感情タグBEST3
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しっかり裏切られる。
驚愕の展開はこのことかと。
垣間見えるサイコパス的要素は
さすが五十嵐貴久といった感じ。
リカシリーズほどではないのでその点は読みやすいが
帰り道は早足になった。
Posted by ブクログ
プロファイリングを主に犯人の絞込みを行っているPIT。
そこにAIを利用したデータ解析での捜査方法を開発していた俊が配属する。
情報は時に役立ち、時にミスリードしてしまう危険なものでもある。
そうなるんですね。参りました!
何と言ったらいいやら、もう読んでください。
やられました
最大の予想が外れました。
叙述トリックのようなしかけは当たりましたが相手やタイミングがちがいました。
つまり、やられたい人、ぜひ読んでください。
ビッグデータ解析とプロファイリング、そして刑事の勘で事件の真相に迫る刑事もの。
大どんでん返し部分も面白かったですが、新しいテクノロジーが登場し捜査手法が変わっていくかもしれないという状況の中で現場の刑事との軋轢とか、どんな組織でもあり得る話で、その辺も面白かったです。
Posted by ブクログ
騙されないように慎重に読み進めるも無駄な抵抗だった...。はい、やられました! ここまでどんでん返ししちゃいますか...。
警察組織だけではなく、様々な組織や企業、個人も変化に対応できないと生き残っていけない未来がやってくるのだろう。続編をお待ちしております。
Posted by ブクログ
面白かった
AIとプロファイリングを使った捜査ミステリー
しかし、AI+プロファイリングの捜査って、そんなに突飛な印象でもないし、普通なのでは?っていうか、ビデオ画像における画像解析ってやっていないの?って逆に思ってしまいます。
AIというよりビッグデータ解析技術ですね。
また、主人公の蒼井俊のキャラクタはイマイチ
一方その上司になるプロファイラの水無月玲は、いいキャラしています。
東京都内で続発する連続猟奇殺人事件「V事件」、その犯人をプロファイリングとAIで捜査します。
AIによる犯人の絞り込み、絞り込むパラメータが甘いです。案の定、その通りになっちゃった(笑)
また、おとり捜査の施策も甘い!
そんなんで犯人が引っ掛かるのか?って思っていましたが、そこは物語。ものの見事に引っ掛かって、犯人確保へ(笑)
と、それとは別に現職刑事が惨殺された事件をまた、俊と玲が追っていきます。
そして、その事件の真相、犯人は?
という展開です。
といっても、これまた、犯人はなんとなく、この人だろうなって思ったらその通りだった(笑)
エンターテイメントとして楽しめました。
Posted by ブクログ
ビッグデータとプロファイリングの組み合わせで犯人に迫る。内容や結末は意外性があって面白かったです。ただ、ちょっと淡々としすぎてるなと感じるところもありました。
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警視庁のプロファイリングチームPITに、ビッグデータのAI解析の専門家蒼井俊が参加。経験や現場重視の刑事を含め、互いに水と油の三者が、動機や証拠が不可解な事件に次々と挑む。
「不必要なほど残された証拠」のために「事件が解決しない」というジレンマ。巨大過ぎる警察組織自体が足枷となる。この辺りは、分野は全く違えど、社会人として自分の仕事を振り返ると、よーくわかる。
中盤まではかなり淡々と進みますが、後半サクサクッと展開し、エッ?!というラスト。
読後、恐怖と虚無を感じました。これが、五十嵐サスペンスか。脱帽です。
Posted by ブクログ
プロファイリングとビッグデータ解析による事件解決を目指す刑事達の苦悩を描く物語。
殺人者を追い続ける中、そっちへ行ってはいけない、という危険な雰囲気の中へ進んでいく緊迫感。
プロファイリングやビッグデータ解析を嘲笑うかの様な終盤の展開。
読み手の期待を裏切り続け唐突に終わりを迎えた物語の構成。
型にはまってない分、不完全燃焼さも残るが、五十嵐作品だと思えば、それもまた一つの面白み(遊び)に感じる。
Posted by ブクログ
ネタバレしないように感想を。
いや~まったく○○○ってませんでしたね。終盤で○○○の○○○○に違和感を感じて「ん?」となり、「ま、まさか」となって、「とゆーことは…」となって「ぐおおお」となりました。
○○が怪しいと思ってたんだけどなあ。
五十嵐先生、こーゆーの、ホント巧いですよね。映画化したらオモシロそうです。
Posted by ブクログ
AIによるビッグデータ分析とプロファイリングのアプローチを、相互補完的に活用した捜査支援を行うという設定は興味深く感じました。また、蒼井の過去や下半身不随という玲の設定から、二人の過去に絡む事件の犯人を検挙するのではと想像し、それらと現在進行形のV事件がどう絡むのかがとても気になり、かなり惹き込まれて読んでいたように思います。
しかし、途中から何か違和感を覚えるように…… まず、下半身不随の玲が床に頭をつけて春の兄に謝罪する場面。実際にどうなのか分かりませんが、正座した状態から額を床につけるには足の筋肉も使うと思っていたので、ちょっとここで引っかかりました。
そこは私の思い込みかもなーとも思っていましたが、決定的だったのは羽生を追い詰める場面。組織の指揮系統を重視していたのに単独行動をとったこと。羽生が屋上から転落死して下半身不随のはずの玲が屋上に残されていた結末があまりに出来すぎていて、強い違和感がありました。そこから、これは十中八九「ユージュアル・サスペクツ」的なアレだな、と思ったら案の定の結末。
ただ、予測がついたから楽しめなかったわけではなく、むしろ想像力を掻き立てられたところは面白かったかも。おとり捜査のシーンは緊迫感があったし、古参の刑事とのギスギスしたやり取りなどの部署内人間関係も、ステレオタイプ的でしたが個人的には悪くなかったと思います。