【感想・ネタバレ】山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語るのレビュー

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読みやすくてためになる本でした。
お二人の誠実なお人柄がにじみ出ている対談で、言葉が心にすっと入ってきます。

山中教授のあとがきに、
こどもが親にいちばん言ってほしい言葉として、
「あなたのことを信じている。たとえ物事がうまくいかなくても、私たち親だけは最後まであなたを信じる」
という言葉がありました。
忘れないようにしたいと思います。

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2024年03月21日

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子供は親を意識して育つ
柔道しろと医者になれを守ったのはすごい

私も息子には、ほっとかれても不安にならず、自分の頭で考えてクリエイティビティーを発揮できる人間に育ってほしい

2人の対談形式はとても読みやすく分かりやすかった

対談の途中で、覚えておきたい金言名言集が挟んである
時間がない人はここだけ読んでもいいかも
でも、できたら全体を読んで、最後に金言集を読むようにして欲しい
自分の中で響いた事と見比べてみて欲しい

響く言葉多数でした

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2024年02月23日

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山中教授のお話が共感出来るものが多かった。
納得させられる、改めて子育てのあり方やゴールについて考えさせられた。

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2024年01月23日

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ネタバレ

•今の世の中知識を得てその知識を使って何を想像するかが求められている。

•失敗は「身から出たサビ」と「おかげさま」。
自然にそう思える人がきっと、立ち直れる。ついつい逆になっちゃうでしょ。うまくいったら「俺が頑張ったからだ」って思って、うまくいかないと「みんなが手伝ってくれないからだ」とか思っちゃう。そう考えてしまうと、うまくいかなくなったときに解決策がないというか、立ち直る術がなくなっちゃう。

という言葉が印象的でした。育児に正解を求めず、私たち親だけは信じると子供との信頼関係を築くことが大切なんだと思いました。

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2023年11月03日

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本人に任せる、信じること、感謝を伝え合うことなどが子どものレジリエンスに繋がる。当たり前でありそうでなかなか難しいこと。なぜ大切かが対談形式でまとめられている。
山中教授が教育実習生に柔道の投げ技で投げられ骨折してしまった際の母親の言葉が印象的。
悪いことは身から出た錆、いいことはお陰様。
患者の背景を推察したり、相手に伝わらなかったら自分が悪いと思ったりするなど、謙虚な考え方が印象に残った。

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2023年04月04日

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ネタバレ

親が心配してレールを引くと、子どもは「こんなに心配される自分はダメなんだ」と自己肯定感を下げる。ほっとくのが大事。
「教育」とは、「習慣をつけてやること」。早寝早起きさせたいなあ。
レジリエンスが一番大事。レジリエンスの要素は「自己肯定感」「社会性」「ソーシャルサポート(周囲に助けられていることを実感する力)」
「ヘルプを出せること」も自立。

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2022年11月22日

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山中先生と、大学の同級生で小児科医の成田先生の対談。子育ての先輩であるお二人の生い立ちや、数々の臨床を見られている成田さんの言葉がとてもタメになる。とともに、お二人とも育った環境や親からの影響力が良しにつけ悪きにつけこんなに心に刻まれているものなのかと。子供がどう受け止めているかなんて一々考えながら毎日を過ごせていたらそりゃ素晴らしい親になれるだろうが、心にそのことを留めておいて気をつけようと我が身を振り返った。

レジリエンスを育てることと早寝早起き。いい意味での手放し・ほったらかし。私は言うても毎日8時に寝かせろなんて無理無理、新たなプレッシャーを世の中の親に与えないでくれ〜と思ってしまうが、それをまじめに実践しようと猪突猛進してしまう親もいるかもしれない。なかなか寝ない子や、スケジュール管理できない自分にイライラしてしまうとか。育児関連の本の難しさはそこだよなあと変に同情してしまった。

とにかく山中先生の人柄が伝わってくるところ、人は外からの印象がどうであれうちに抱えるものは本当に百人百様ということを教えてくれる成田先生のエピソード、素晴らしかった。

