を観てから読みました。映画のキャストを観ながら読むのが楽しかった!でも、正直なところ、子どもの頃に自分の想像力で楽しみたかったなぁと少し思いました!それくらい想像をかきたてられる素敵で少しほろ苦いお話。

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Posted by ブクログ 2013年05月02日

DVDを見る前に読んでおきたかったので。

会話の部分になると思わずフフっと楽しくなります。ビルボとスマウグの会話。ゴクリとの会話。あくまで丁寧で紳士風なしゃべり方の中に自分の言いたいことを含ませるという雰囲気がいい感じです。

ちなみに今「指輪物語 追補編」を斜め読みしていて、そこにはなんでガンダ...続きを読むルフがドワーフに協力していたのかなどの背景が書いてあって楽しいです。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

あるホビットの受難本。
これから指輪物語を読もうかなあと思ってる方にもおすすめです。この物語がのちのち指輪物語へとつながっていきます。

ホビット・ドワーフ・エルフ・トロル・オオカミ・魔法使い・ドラゴンが揃い踏み、といういい感じのファンタジー。こども向けなのでさくさくと読めます。
女性がものすごく出...続きを読むてきません。重要人物にはほとんどあごひげが生えています。
よくわからない魔法使いとドワーフ13人に翻弄されるホビット、ビルボ・バギンズ君がかわいそうで面白いです。

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Posted by ブクログ 2023年09月16日

主人公は小物だし、ドワーフはアホだし、ガンダルフはすぐどっか行っちゃうしで、中々へっぽこなパーティで旅をしているのが面白い。
なぞかけで戦ったりみんなで歌を唄ったり牧歌的な雰囲気で楽しく読める。
エルフのイメージが映画では美麗で物静かな一族といったものだったが、この小説だといたずら妖精くらいの立ち位...続きを読む置で一番ギャップを感じた。

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Posted by ブクログ 2023年08月21日

映画が好きで読んだが戦争の話はとても短く原作の方が好みかもしれない。自分では気づかない強さが別の場所では活かされる、自分にある掛け替えのないものとはなんなのだろうか

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Posted by ブクログ 2023年06月12日

日本語が面白いなあ。正しい日本語なのに、今まで見たことがない表現。
「いろはにほへとというひまもなく、〜ちりぬるをわかというひまもありませんでした。」とか「おなかの調子では、いまは絶対にごはんの時間です。」等。優しくて丁寧なのに面白い。ちょうど絵本からもう少し難しい本に挑戦する子供向け、という感じが...続きを読むした。
ホビットって、うさぎみたいだな。穴ぐらに住んでいて、物音を立てずに移動する。Hobbitとrabbit、スペルも似てるし。
ん?ドラゴンのこと「長虫」って言った?!

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Posted by ブクログ 2023年03月02日

映画にもなった「ホビット」原作。ドワーフと魔法使いに連れられて竜のところに宝物を取り返しにいくビルボの冒険の話。

「ホビット」も「ロードオブザリング」も見たこともなければ読んだこともなかった。そもそもファンタジーに興味があんまりない。小さい頃から本はそこそこ読んでたけど、ファンタジーには手をつけて...続きを読むこなかったせいか読み慣れてない。
ファンタジー好きの夫に勧められて読んでみたけど、やる気のないビルボがドワーフの仲間達と旅を続けていくにしたがってだんだん頑張ろうと変わっていくのは読んでて微笑ましくなった。ビルボ、偉いねえ。
でも私が惹かれたのは、ちょっとしたところに挟まれるユーモア。言い回しともいうか…「ビルボは客が好きだけど、事前に客が来ることを知っていた方がもっと好き」だとか、お客さんをもてなすのが礼儀だけど、お菓子がなくなっちゃうんじゃないかと気が気でないビルボとか…なんかその辺りの言い回しというかがめっちゃ好きだった。子どもの時にちゃんと読んでおきたかったな。
ビルボの冒険はまだまだ続くので、下巻も読みます。

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Posted by ブクログ 2022年10月25日

指輪物語の前のお話。児童文学とは思えない。大人も大満足な冒険活劇。
やっぱり私は、ハイファンタジーが大好きなんだ、と思わせる作品。

ほのぼのとした雰囲気もあれば、お先真っ暗な状況まで、読者を冒険の世界に引きずり込む展開はあっぱれ!
翻訳者である瀬田貞二さんの書き言葉も独特でおもしろく、指輪物語で引...続きを読むき続き翻訳されていることも納得。

続いて下巻へ。

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Posted by ブクログ 2022年04月18日

なんとなくずっとあとまわしにしていたのだけどやっと読んだ。
指輪ははるか昔に読んだきりなのだけど、そのときと同じく、やはり疲れるんですよこの長旅が――。
ハイファンタジーって、自分もいっしょに旅した気持ちになるので、なんかぜーぜーする。

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Posted by ブクログ 2020年05月11日

映画を観たことがなくて、恥ずかしながらロードオブザリングも観たことがなくて、まっさらの状態で想像していきました。速読が推奨される世の中だけれど、こういう壮大な冒険はゆっくりじっくりよんで頭の中に想像の世界を築くといい。
はやく続きが読みたい。そのあと指輪物語も読まなくちゃ。

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Posted by ブクログ 2017年05月09日

映画を見たので復習。
なんとなく話の流れと言葉が噛み合わない感じがあって調べたら、瀬田氏訳には色々異論があるのがわかった。
原作好きとしては、これも英文で読まなければいけないのだと思った。
指輪物語より子供向けな感じではあるが、ストーリーは大人が読んでも楽しめる。まあ、訳し方の問題なのだろう。

