カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦

カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦

2,200円 (税込)

11pt

3.0

気候問題への対応が“経済”の主導権を左右する!
技術・企業から政治力学まで、何がどう変わるのか?
正しく理解するための最先端の状況を整理・解説する。

「2050年までにカーボンニュートラルの実現を目指す」ことを宣言した日本。カーボンニュートラルが国際的に注目されるのは、地球温暖化への対応が喫緊の課題であることに加え、その実現への挑戦が、社会経済を大きく変革し、投資を促し、生産性を向上させ、産業構造の大転換と力強い成長を生み出すチャンスにつながると期待されるからだ。いまや120以上の国と地域が「カーボンニュートラル」を目標に動き始め、国際的な潮流が加速している。しかし現実には、技術面はもとより、国益をめぐる国家間の政治的問題、社会の変革など、決して明るい未来を展望できる状況にないことも事実。
本書は、カーボンニュートラルという、もうひとつのそして最も注目すべき「新しい日常」の全体像をザックリと把握し、現在何が起こっているのか、課題は何か、2050年に向けて今後どのようなことが起こり得るのか、ビジネスにはどのような影響があるのかを、これまでの脱炭素政策の動向も踏まえ理解できるようにすることを目指すもの。
著者は、海外での再エネ発電投資・事業運営、排出権取引などに関わる経産省、環境省のFSに多数関与するほか、国内企業向けに関連のコンサルティングサービスを提供している。

【目次】
第1章 カーボンニュートラルとは何か
第2章 日本におけるカーボンニュートラルの論点
第3章 2030年の現実解と2050年への展望
第4章 脱炭素経営
第5章 テクノロジーによるイノベーション
第6章 投資とファイナンスの進化

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カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    地球温暖化問題の国際協調は、囚人のジレンマで説明できる。各国が合理的選択をした結果(ナッシュ均衡)が地球全体にとってパレード最適にならないため、世界的なジレンマになっている。
    パリ協定の長期目標はゴールである。ターゲットではないので、最善を尽くして取り組めばよい。努力目標。
    ライフサイクルアセスメン

    0
    2022年03月10日

カーボンニュートラル もうひとつの“新しい日常”への挑戦 の詳細情報

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