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2022年07月04日

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山中伸弥先生のユーモラスなエピソードが炸裂する一冊(笑)。
「ラグビー部を卒業したときに、あ、違うか、大学を卒業してすぐや。」とか「体だけじゃなくて頭も鍛えてください。」と言われたとか。
高校のときに「枯山水」というバンドを組んでいたとか。
「枯山水」がブレークしてたらノーベル賞受賞者の山中先生は生まれていなかったのかも…。バンド活動が成功しなくて良かったです。

対談相手の成田先生のプロフェッショナルな向上心が凄いです。
単に医師であるだけでなく、親の状況や、職場環境、生い立ちまで知らないと、ケアの必要な子どもたちに適切な医療は提供できないとのこと。
患者から選ばれる素養も必要だとおっしゃっていました。

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2022年05月25日

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「ほったらかすことで自立する」
「ほったらかしが創造性を育む」
「親子でええかっこしいをやめる」
「親がしてあげられるのは良い習慣をつけさせること」
「一貫性はなくてもいい。面白いと思うことをやればいい。」
「早寝早起き、会話、身体を動かす、泣いたり笑ったりなどのごく普通の暮らしが大事」
「いいことはおかげさま、悪いことは身から出たサビ」

覚えておきたいことが多いけど、きっとこれら完璧なんて無理。1番大事なのは、追い詰めすぎず肩の力を抜くこと。

山中先生の大学学部時代の話が意外で印象的だった。

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2022年03月13日

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レジリエンスの要素に、周りの人に助けられてるっていうことを実感する力があるんだな〜。ありがとうって感謝を伝えることがその第一歩。

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2022年02月21日

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対談形式でわかりやすくおもしろく、やさしい言葉で子育てについて書かれている。子育てだけでなく人生そのものにも響く本。山中教授の後書きに書かれてた「私たち親だけは最期まであなたを信じる」がとても印象に残った。

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2024年05月23日

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・自分で選んだことを失敗しては立ち上がって続けて、自信をつける方が重要。
・「助けて」を言える子に育てる。
・ありがとうとごめんなさいをきっちり言えて、人に寄り添えて、ひとの心を読み取れる人になれたら、どんな職業になっても絶対成功していく。
・早寝早起き朝ごはん。
・いいことはおかげさま。悪いことは身から出たサビ。

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2023年06月30日

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子育てを違う視点から見れて面白かった。
山中教授も成田さんも色々な方と出会い、刺激を受け、目標を持ち様々な事を学びながら今に至っているように感じた。周りの人からの学びは自分の価値観を広げ、人として成長させてくれる。
なので親が出来る事は挨拶が出来るとか自己肯定感を高めるとか基本的な事と子供の心を育てる事なのかもしれない。

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2023年04月09日

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サクッと読める子育て本。ただ、、前提があります。このお二人はなんと塾に行かずに医学部に合格された方です。(しかもお子さんたちも医学部へ)対談相手の成田先生は母親から褒められたことがないことに苦しみ、自律神経失調症ではないかと思われる症状に苦しみながらも、最終的には母親の代わりに家事をしながら医学部に合格されるというものすごい方。普通じゃできません。なので、「この方ができるんだからうちの子も・・」とは絶対に思わないでほしいと思いました。
久しぶりに会う同級生のオンライン会談なのに、会話が成立して盛り上がるというのはお二人の会話の引き出しが多いからではと思い、感嘆しかありませんでした。

●自立とは
わたしも、はじめに紹介されていた意味だと思っていました。しかし、成田先生は「助けてと言えること」としておりとても納得しました。「人さまからの目」が厳しすぎて「自分でなんでもできる子どもに・・」と思ってしまいがち。特に、親や周囲から何か言われたことのある人は特にその意識が強いのではないかと思います。「助けて」と言っても助けられる状況にないのが現実かもしれませんが、助けてと言えることは実は自分が成長するためのひとつのステップなのだということに考えさせられました。

