感情タグBEST3
Posted by ブクログ
お互い好意をもってはいるものの、愛の「形」が違う。求めてるものが違うってことかな。
夏子先生は旬の前で「女」にはなりきれなかった気がする。
今回そこまでドロドロでもなく、読後感もさらりとしているけど、物足りない感も否めない。
Posted by ブクログ
《本文より》
「おそるおそるというのではない。
ほしい獲物を悠然とくわえ、飛び去ろうとする、たかのように旬は自分の唇 で夏子の唇を慈しむように聞かせ、やわらかく湿った舌先をすべらせてきた。
その感触に酔いしれ、思わず夏子が緊張をといた途端、二人の唇はたちま ち温かく溶け合った。
口の中が蜜と化した。」
Posted by ブクログ
「一人の女性の孤独を描く傑作長編」「性愛よりも大きなラブ」の帯の惹句に惹かれて読んでみたが。45歳夏子・その旦那・義理の娘・旬、誰にもシンパシーは感じず。なんか怖いな、こういうの、という感じ。