【感想・ネタバレ】カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

地球温暖化問題の国際協調は、囚人のジレンマで説明できる。各国が合理的選択をした結果(ナッシュ均衡)が地球全体にとってパレード最適にならないため、世界的なジレンマになっている。
パリ協定の長期目標はゴールである。ターゲットではないので、最善を尽くして取り組めばよい。努力目標。
ライフサイクルアセスメント(LCA)=製品が商品寿命を持つ間の生涯にわたる環境影響評価。
エネルギーのグリーン化だけでよいか。
二本は平地面積が狭いため、ドイツより太陽光発電は導入済みで、これ以上の拡大は難しい。
FITからFIP(市場連動型)へ制度が変わる。
風力発電は、年平均設備利用率は35%程度。夏場は20%。北海地域は55%程度ある。
製造業の電力消費は2割ほど。熱利用のほうが多い。
電気料金はコストが2倍以上に上昇する。
スイスの国民投票では、ガソリン増税などが否決された。地球全体に対する寄与率が少ないため、費用対効果が疑問視されたから。
人間の排出量が突出して多い。少子高齢化で減る可能性がある。
電動車は、LCA全体で見ると、バッテリー製造時の排出量が多いため、必ずしも有利とは限らない。
技術の選択肢を増やすこと。最初からガソリンやディーゼルを禁止しないこと。
電炉は高炉に比べて、CO2排出量は1/4。しかし原料の鉄スクラップの確保が難しい。高級鋼を製造することが難しい。
GX(グリーントランスフォーメーション)
ポーター仮説=環境規制が技術革新を誘発し、先んじて導入した国の企業のほうが競争優位を獲得する。反論も多い。
次世代原子力SMR=小型モジュール。一機当たり30~60mW。構造が単純。

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2022年03月10日

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