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Posted by ブクログ 2015年07月12日

映画を観たのでもう恐れることはない!
子どもの頃に読みたかった。ひらがなが多くて読みづらい…ああ。下巻へ続く。

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Posted by ブクログ 2015年01月12日

映画を先行して観てからこちらを手に取る。
映画よりもより登場人物みな人間臭く、そうガンダルフさえよく怒ったりおびえたり、描かれている。
新しい翻訳のものも読んでみたくなった。

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Posted by ブクログ 2014年10月20日

ここからはじまる…
指輪物語の本当の始まりの物語。
こども向けなんで読みやすいように書かれてますけど
結構、面白く読みました。

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Posted by ブクログ 2014年04月16日

映画が面白かったので…
原作は上下巻におさまってしまうんですね。絵本のような口調で訳されていて、ホビットやドワーフの雰囲気が可愛らしく見えます。

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Posted by ブクログ 2013年11月04日

おすすめ度:80点

冒険に次ぐ冒険。一難去ってまた一難。
ひととき、小学校の時の読書に熱中していた時代に戻ることができた。岩波少年文庫を読むのもよいものだ。
映画「ホビット 思いがけない冒険」が公開される。どのような映像になっているのか楽しみだ。

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Posted by ブクログ 2013年06月05日

息子(小6)のために買った本。息子が「めちゃめちゃ面白から読んでみ!」と言うので読んでみた。ドワーフやらトロルやらホビットやら…想像力の乏しい私には、なかなかついていくのが大変だったけれど、大変な冒険の中にほのぼの可愛らしい雰囲気があって、楽しく読めた。

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Posted by ブクログ 2017年08月16日

 冒険への憧れ。 ワクワクと胸躍らせながらたどる道。 見知らぬ土地を歩く楽しさ。 それとは裏腹に沸き起こる未知への恐れ。闇の恐怖。 遠くなる故郷への思い。 本当に帰れるのだろうか。 若い頃、バイクで野宿をしながら旅をしたことを思い出す。 楽しさと、心細さのないまぜになった気持ち。 すべてが冒険のよう...続きを読むで。 すべてが目新しくて。 でも、一人の夜はとても心細い。 日が沈むとザワザワと変わる空気。 火の明かりの届かぬ先に蠢く息遣い。 人里離れた空間は、どこか異世界へ通じているかのような。 が、夜明けとともに訪れる、生まれ変わった空気と生気。 無事、生きていることへの感謝。 冒険譚が好きだ。 しかし、それ以上にこの手の冒険につきものの旅が好きだったんだ。 そう気づかせてくれる作品。  

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Posted by ブクログ 2021年11月14日

児童文学ではあるが壮大なスケールのファンタジー。少年時代にハマった外国のファンタジーを思い出し懐かしい気持ちになった。

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Posted by ブクログ 2018年11月24日

文体は平易でわかり易く、ワクワクしながら読める小説。登場するキャラクターたちは、ファンタジー世界の中のものそのもので、ゲーム好きやこういった文学世界好きのものにはたまらない。ホビットが成長する過程も面白い。

ただ、登場するドワーフの数が多すぎて、個々の性格や行ったことを覚えておくのが少し大変。

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Posted by ブクログ 2017年08月18日

冒険に憧れながらも、家やベーコンを何度も懐かしく思い出すビルボがいい感じ。それでも序盤よりは成長して、ドワーフの仲間たちを助けに行こうとする勇敢さも兼ね備えていくのが心強かった。後編も楽しみ。読み終わったら映画のDVDも見よう。

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Posted by ブクログ 2016年02月15日

児童書で平仮名が多いからなのか、文章に独特の言い回しが多くて、読み進めるのに苦労しました。以前、指輪物語に先駆けて読もうとし挫折したのでしたが、今回はなんとか読み終えることができました。
読み終えると続きが気になるもので、同日に下巻へ手を伸ばしました。相変わらず言い回しには慣れないけれど。

かの有...続きを読む名な魔法使いが「わしにはほかにやらねばならんことがあるので」と言って、まさかの途中離脱に「えぇぇ!?」とビックリさせられました。
まぁ、たしかに、主役はホビットなワケで、いつまでも魔法使いに頼ってばかりはいられないっていうのは解るのですが、なんてドライな。

でも、だからこそわがバギンス君(笑)が、内なる勇気を奮い起こすことに成功し、困難に立ち向かって立派になっていくんでしょうね。
さて、ドワーフたちの宝物を取り戻すことに成功するのか。
それは、どうやって成しえたのか。

下巻を楽しみに読むことにしましょう。

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Posted by ブクログ 2013年12月29日

指輪物語の前夜を描くお話としてあまりにも有名。
読んでなかったし、映画も公開されたし、見に行くつもりなので、読んでみた。

原書房からも翻訳本が出ているんだけど、こっちの岩波版は指輪物語と同じ瀬田貞二さんの翻訳。用語なんかが統一されているので買ってみた。つらぬき丸とか。

原書房版は装丁が評論社文庫...続きを読むの指輪物語と似ているから本棚に並べるには統一感があるし、文体なんかも大人向けらしいので悩んだ。けど訳がひどいらしい。

で、上巻を読んでみて、こーいうの読んでもハラハラドキドキ、ワクワクする気持ちを忘れてしまったなあってことを再認識できた。
昔は「はてしない物語」とか「モモ」とかおもしろく感じたのになあ。
とりあえず本棚に入れておこう。そのうちうちの子供も読むだろう。

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Posted by ブクログ 2013年05月04日

「ゆきて帰りし物語」というタイトルに、センスを感じる。
「指輪物語」の前に書かれた、ビルボの物語。
物語のはじまりの、温かくほのぼのとした感じがとても好きです。情景が目に浮かび、これからわくわくすることがはじまるんだな、という予感もあったりして、物語の世界に誘ってくれます。
良質なファンタジーです。

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