●本書の作品紹介の記述がよくない
全体的にお二人の会話の内容からずれており、誇大広告のようになっているように感じます。
わたしは、本書を読んで、山中教授は自分を天才だと全く思ってないと感じたので、違和感がありました。また、どうすればわが子が山中教授のように育つのか?という視点で読み始めると「ぜんぜん違う」となります。成田先生は女子力は高かったそうですが、山中教授は当時ラグビーに傾倒しておりマドンナとして意識していたようには思えませんでした。。

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2023年01月05日

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ネタバレ

ほったらかしの大切さ
ええかっこしいを捨てる
自己肯定感✖️社会性✖️ソーシャルサポート「助けてと言える力」=レジリエンス(乗り越える力)
早寝早起き朝ごはんが生活の基盤にあること

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2022年11月04日

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神戸大学医学部の同級生二人が子育てについて語る。あまり格式ばってなく気楽なムードの中に多くの金言。

それぞれの未知で活躍したする同窓生。進んだ道は違えども会った瞬間学生時代に戻る。肩の力の抜けたガツガツしない対談だからこそ読者に伝わってくるものがある。
得るところの多い一冊。

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2022年06月04日

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本屋でふと気になって読んでみたのですが、手軽に読めて内容もおもしろくて、そして何よりも山中さんと成田さんが関西弁で楽しそうに話しているのが心地よかったです。

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2022年05月25日

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子育て本ということですが、人生教本としても良い本だと思いました。早寝早起き朝ごはんとか、相手が理解できないと判断するのではなく、相手に伝わらなかった自分が悪いと考えるとか、実践したいことだらけです。また再読したい本です。

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2022年04月20日

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山中先生の名前にひかれて、手に取った。
子育てを語る、とあったので、どのような子育てをすると、先生のような方に育つのか、興味があった。まぁ、遺伝とか環境とかあるので、それだけまねてもね、ですがどこか参考になれば、と…。
・助けてと言えることが自立である
・一番は「早寝早起き朝ごはん」
・相手の視点に立つ

忙しくても、できるだけ寝る。という山中先生の言葉にも共感。
子どもに対して、これからも早寝早起き朝ごはんを徹底していきたい。

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2022年03月12日

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30分ぐらいで読めるので、
リラックスして本を読みたい人におすすめ。
関西弁やからか、めちゃくちゃ読みやすかった(笑)
早寝早起き朝ごはん、レジリエンス(自己肯定感・社会性・助けてと言える力)が大事。

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2024年03月12日

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山中教授と成田先生の仲良しトークを盗み聞きしている気持ちになりました。
御二方の人柄や生い立ちが知れて面白かったです。

子育てについては、あんまり構い過ぎず、でも信じてあげるのが良いのかなと感じました。

早寝早起き朝ごはんが大事とのことで、それくらいは頑張ろうと思った。難しいですが。。

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2024年02月11日

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ネタバレ

「ありがとうとごめんなさいがきっちり言えて、人に寄り添えて、人の心をきちんと読みとれる人になれたら、どんな職業になっても絶対成功していく。」

「子どもは早寝早起きさせて、ちゃんと朝ごはんを食べさせていれば全てうまくいく」

レジリエンス=乗り越え力
「乗り越える力って「自己肯定感」「社会性」「ソーシャルサポート」という3つのパーツからできている」「ソーシャルサポートというのは、「周りの人に助けられているっていうことを実感する力」。つまり「おかげさま」と思える力。」

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2023年11月19日

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 親が子をある程度放っておくこと、早寝早起き朝ごはん、困ったときに周りに助けを求められること、何でも話し合える信頼感がある親子関係の構築、乗り越える力をつけるための3要素(自己肯定感・社会性・ソーシャルサポート)など。対談形式なので、じゃあ具体的にどのようにすれば良いかというレクチャーは不充分。必要な時に手助けできるように見守り、決して過干渉になり過ぎないよう注意する、そして1人の人間として尊重し、やりたいことを全力でサポートするに尽きるのかな。

