【感想・ネタバレ】クレアが死んでいるのレビュー

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でも、立ち上がって

まだ暑さの残る秋。ある書店で銃乱射事件が発生。被害者の人物像や過去から犯人を追う。事件の捜査1本に絞った作品。87分署で1番若手のパート・クリング。金髪でスラっとして、彼のことを嫌いな読者はいないと思う。そんな彼のクレアが死んでいたのだ。前作と同様に人種差別が根底にあり、貧困層、性被害の問題も取り扱っている。

#泣ける #切ない #共感する

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この小説をもとにした、市川崑監督の映画(『幸福』1981)を最近CATVで見た。割と面白かったので、原作を読んでみた という流れ。

エド・マクベインの作品と言えば、『キングの身代金』をベースに、黒澤明が『天国と地獄』という映画を作ったというのが有名だが、これはさわりの部分ベースで、後半は黒澤オリジナルと言える。

それに比べ、市川崑監督はこの作品をかなり忠実に映像化した。時代が違っても色褪せないのは、物語に流れる不易な部分を扱ったからだろう。市川映画に関するコメントは、また別の機会に譲る。

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2012年07月09日

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