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2023年11月08日

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iPS細胞の山中教授と、同級生の方の対談。最初みたときは、それほど興味を惹かれなかったんだけど、対談相手の成田さんって、特別支援教育とかもやっているんだね。自分のこれまでやってきたことに微妙に近いものだから、けっこう面白く読めた。たいはんはまぁお二人の若い頃の思い出話、という印象が強いんだけど、問題意識の持ち方とか、関心を持つに至った経緯とか、それぞれ面白かったんじゃないかな。

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2023年04月15日

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そこまで深い話はなく、それぞれの生い立ちを知りながら、子育ての基本の基を考える、という感じ。軽めで語られるが、子供に任せる、自立心を育てることの実践はとても難しいと思う。
レジリエンスは感謝によって鍛えられる、というのは面白かった。

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2023年03月30日

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山中先生しか存じ上げなかったので、成田先生の毒親チックエピソードには辟易してしまうが、山中先生のお人柄がしれたのは面白かった。陰キャだと思ってたけど陽キャなんだなと(笑
全然違う方向からiPSにつながってくのは不思議な縁だなと思うし、
あとは成田先生が早寝早起き朝ごはんの重要性。それだけやっとけば大丈夫!と断言されたのは心強い。
山中教授がノーベル賞とった利根川先生に勇気を出して質問したエピソードもよかったなぁ。

心に残った言葉
「禍福は糾える縄の如し」は、僕的には「人間万事塞翁が馬」

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2023年03月16日

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「高学歴親という病」という本に興味を持ったので、同じ著者である成田奈緒子さんの本ということで読んでみました。
大学の同級生のお二人がフランクに自分の子供時代や子育てのことについて語り合う内容で気軽に読めました。
感想としては、山中教授は控えめで正直な人柄で好人物だな、というのが一番でした。
ただ、この手の話は結果が良かった人のケースしか語られないので、子育てはほったらかしにすればうまくいく、というものではないだろうとは思いました。
また、「高学歴親という病」も読んでみたいと思います。

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2023年02月19日

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2022.05.20

読みやすくてサクサク読めた。
キーワードは何は無くとも「早寝早起き朝ごはん」が全ての基本なんだなと。
夜は20時に寝て、朝は6時に起きるのが理想だけど、両親フルタイム共働きでは21時に布団に入れるのが限界…もっと早く寝かせたいけど、夕ご飯作り、片付け、お風呂、歯磨き、絵本、寝かしつけ…20時に布団に入れるのは物理的に無理だ。
子育て中の身には1日8時間労働は長すぎる。
モヤモヤする。

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2022年05月20日

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科学的な視点やデータに基づく内容ではなくて、山中先生と成田医師の子育て経験則に基づく対話、昔話。神大医学部の同級生の二人。研究者の道を選ぶに至った自らの親子関係を赤裸々に語りながら、子育てにとって重要な事は何かを探る。知的で上品な二人。とにかく、会話が和む。

「禍福は糾える縄の如し」、とにかく腐らずに立ち上がるレジリエンスを。そのためには、助けて!と言える事。ソーシャルサポートを得るため、お陰様という心がけは大切。時には、物事の視点を変えるリフレーミング力を。と、教訓めいた話は目新しくもないが、この二人が言うのなら、という気持ちで染み入ってくる。

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2022年04月09日

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二人とも学者ではあるけれど、同級生の対談であり、かつ、二人の人柄もあってか、肩ひじ張らず、読みやすい本です。
内容としては、タイトルの通りですが、とくに目新しい話題はないように思いました。
個人的には、成田さんの話題については、若干古さを感じる部分もありましたし。

二人の生い立ちや経歴、これまでの苦労にも紙面が割かれており、そういった点も含めて興味がある方には、読む価値のある本かと思います。

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2022年02月21日

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